【HK10S/伊勢だより/2013/192】◎伊勢だより◎九月十日◎業平の松◎

「昔、男ありけり………」で始まる『伊勢物語』は古典文学の名作として有名です。
朝命で伊勢に来た在原業平(ありわらのなりひら)と若き斎王(さいおう)の、うつくしくもはかない恋が描かれています。
斎王とは神宮の祭主として伊勢につかわされた皇女のこと。
一本の松のもと、二人は別れを惜しみ、歌を詠み交わしました。
それから千年。
以来、この松は「業平松(なりひらまつ)」として明和町大淀(おおよど)に残され、いにしえの時を刻んでいます。
九月十日
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

白露(はくろ) 9/7~9/22
大気が冷えて、露ができはじめる。
刈入れが終わった田園に秋の日差しが降り注ぎます。賑やかに飛び交っていた燕も去り、暮らしの中で秋風を感じられ始めます。

「昔、男ありけり………」で始まる『伊勢物語』は古典文学の名作として有名です。
朝命で伊勢に来た在原業平(ありわらのなりひら)と若き斎王(さいおう)の、うつくしくもはかない恋が描かれています。
斎王とは神宮の祭主として伊勢につかわされた皇女のこと。
一本の松のもと、二人は別れを惜しみ、歌を詠み交わしました。
それから千年。
以来、この松は「業平松(なりひらまつ)」として明和町大淀(おおよど)に残され、いにしえの時を刻んでいます。
九月十日
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白露(はくろ) 9/7~9/22
大気が冷えて、露ができはじめる。
刈入れが終わった田園に秋の日差しが降り注ぎます。賑やかに飛び交っていた燕も去り、暮らしの中で秋風を感じられ始めます。