【HK10S/伊勢だより/2013/086】◎伊勢だより◎五月二十五日◎射和文庫◎

室町時代から江戸時代にかけて、現松阪市射和(いざわ)町は軽粉業(けいふんぎょう)―――化粧品や薬品製造の盛んなところでした。
近くを流れる櫛田(くしだ)川に沿って栄えたこの産業は、江戸初期、何軒もの豪商を生み、江戸に大店(おおだな)を出して「伊勢商人」のはしりとなりました。
「射和(いざわ)文庫」の名でのこる歴史資料館は、その一軒竹川家の邸跡で、竹川竹斎(たけがわちくさい)が人材育成のため私財をつぎこんで開設した私立図書館でした。
現在は、そのゆかりの文物を展示しています。
五月二十五日
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小満 (しょうまん) 5月21日〜6月4日
万物が次第に成長して、一定の大きさに達してくる。
昼間は少し汗ばむくらいの陽気です。 夏日になることもしばしば。さつきが見頃を迎えます。新茶の香りとともに一時の安らぎが漂います。

室町時代から江戸時代にかけて、現松阪市射和(いざわ)町は軽粉業(けいふんぎょう)―――化粧品や薬品製造の盛んなところでした。
近くを流れる櫛田(くしだ)川に沿って栄えたこの産業は、江戸初期、何軒もの豪商を生み、江戸に大店(おおだな)を出して「伊勢商人」のはしりとなりました。
「射和(いざわ)文庫」の名でのこる歴史資料館は、その一軒竹川家の邸跡で、竹川竹斎(たけがわちくさい)が人材育成のため私財をつぎこんで開設した私立図書館でした。
現在は、そのゆかりの文物を展示しています。
五月二十五日
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小満 (しょうまん) 5月21日〜6月4日
万物が次第に成長して、一定の大きさに達してくる。
昼間は少し汗ばむくらいの陽気です。 夏日になることもしばしば。さつきが見頃を迎えます。新茶の香りとともに一時の安らぎが漂います。