【HK10S/伊勢だより/2013/085】◎伊勢だより◎五月二十四日◎杉木普斎◎

伊勢は、昔から、茶道の盛んなところでした。
江戸時代の御師(おんし)(神職)杉木普斉(ふさい)は、この伊勢が生んだお茶人の代表です。
千利休の孫宗旦(そうたん)の門に入った普斉は、十七年間にわたって京の師のもとにかよって奥儀をきわめました。
世に『普斉十巻』と呼ばれる奥儀伝書は残念ながら散逸しましたが、清貧を好んで普斉派と呼ばれた遺風をしのぶ人は、今も伊勢には多いのです。
五月二十四日
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小満 (しょうまん) 5月21日〜6月4日
万物が次第に成長して、一定の大きさに達してくる。
昼間は少し汗ばむくらいの陽気です。 夏日になることもしばしば。さつきが見頃を迎えます。新茶の香りとともに一時の安らぎが漂います。

伊勢は、昔から、茶道の盛んなところでした。
江戸時代の御師(おんし)(神職)杉木普斉(ふさい)は、この伊勢が生んだお茶人の代表です。
千利休の孫宗旦(そうたん)の門に入った普斉は、十七年間にわたって京の師のもとにかよって奥儀をきわめました。
世に『普斉十巻』と呼ばれる奥儀伝書は残念ながら散逸しましたが、清貧を好んで普斉派と呼ばれた遺風をしのぶ人は、今も伊勢には多いのです。
五月二十四日
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小満 (しょうまん) 5月21日〜6月4日
万物が次第に成長して、一定の大きさに達してくる。
昼間は少し汗ばむくらいの陽気です。 夏日になることもしばしば。さつきが見頃を迎えます。新茶の香りとともに一時の安らぎが漂います。