【HK10S/伊勢だより/2013/080】◎伊勢だより◎五月十九日◎本店巣つばめ句碑◎

内宮(ないくう)にほど近く、五十鈴川に沿ったわたくしどもの本店の軒には、年ごとに燕(つばめ)が巣をかけます。
その燕と前後するようにしらじら明けの四時に、必ず自分でかまどに火をつけたのが、わたくしどもの八代目夫人浜田ますでした。
この家に嫁に来てから約四十年前に亡くなるまでそうしつづけた明治の女の姿を、俳人山口誓子(やまぐちせいし)先生が表のような句に詠んでくださったのでした。
五月十九日
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立夏(りっか) 5/5~5/20
夏の気配が現れてくる夏の始まり。
伊勢の平野の田んぼではそろって植えられた苗が五月の風に揺れています。五十鈴川では、カジカガエルの声が響くようになります。新緑が目に眩しく、草木は伸び盛り、大地に生命力がみなぎります。

内宮(ないくう)にほど近く、五十鈴川に沿ったわたくしどもの本店の軒には、年ごとに燕(つばめ)が巣をかけます。
その燕と前後するようにしらじら明けの四時に、必ず自分でかまどに火をつけたのが、わたくしどもの八代目夫人浜田ますでした。
この家に嫁に来てから約四十年前に亡くなるまでそうしつづけた明治の女の姿を、俳人山口誓子(やまぐちせいし)先生が表のような句に詠んでくださったのでした。
五月十九日
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立夏(りっか) 5/5~5/20
夏の気配が現れてくる夏の始まり。
伊勢の平野の田んぼではそろって植えられた苗が五月の風に揺れています。五十鈴川では、カジカガエルの声が響くようになります。新緑が目に眩しく、草木は伸び盛り、大地に生命力がみなぎります。