【HK10S/伊勢だより/2013/048】◎伊勢だより◎四月十七日◎神宮籾種石◎ 神宮の宇治橋を渡って、内宮の参道を行き神楽殿(かぐらでん)を過ぎると、やがてご正殿の石垣。 そのいちばん手前のひときわ大きな岩を「籾種(もみだね)石」といいます。 なるほど、形も籾種そっくりです。 西洋ではピラミッド、日本ではお城の石垣などに、巨石を運ぶ苦労話が多くありますが、これも使役に出た昔の人が、家に翌年のもみだねもなくなるほど苦労して運んだ石といい伝えられるものです。 四月十七日