【HK10S/伊勢だより/2013/003】◎伊勢だより◎三月三日◎ 「手こねずし」は、志摩の漁村の素朴な郷土料理です。 もとは漁師の即席弁当で、釣り上げたばかりのカツオを刺身にして醤油にひたし、すし飯と手でこねあわせるところからこの名がつきました。 こね桶は、海女(あま)桶を浅く切った“半切りオケ”で、あしらいの紅しょうがや青じそが彩りを添えます。 素朴さと美しさ、味が自慢の料理です。 三月三日