【HK12S/2012/182】◎L'empire des loups◎2005◎ | HK5STUDIO/CONVENI

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パリのトルコ人街で猟奇殺人の3人目の犠牲者が発見された。被害者はいずれも不法滞在のトルコ移民の若い女性で、顔が切り刻まれていた。手がかりがない中、刑事ポールは汚職や殺人の疑いがある刑事シフェールの助けを借りることになる。シフェールはトルコ人街の裏社会に通じ、やがて事件は「灰色の狼」に結びつく。一方、高級官僚の妻アンナは、自分の記憶障害に悩んでいた。アンナと事件が結びつく時、すべての謎が解明される。
『クリムゾン・リバー』の原作者によるベストセラーを、クリス・ナオン監督が映画化。拷問が加えられて残酷に殺された死体が発見され、新旧2人の刑事が謎を追ううち、1人の女性がそれに関わっていることに気づく…。今回ジャン・レノの役どころは、最後まで善玉か悪玉かわからない、謎めいた刑事だ。なので実質的な物語の進行は、正義感を燃えるイケメン刑事と、記憶を取り戻そうとする女性を中心に語られる。降り続く雨、暗い照明、光りが当らない地下の世界と、陰うつなムードのパリから一転して、陽光のカッパドキアで繰り広げられるクライマックスの銃撃戦と、ビジュアル的にも申し分ない世界だ。
パリを舞台に、記憶喪失に悩む高級官僚の妻と、トルコ人街で起きた連続猟奇殺人事件の謎が一つに繋がってゆくミステリー・アクション。「クリムゾン・リバー」の原作者として知られるジャン=クリストフ・グランジェのベストセラー小説『狼の帝国』を、「キス・オブ・ザ・ドラゴン」のクリス・ナオン監督が映画化。主演はジャン・レノ。ヒロイン、アンナを演じるのは、「ブレイド」のアーリー・ジョヴァー。
ジャン=ルイ・シフェール(ジャン・レノ)は、パリ警察の悪名高き刑事。国家警察功労賞を受賞するほどの手柄をあげるかたわら、ダーティな捜査のやり口から汚職と暴力の噂が絶えない。今も殺人の容疑を持たれた彼は、半ば幽閉されるように療養所で暮らすことを余儀なくされていた。そんなシフェールのもとに、刑事局の若き刑事ポール・ネルトー(ジョスラン・キヴラン)が訪ねてくる。トルコ人の裏社会に精通し、組織からも一目置かれているシフェールの知恵を借りるためだ。いま、ネルトーが追っているのは、パリ10区のトルコ人街で起きた猟奇連続殺人事件だった。3人の犠牲者は、不法滞在するトルコ移民の女性。いずれも、その顔は身元が判別できないほど切り刻まれ、脚の骨は無残に打ち砕かれていた。しかし、それ以外に何の手がかりもないこの事件を、たったひとりで再捜査するネルトーには、どうしてもシフェールの協力が必要だったのだ。ネルトーの必死の説得に応じ、しぶしぶ重い腰を上げるシフェール。死体公示所で3人目の犠牲者の検死に立ち会った彼は、脚を砕く拷問のやり方がトルコの宗教儀式にのっとっていると断定。さらに詳しく犠牲者の身元を洗い出すべく、密入国の手引きをするトルコ人組織<イスケレ>のアジトに乗り込んでいく。そのアジトで、殺された女たちのファイルを入手するためにシフェールが使ったのは、ボスの指をナイフで切断するという残忍なものだった。彼の冷酷非情なやり方に、強い反発を覚えるネルトーだったが、いっぽうでは、「オレの法がすべてだ」と豪語するシフェールの辣腕ぶりを認めないわけにはいかなかった。シフェールが強引に入手したファイルから判明したのは、殺された3人の女が似通った顔立ちをしていたこと、そして、彼女たちが人違いで殺されたという事実だった。ならば、犯人は誰を狙っているのか? 捜査をすすめるシフェールとネルトーの前に3ヶ月前、警察の治安部隊に連行された謎の女の存在が浮かび上がってくる。彼女の名は、アンナ(アーリー・ジョヴァー)。内務省の高級官僚の妻として暮らしてきた彼女は、自身のその記憶に疑問を抱き、本当の自分を知るため逃走を開始したところだった。電話帳で探した精神科医の協力を得て、抹殺された過去を取り戻す努力を始めるアンナ。時を同じくして、彼女の捜索に乗り出したシフェールとネルトーは、アンナを亡き者にしようとしている組織が、オスマントルコ帝国の復権をたくらむ国粋主義組織<灰色の狼>であることをつきとめる。相手にしている敵があまりにも強大であることを知り、ネルトーに手を引くよう忠告するシフェール。そんな彼が、<灰色の狼>とつながっているのではないかと、疑惑の目を向けるネルトー。彼の読みを裏付けるように、シフェールは、同じようにアンナを追っていた治安部隊の隊長に取引を持ちかけ、自分がアンナを暗殺すると申し出ていた。果たして、シフェールの狙いは何なのか? 彼は本当に<灰色の狼>の一員なのか? そして、アンナはなぜ、命の危険を冒してトルコへ戻ろうとするのか? すべての謎は、<灰色の狼>が潜むカッパドキアの山中で明らかになる。

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