【HK12S/2012/133】◎Romeo+Juliet◎1996◎ | HK5STUDIO/CONVENI

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反目しあう二大財閥のモンタギュー家とキャピュレット家。ある日、仮面舞踏会に潜り込んだモンタギュー家の息子・ロミオは、そこで知り合ったジュリエットをキャピュレット家の娘とは知らず恋に落ちた。結婚を約束した2人。だが、ロミオの親友をジュリエットの従兄弟に殺されたことから、ロミオは逆上してその従兄弟を殺してしまうのだった…。
過去何度も映画化されている、シェイクスピアの有名な戯曲を設定を現代に置き換えた作品。憎み合うモンタギュー家とキャピュレット家をギャングに変更したり、アクションやミュージカルの要素が絡むなど、思い切ったアレンジが加えられている。アロハを着たロミオを演じたディカプリオ、より可憐なイメージのジュリエット像を作り上げたクレア・デインズの演技も素晴らしい。
四世紀にも渡り演出家・俳優たちの創造力を刺激し続けてきた近代劇の祖シェイクスピア。その代表的悲恋物語『ロミオとジュリエット』は、フランコ・ゼフィレッリ監督版(68)をはじめ、ロバート・ワイズ監督による翻案「ウエスト・サイド物語」(61)など、とりわけ好まれて映画化されてきた題材。その90年代版決定打と呼ぶべき本作の監督は、処女作「ダンシング・ヒーロー」で注目されたオーストラリア出身の俊英バズ・ラーマン。2作目となる本作は、主演ロミオ役に「バスケットボール・ダイアリーズ」のレオナルド・ディカプリオを迎え、満を持してのハリウッド進出。ジュリエットには、世界規模のオーディションの末「若草物語」のクレア・デーンズが起用された。原作の台詞を生かしつつ、映像では大胆に現在の風景を紡いでいく脚色は、ラーマン自身と盟友クレイグ・ピアース。製作はラーマンと「エム・バタフライ」のガブリエラ・マルティネリ。スピーディーな映像表現に貢献したのは、撮影のドナルド・M・マカルパイン(「今そこにある危機」)と編集のジル・ビルコック(「キルトに綴る愛」)。ピアース、ビルコックと、美術のキャサリン・マーティン、衣裳のキム・バレットは、「ダンシング・ヒーロー」に続いての参加。もう一つラーマンの「誇張された青春映画」スタイルに欠かせない音楽は、「バットマン・フォーエヴァー」の才人ネリー・フーパー。カーディガンズ、ガービッジ、レディオヘッドら、旬のバンドが時代の空気を表現している。共演として「ザ・ファン」のジョン・レグイザモ、「クルーレス」のポール・ラッド、「スモーク」のハロルド・ペリノー、「ヒート」のダイアン・ヴェノーラ、「ニクソン」のポール・ソルヴィノ、「推定無罪」のブライアン・デネヒー、「エイジ・オブ・イノセンス」のミリアム・マーゴルイズ、「ジャイアント・ピーチ」のピート・ポスルスウェイトと、多彩なキャストが脇を固める。
ヴェローナ・シティの利権を二分する財閥、モンタギューとキャプレット。両家の反目は連綿と続き、ストリートでは若者たちの争いが絶えない。しかし渦中のモンタギュー家嫡子ロミオ(レオナルド・ディカプリオ)の心を曇らせるのは、かなわぬ恋の悩みだった。親友マーキュシオ(ハロルド・ペリノー)の誘いでキャプレット家の仮装パーティーに潜り込んだのも片思いの恋人に一目会うためだったが、そこで彼は天使の羽を身に着けた見知らぬ美少女と運命の出会いをする。目と目を交わした刹那から、二人の間で燃えあがる新しい恋の炎。少女の名はジュリエット(クレア・デーンズ)、皮肉なことに、ロミオにとっては宿敵キャプレットの一人娘だったが、一族の因縁も二人の想いを止めることは出来ない。その夜、キャプレット家の裏庭で、窓辺で、プールで、熱烈に愛を誓い合う二人。翌日、ジュリエットは、両親の決めた許婚を振り切って教会へと向かう。秘密の結婚式に立ち会ったのは、理解ある神父ロレンス(ピート・ポスルスウェイト)と介添えの少年達だけだった……。その直後、事件が起こる。かねてからモンタギュー家を目の敵にしていたキャプレット家のティボルト(ジョン・レグイザモ)がついに牙をむく。ジュリエットとの関係を考え、じっと侮辱に耐えるロミオだったが、見かねたマーキュシオが身代わりのようにティボルトのナイフで命を落としてしまう。逆上するロミオが我に戻ったときにはティボルトを自らの手にかけていた。ロミオは街を追放となり、二重の失意に暮れるジュリエット……。同情したロレンス神父が、一計を案じる。薬でジュリエットを死んだように見せかけ、葬儀の後でロミオと駆け落ちさせようというのだ。しかし、計画を知らせる手紙を読む前に、ロミオはジュリエットの訃報を耳にしてしまう。遺体の傍らで悲しみに暮れるロミオが自らも毒をあおった瞬間、ジュリエットが仮死から目覚める。驚きと喜び、そして後悔が駆け巡る。安らかなロミオの死を看取って、ジュリエットも静かにピストルを手に取る……。ヴェローナの街に、いつもと違う苦い朝が訪れた。

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