【HK12S/2012/080】◎A Good Woman◎2004◎ | HK5STUDIO/CONVENI

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1930年代の南イタリア、アマルフィ。ニューヨーク社交界の華、ロバートとメグ・ウィンダミア夫妻は、この地で休暇を過ごしている。ある日、メグの誕生日プレゼントを探していたロバートは、骨董屋で、派手な恋愛経験を重ねてきたアーリン夫人と出会う。夫人の勧めで金の扇をプレゼントに選んだロバート。やがて社交界に、ロバートとアーリン夫人の仲を怪しむ噂が流れる。夫を心から信頼していたメグだったが、やがてその心は揺らぎ始める…。
ヴィクトリア朝時代のイギリスで才気を発したダンディズムの戯曲家、オスカー・ワイルド。本作は、当時のウェスト・エンドでヒットしたワイルドの戯曲、「ウィンダミア卿夫人の扇」を原作に、上流階級に渦巻く滑稽さや、人間の善悪、偽りの関係を描き出したドラマ。南イタリアの高級避暑地を舞台に、ワイルドならではのユーモアと皮肉に満ちた人間描写が時に心地よく、時に辛辣に繰り広げられる。純粋なメグ・ウィンダミアを演じるのは、活躍目覚しい若手、スカーレット・ヨハンソン。一方、スキャンダルな人生を駆け抜けてきたアーリン夫人には、オスカー女優ヘレン・ハント。甘美な秘密に満ちた、本当の「グッド・ウーマン」(原題)の姿を探る上質のドラマに仕上がった。
文豪オスカー・ワイルドの戯曲『ウィンダミア卿夫人の扇』を、1930年のイタリア社交界に舞台を移し変えて映画化。対照的な2人の女性の運命を、巧みな心理描写でエレガントに綴る。出演は「真珠の耳飾の少女」「アイランド」のスカーレット・ヨハンソンと、オスカー女優ヘレン・ハント。監督は「完全犯罪」のマイク・バーカー。
1930年、南イタリアのアマルフィ。この町は世界各国からやって来た上流階級の人々が、ひと夏のバカンスを過ごす高級リゾートとして知られている。そこに、ひと組の初々しいカップルが到着した。ニューヨーク社交界の華として知られるメグ・ウィンダミア(スカーレット・ヨハンソン)と、彼女の夫ロバート(マーク・アンバース)だ。地元の社交界の中心人物であるルッチーノ伯爵夫人(ミレーナ・ヴコティッチ)の案内で、町の見物に連れ出されるメグ。若くみずみずしい魅力をふりまく彼女は、たちまちプレイボーイの英国貴族ダーリントン卿(スティーヴン・キャンベル=モア)の目をひくが、彼の口説きのテクニックも、夫を一途に愛するメグには通用しなかった。一方メグの21歳の誕生日に特別なプレゼントを贈ろうと骨董店を訪れたロバートは、そこで魅惑的なアメリカ人女性のミセス・アーリン(ヘレン・ハント)と出会う。ウィンダミア夫妻と同じニューヨークからやって来た彼女は、華やかな恋愛遍歴を重ねるなかで、数々のスキャンダルをたくましく生き抜いてきた女だ。そんなアーリンのアドバイスに従って、純金をあしらった豪華な扇をメグへのプレゼントに選ぶロバート。以来、急速に接近したふたりの仲は、瞬く間に社交界の噂の的になる。その噂を裏付ける証拠をダーリントン卿が見つけたのは、ウィンダミア夫妻の別荘をたずねた時のことだった。何気なく盗み見たロバートの小切手。それは、ロバートがアーリンに多額の金を渡していることを物語っていた。出会いの日以来、メグにかなわぬ思いを寄せていたダーリントン卿は、「もしもロバートが浮気をしたら?」とさり気なくメグにさぐりを入れる。が、ロバートの誠実さを信じて疑わないメグは、自分たちは模範的な夫婦だと答えた。社交界にはもうひとり、噂を信じようとしない人物がいた。アーリンの中に、外見の華やかさとは異なる良き妻になる素質を見出し、思いをつのらせるイギリス人の大富豪タピィ(トム・ウィルキンソン)だ。アマルフィの劇場でオペラが上演された夜、アーリンのエスコートを買って出た彼は、帰り道に立ち寄った彼女の別荘で、思い切ってプロポーズの言葉を口にする。しかしアーリンは、「私にとって、結婚は日の射さない部屋と同じなの」と言い、タピィの申し出を断る。誕生日を迎えたメグは、ロバートから例の扇をプレゼントされる。大喜びするメグだが、幸せの絶頂は長くは続かなかった。その日、ロバートが外出したあと、誕生日プレゼントを携えて訪ねてきたダーリントン卿に仕向けられるまま小切手帳を開いたメグは、夫がアーリンにたびたび金を渡していることを知ってしまう。激しいショックにかられ、部屋に閉じこもってしまうメグ。そんな彼女が誕生日パーティの会場に姿を現したとき、集まった人々は域を呑んだ。なんとメグは、アーリンが着ていたのと同じ肌を大胆に露出したドレスをまとって現れたのだ。ロバートに対するメグの様子から、夫妻の間に亀裂が生じたことを察するダーリントン卿。彼から駆け落ちの話をもちかけられたメグは、自分自身の傷ついた気持ちをロバート宛ての書置きに記すと、ダーリントン卿のボートに向かう。だがメグには知る由もなかった。アーリンとロバートのスキャンダルの陰に、自身の出生の秘密がからんでいたことを。

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