【HK12S/2011/136】◎JCVD◎2008◎ | HK5STUDIO/CONVENI

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90年代に絶大なる人気を持っていたアクション・スター、ヴァン・ダム。しかし最近では年齢のせいかアクションを演じるのも疲れ気味。金銭トラブルや娘の親権争い、出演依頼もビデオストレート作品が続き、運にも見放されている。そんな彼が故郷ベルギーでたまたま入った郵便局は、強盗が占拠中。警察との交渉役に利用された彼は、今度は犯人と間違えられてしまう。果たしてヴァン・ダムはこの「どん底」から脱する事はできるのか。90年代、ヴァン・ダムは大スターだった。B級アクション・スターと批評家からは黙殺されても、彼の映画を観たい人は世界中にたくさんいたのだ。しかし、そんな彼の主演作もいつしかハリウッド作品ではなく、C級作品が主流に。しかもビデオ・スルーばかりに。この作品はそんなヴァン・ダムが自分のイメージを逆手にとり、自分自身を演じるというアクション・コメディー。銀行強盗の人質になった彼だが、映画のようにカッコ良く相手を倒す事はできない。ハリウッドにジョン・ウーを呼んだのはヴァン・ダムだったが、ジョン・ウーは『フェイス/オフ』にヴァン・ダムを呼ばなかった。ところどころで聞こえる彼の本音も笑える。
「ストリートファイター」などで90年代に人気を誇ったアクションスター、ジャン=クロード・ヴァン・ダムが自分自身を演じるメタ・フィクション・コメディー。製作総指揮も務めた彼は新境地を開いた。監督は長編二作目のマブルク・エル・メクリ。「狼たちの午後」など70年代アメリカ映画に対するオマージュにもなっている。ジャン=クロード・ヴァン・ダム(ジャン=クロード・ヴァン・ダム)、48歳。1990年代を席巻したハリウッド最強のアクションスターもいまや時代に取り残されていた。ギャラは急降下、出演作は劇場公開もされず、ビデオショップの片隅にひっそりと並べられるのみ。久々の大役はスティーブン・セガールに奪われる。私生活では最愛の娘に嫌われ、預金も底をついていた。全ての気力が失せた彼は、ロサンゼルスの喧騒から逃れ、故郷ベルギーのブリュッセルへと向かう。だが、休息のつもりで訪れた故郷で、とどめの一撃をくらうことに。娘の親権裁判の弁護士が、費用を早急に払わないと弁護を降りると通告してきたのだった。窮地に陥ったヴァン・ダムだったが、エージェントによるギャラの前払い交渉が何とか成功。早速、現金の引き出しに向かう。ところが、郵便局に入った途端、銃声が鳴り響き、背後のドアが閉じられる。ちょうど郵便局を襲撃した強盗の仕業だった。犯行グループは郵便局を占拠。ヴァン・ダムも人質にとられてしまう。しかも犯人の一人(ジネディーヌ・スアレム)の企みにより、犯人はヴァン・ダムであると誤認され、マスコミや野次馬が現場に殺到。だが、当のヴァン・ダムは犯人に抵抗するどころか、簡単に脅しに屈し、回し蹴りの手本まで見せる始末。アクションスターとしての力も誇りもなくした彼にできる事は、ただ無抵抗を貫くことだけだった……。

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