【HK12S/2011/018】◎Loverboy◎2005◎ | HK5STUDIO/CONVENI

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70年代、親の愛を十分に得られずに孤立感を味わって育ったエミリー。大人になり両親の遺産で暮らすエミリーは、自分が思いきり愛情を注げられる子どもを欲しいと願うようになる。一夜を共にした男から、ようやく子どもを宿したエミリーは、生まれた子どもポールに自分のすべての愛情を注ぎ、溺愛する。しかし成長したポールは、やがて他の子どもたちと遊びたがり、また学校にも行きたがるようになる。それまでの2人だけの世界が崩れていくのを感じるエミリー。そして彼女がとった行動は…。
『フットルース』のブレイク以降は、『告発』『ミスティック・リバー』と個性的な役柄が多い性格俳優ケヴィンン・ベーコン。その彼が劇場長篇作品に監督として挑んだのが、この『バイバイ・ママ』だ。親離れができない若者がいる一方、逆に子離れができない親も世の中にいる。今まで自分の世界の一部だった子どもが、小学校に行くぐらいの歳になると、淋しさを感じる母親は多いという。子どもは放っておけば自分で友だちを作り、親元から離れていくもの。主人公のエミリーは親からの愛情不足で育った反動で、息子には自分のすべての愛を注ごうとするが、それは自分のエゴなのだ。エキセントリックな性格のエミリーを演じるのは、ベーコン夫人でもあるキラ・セジウィック。その他にも交流関係を活かして、豪華なキャストが脇を固めている。デヴィッド・ボウイの名曲『火星の生活』が、孤独な少女時代のエミリーの心情を表すのに効果的に使われているなど、選曲にも注目だ。
全身全霊で息子を愛するあまり外界との接触を断つ母と、成長し外の世界へ目を向け始める息子の姿を描く親子ドラマ。Sister Mariella Gable Prizeを受賞したヴィクトリア・リデルの『Loverboy』をもとに、「ミスティック・リバー」の俳優ケヴィン・ベーコンが初めて映画監督を務める。出演はベーコン夫人でもある「フェノミナン」のキラ・セジウィック、「マイノリティ・リポート」のドミニク・スコット・ケイ、「クラッシュ」のマット・ディロン、サンドラ・ブロック。
完全な放任主義で育てられたエミリー(キラ・セジウィック)。自分のことなど目もくれない両親から絶えず孤立感を味わい育ったエミリーは、夫はいらない、ただ自分を愛し、自分からも深い愛情で包んであげられる自分の子供を何としても手に入れたい、と考えていた。この願いを果たすため、優れた“種”を探し続け、ついに息子のポールが誕生する。エミリーは惜しみない愛情を注ぎ、外部との接触を絶って育児に専念する。その甲斐あってか、ポール(ドミニク・スコット・ケイ)は利発で想像力豊かな子供に育つ。エミリーにとって、ポールが世界の中心であり、二人で過ごす時間だけが人生の全てだった。しかし成長するにつれポールは同じ年頃の子供たちと遊ぶことを望み、周囲の住民もポールをいつ学校へやるつもりなのかと質問してくる。二人だけの生活を守りたいエミリーは、ポールを連れて逃げるように田舎のコテージへと向かった。だが好奇心旺盛なポールは、そこで出会った地質学者マーク(マット・ディロン)と仲良くなり、エミリーの手から離れて行動するようになる。エミリーは学校に行かせるよりはここの方がマシだと考え、マークを誘惑して利用しようとするが、彼女の思惑を知ったポールの強い抵抗にあって結局町に帰ることを余儀なくされる。小学校へ通うことになり、以前より活き活きとし始めたポール。しかし、画一的な教育が子供の個性や才能の芽を潰してしまうと信じるエミリーは何かにつけしばしば学校からポールを連れ出すが、ポールは嫌がり、学校は子離れに問題を抱える母親の典型だと決め付ける。二人の間に生じた溝がどんどん広がっていくことに心を痛め、そして彼女はある決断を下す。

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