【HK9S】◎稼ぐ人、安い人、余る人―仕事で幸せになる◎2001◎ | HK5STUDIO/CONVENI

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本書は、人材の選別が行われる時代に、「稼ぐ人(ビジネス・タレント)」になるための人材育成方法について述べている。時代に合った本(ネーミング?)のためか、ベストセラーになっている。
「稼ぐ人」とは、自分が勤める企業を仮にやめても稼ぐことができるような実力をもったタレントである。
「安い人」とは、パートタイマーのように、単純労働を切り売りする人です。
「余る人」とは、これまでもらっていた給与に見合う働きができないという評価をされて、勤務先から「あなたは余っている。やめてほしい」といわれる人です。
「稼ぐ人」が1割、「安い人」と「余る人候補」を合わせて8割、「余る人」が1割程度である。
 以下、概要を示す。
第1章 稼ぐ人、安い人、余る人
・企業その他で、「稼ぐ人」(タレント)をめぐる争奪戦がおきている。その最大の原因は、経済的な価値を生み出す源泉が「モノ」から「情報・知恵」にかわったからである。
・人間にしかつくりだせない「情報・知恵」部分として、
 ①「稼ぐ人」の領域:コンピュータが処理できない定型外のところと、コンピュータが処理できるように定型化を行う部分
 ②「安い人」の領域:コンピュータが処理できるようにする「入力」にあたるところ、簡単なプログラム化の部分、対人サービスあたる部分(ハンバーガーショップ)
・「稼ぐ人」のイメージ:ビジネス・タレントの例として、起業家とか創始者、プロフェッショナルや研究者や専門性を極めた匠。
・ビジネス・タレントの特徴
 ①芸術やスポーツのタレントと同じように、「タレント」性をもっている
 ②他に依存せず、自律している
 ③卓越した何かを持っている
 ④革新的で輝いている:タレントがその分野を作り上げたので、彼がそれをつくる前にはモノサシはなかった。
 ⑤仕事を通じて遊んでいる:遊び的な面白さ、能力が伸びていく面白さ、達成感のような面白さ等、仕事が面白くて仕方がない。
第2章 あなたも「稼ぐ人」になれる 7つの「才」の秘密
 以下の7つの「才」は、「自分で考え、自分で感じ、自分で行動し、(その結果を)自分で検証し、自分で改善していく」という意味での「自律」を示している。
(1)志が高く明確である
 ・ビジネスの世界で会った「稼ぐ人」は、皆共通して、はっきりした「志」や「夢」持っていて、それがすべての出発点になる。かつ、夢が実現した際に達成できる「成果イメージ」がみずみずしい。
 ・志は「稼ぐ人」のエネルギー源です。
 ・高い志を身につけるには、①起業家の話を聞く、②夢タイムを確保する。③有名人の伝記を読む、④毎日、仕事の志を立てる等。
(2)現実を直視する力
 ・GEのジャック・ウエルチは、この現実直視こと、最も重要なビジネスのルールとのべている。現実として、①ビジネスの競争はグローバルで、日増しにその激しさをましている、②いかなる職務も終身で保証はされていない、③事業を官僚的にマネージメントするのはおそろしく非効率である、④ビジネスは実にシンプルである。
 ・直視力を身につけるには、①直視タイムの時間をもつ、②10の最大脅威リストを作成、③強み・弱み・機会・脅威分析(SWOT分析)など。
(3)成果へのインスピレーションがわく
 ・成果への道筋をたくさん思いつくこと。
 ・情報洪水でおぼれないためには、コンパス(仮説)が必要なため。
(4)失敗しながらやりぬくタフネス
 ・失敗しながらでもやりぬく、同時に、失敗を通じて学習すること。
 ・失敗にかかわらずやり続ける、つまり、「失敗に強い」ことが、成功するための必須条件です。
 ・どうやって身につけるか:①可能性への集中(一般の人は欠陥や問題点への集中)、②人の目より自分のビジョンなど。
(5)リードしリードさせる
 ・人をその気にさせて、その人の勢いに自分ものってしまうこと。
 ・リーダーは変革をリードし、変化を利用する
(6)学習が早い
(7)仕事で遊んでいる
第3章 タレント開花の「場」をつくる
第4章 時間の女神を口説く
第5章 5つの自戒と「タレント殺しの上司」からの自己防衛法
 能力向上を阻む人から自分を守る9つの防御法(タイプ別の防御法)
①「すぐ怒る人」:怒りの度合いを冷静に観察し、距離をおこう。
②「甘すぎる仏」:実は冷たい人だ。成長のためには、暖かくて厳しい上司を選ぼう。
③「偉い人」:へつらわずに「フラットな目線」での対応を練習しよう。
④「前例の奴隷」:前例は一例とするにとどめ、本質から考える姿勢を貫こう。
⑤「成果横領者」:自分がほんとうに出した成果なら、自分の成長につながると考えて超然としよう。
⑥「仕事独裁者」:むしろそれを利用して、自分は創造的な仕事に時間を使おう。
⑦意志「無」決定者:決定できるようにコンサルティングしてあげよう。
⑧「オタク的専門家」:辞書がわりに有効活用しよう。
⑨「馬鹿にする人」:あなた自身のタレントの根幹にかかわるので、決然と立ち向かおう。
第6章 タレント開発はベンチャー投資
第7章 外国語の習得5箇条
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