新型インフルエンザのワクチンと季節性のインフルエンザのワクチンは別のものです。
それぞれの感染を予防しようと思ったら、両方のワクチンを接種しなければなりません。
2種類を接種することは、人間の体に影響がないのかと思われるかもしれません。
答えは問題なしです。
元々、季節性のインフルエンザワクチンにはその年に流行ることを予想して、インフルエンザA型、B型、ソ連A型の3種類が混ぜられています。
ですからそこにもう1つ新型インフルエンザのワクチンが追加されても問題ないそうです。
但し接種する際には注意点があります。
2種類のインフルエンザのワクチンを両方接種するときは、片方を接種してから最低でも6日間空けてからもうひとつを接種しなければなりません。
同時に接種することが体に影響をあたえるとかいうことではなく、万が一副反応が出てしまったときにどちらのワクチンによるものか判断がつかないからだそうです。
しかし小学生以下はそれぞれのワクチンを2回ずつ接種しなければならないので、合計4回の接種が必要となります。
1回目の接種後2回目接種までは1~4週間の期間を空けなければならないので、4回全て接種完了するには時間がかかります。
しかもインフルエンザワクチンを接種してすぐに効果が発揮されるわけではありません。
接種後実際に効果を発揮するまでは約2週間もかかるのです。
こうしてみると、インフルエンザワクチンを接種して予防するのもかなり時間がかかります。
しかし特例として海外出張などの予定があって時間がない人などは、2種類のインフルエンザワクチンを同時に接種してもいいとされています。
この他にも医者が特例として認めれば同時接種が可能だそうです。
ワクチン接種Q&A
新型インフルエンザ、季節性のインフルエンザ問わず、インフルエンザのワクチン接種に関してのQ&Aをいくつか紹介します。
まずインフルエンザには型がありますが、型が合わないと効果がないのでしょうか。
季節性のインフルエンザの場合、ソ連型やA香港型、B型の混合ワクチンなのでどれが流行っても効果があります。
しかしながら新型の場合はまったく違うものなので、季節性のワクチン接種では効果はありません。
新型は新型用の予防接種が必要です。
同様にしてインフルエンザは風邪や鳥インフルエンザなど、他の病気には効果がありません。
鳥インフルエンザに対するワクチンは現在別途、開発中だそうです。
次に接種資格についてです。
妊婦や授乳中の人は接種可能なのでしょうか。
答えは接種可能です。
インフルエンザワクチン、それは不活化ワクチンです。
病原性がないので、妊婦のお腹の中の子供に影響がでることは考えられません。
しかし十分な裏づけがまだなされていない状況です。
アメリカでは妊娠初期の接種は避けて13週以降が望ましいと定めています。
また母乳を介しての影響もありませんから、授乳中でも大丈夫です。
母親がワクチン接種をしてその母乳を乳児に与えても、乳児にワクチン接種効果はありません。
もしも母親がインフルエンザにかかってしまったとしても、母乳を介して乳児にインフルエンザが移ることもありません。
乳幼児の場合、1歳未満の赤ちゃんにインフルエンザワクチンの効果は確認されていないので、一般的に6ヶ月未満の乳児は接種をしません。
風邪を引いている、他の病気を治療中など体調がすぐれないときは、ワクチン接種は延期しましょう。
体調が十分ではないときに接種すると、ワクチンの効果が薄れてしまうことがあります。