6月30日で結婚して7年。

付き合って10年になります。




夫との出会いは、

友人の紹介でLINEのやり取りから始まりました。


友人は私の障害について

「自分から言うべきだよ」と

私の事を思って伝えてくれました。


なので私の体を彼はまだ知らないー...。


とても怖かった。


過去に実際に会って逃げられた事もあったので

恋愛に対して臆病になり

トラウマになっていました。


ー...そして彼と会おうとなった日。


私はもう傷付くのが怖かったので

全て自分の障害の事や生活において

どのように行なっているのか

写真付きで送りました。


すると彼はすでに知っていたのです。


私がネット上に出て来て

「こういう子何だ」と思ったそうです。


「でも、なぜ黙って自然と

やり取りを続けてくれてたの?」と聞くと


「俺から言うべき事ではないかなと思って」

「気にしないから会おうよ」と

言ってくれたのです。



彼は正直、これまで障害を持った人と

全く接した事がなかった人でした。


でも実際に会った時、

彼は驚く顔を1つも見せずに

とても自然体でした。


四肢欠損症という障害は

100万人に1人の割合と聞いた事があります。


それなのになぜこんなにも

自然に接してくれるんだろう?と

喜びと驚きでいっぱいだった事を覚えています。



実は彼は、私に会う前に

仲良しの友人カップルと会った時に

「今度障害を持った子と会うんだ。

どうやって接してあげれば良いかな?」と

相談していたそうなのです。


すると友人カップルが

こう言ってくれたそうです。


「その子はもう色んな人に出会って

色々な経験もしてきたと思うから

慣れていると思うよ。

だから反対に気を遣うと

その子も気を遣ってしまうと思うし

気にしてしまうと思う。

だから自然で良いんじゃない?」と。


その言葉を聞いて彼は一気に不安がなくなり

私と会おう!と思ってくれたそうなのです。



ご飯を食べる時、

私は足で箸を持って食事をします。


通常は驚かれたり、

すごいねと言ってもらう事が多いです。


しかし、彼は足で行なう事に対して何も触れず

全てにおいてとても自然体でした。



正直、障害を持っているという理由から

"車椅子押すよ"

"何でもやってあげるよ"など

私よりも障害に

目を向けていた相手が多かったのです。


確かに嬉しさには変わりはないけど、

当時はボランティアのように感じてしまい

1人の女性として見てほしいと思っていました。


そんな思い描いていた人に出会えたのが

今の夫だったのです。


ありがたい事に会話も弾んで

彼からの告白でお付き合いする事になり

彼氏として私の両親にも

丁寧に挨拶に来てくれました。



そして付き合って3年後ー...。


私の誕生日にその年の年齢と同じ数の

バラの花束とともに彼からプロポーズ。




四肢欠損の私でも障害を持っていても

夢は叶うんだー...。

とても嬉しく感動に満ち溢れました。



そしてこれまでお世話になった方々に

囲まれながら

結婚式も挙げる事が出来ました。




出会って10年も経てば、ケンカもあります。

慣れというものも出てきます。


でも出会った頃、嬉しかった事、

プロポーズしてもらった時、

結婚式を挙げた時、

色々な事を振り返りながら

気持ちを大切にしていきたいと思います。


これからも娘のめいちゃんと

息子でもある愛犬ぴーすとともに

家族ともどもよろしくお願いいたします。




「小さな勇気が大きな力になる」

そして「あきらめない心」


誰にだってチャンスを掴める時がきっとある。


自分を信じて未来に希望を持って

共に前を向いて歩き続けましょう。








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