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平田けいこの集客文章術。お客様に選ばれる言葉のつくり方

文章スキルなんてどうでもいい!まずは情報整理とお客様視点が大切です。ホームページから大手機関紙の連載や地方企業からの依頼を受注したウェブ集客コピーライターが、集客できる文章を書くためのコツとマインドをお伝えします。ドイツ滞在記や子育てコラムもあり。

新人ライター時代、最も苦手な業務は「捨てる」ことでした。

デスクの整理整頓ができなかったわけではありません。

 

記事のネタが捨てられずにあれもこれもと詰め込んでしまい、何を伝えたいのかわからない文章を書いていたんです。

 

たとえば自社製品の使用感ついてある企業の社員を取材したとき、その方の入社までのエピソードがとても面白かったことがありました。

 

製品についての記事を書かねばならないのに、どーしてもそれを盛り込みたくなってしまった私。

 

無理矢理入れ込んで記事っぽくまとめたものの、上司は見逃しません。

 

書き直しを命じられ、泣きそうになりながら残業をしていました。

 

結局、「本題に関係のないネタを捨てる」感覚を身につけるのに半年以上かかりました(遅っ!)。

 

集客ブログも同じです。

 

 

ひとつの記事につき、テーマはひとつ!

 

これが鉄則です。

 

そうしないと、こんなことになってしまいます。

 

ダメなブログができるまで

 

今日は、『肩こりを改善するストレッチ』について書こう。

 

あ、でも、肩こりにはマッサージも大切だからこれも入れておこう。

 

体の内側からのケアも大事よね。

食事にも気をつけるように伝えなくっちゃ。

 

そういえば、この前、川崎のカフェで食べたランチがとってもヘルシーだったな。

写真も撮ってあるからこれも載せよう。

 

そうだ! あのカフェで偶然、松岡修造を見たんだった! 

雨の日だったのに(※)。

面白いからみんなに知ってほしい

 

 

この調子で書いていったら、

 

肩こりを改善するストレッチで始まり松岡修造で終わる

 

という、意味不明な記事になります。

 

※松岡修造がいるところは

晴れて暑くなるという都市伝説があります

 

これは極端な例ですが、話が二転三転するブログ記事は意外と多いです。

 

もし書いている途中で「これも書きたいな」と違うテーマが思い浮かんでも、グッとこらえて。

 

今すぐ急いで書かずに、次のブログネタに回しましょう。

 

起業家のブログの目的は、

お客様に有益な情報を届けること。

 

 

自分の「書きたいこと」より、お客様の「知りたいこと」を優先する。

 

ここを忘れないようにしましょう。

 

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