長崎くんち、真っ只中ですねぇ。

 

長崎の人、どうですか?

ソワソワざわざわしていますか?

仕事が手につかなくなっていたりしませんか?


九州の方は長崎くんちをご存じでしょうけど、こちら東の人間には馴染みがない、

下手すると聞いたことが無いって人もいたりします。

 

 

 

 

国指定重要無形民俗文化財

長崎くんち

 

<長崎くんち>
長崎の氏神「諏訪神社」の秋季大祭で、毎年10月7日から3日間、長崎の町を
挙げて催されます。
寛永11年(1634年)に、当時の太夫町(後に丸山町と寄合町になる)の高尾と
音羽の両人が、諏訪神社前に謡曲「小舞」を奉納したのが始まりといわれ、
長崎ではこの年に「出島」埋築が着工され「眼鏡橋」が架けられています。

 


長崎人が最も熱狂するという「長崎くんち」

山形人が芋煮会に並々ならぬ情熱を注ぐなら、

長崎人はこのくんちに尋常ではない情熱を捧げるのですよ。

いや、大げさじゃなく。
マジで。

だって私、2018年に現地で観戦して現地の熱狂を肌で感じたモン。


本気で凄まじかったの!
やっべぇぞ!!滝汗

 

 

何故ここまでくんちに熱狂するかというと、

 

江戸幕府は1614年に禁教令を布いて、キリスト教に対する取り締まりを強めていました。
こうした時代背景の中始まった長崎くんちは、庶民の心を神事、つまり日本の祭りに
向けさせるという幕府の政策のひとつだったと言われています。

 

という事らしいです。

 

くんちの始まりが、1634年。
島原の乱が、1637年。

当時の長崎の状況が窺えますね。

要するに

 

キリスト教禁止!ドクロ
そのかわり派手な祭りで鬱憤を晴らせ!
ダッシュ

 

それが見事にハマった、と。

 

禁じられたキリシタンのパッション半端ないわ汗
 

それを立証するかのように、この時期の長崎の街中は 異様な熱気メラメラ に包まれて

いるのです。
 

 

アタイ、幸運にも2018年のくんちを諏訪神社で見ることが出来たのね。
しかも台風が近付いてたってのに、美輪様の御加護で無事に長崎入り出来た奇跡よ☆

色んな演目があって楽しかったんだぁ~音譜 デレデレ

 

今回は、Yahoo!ブログ時代のバックアップ記事を掘り起こして

2018年の長崎くんちを振り返ってみたいと思います。

 

古参フォロワーさん、懐かしの記事ですよ~。

 

 

 

~2018年 長崎くんち~

 

 

 

唐人船
江戸時代、船着き場であった大黒町は、多くの中国船で賑わっていたことから

唐人船を奉納している

 

BUCK-TICK…違った、爆竹鳴らして打楽器も鳴らしてド派手に登場!ドンッ

 

 

 

まきものだって取ったんだから!キラキラ

※ まきもの 
一般に出演者がご祝儀を頂戴した人に差し上げる引出物を「まきもの」という
が、くんちでは演技に先立って町の世話役や出演者が、観客席にこの引出物を
撒く。大体は町じるしやその町の演し物に因んだ図案を染めた日本手ぬぐいが
多い。これは縁起ものである。

 

 

 

阿蘭陀船
大海原を越えて長崎に来航した阿蘭陀船の往時の姿を再現している

コンチキチン音譜 コンチキチン音譜

 

軽快な鉄琴の音、船先にはカピタン。

 

スゴイんだよ~この船!

よく見るとフェートン号事件の失敗で得た教訓、
オランダと日本の秘密信号旗がついているんですよ!

 

白×青の横縞の旗!

 

長崎の人!

気付いてましたか!? (゚∀゚≡゚∀゚)

フェートン号事件については↓過去記事をご覧ください。

 

 

日本史と世界史は繋がっている。

分けて学ぶのはよろしくないと思う。

 

 

この辺りから、熱狂が行きすぎてトランス状態になる長崎人を垣間見たんだわw


まきものが撒かれる度に「こっち!こっち!!」と立ちあがって欲望むき出しよ!

目がイッてる!? 滝汗

桟敷席は斜めだし、狭いし、なんならアルコールも入っているしで
バランスを崩して倒れるオトナが続出! 

斜め向かいのジイさん、よろけて自分の孫に倒れ込んで
寝てた孫は泣き出すわ、まきものはGETできないわ、現場は大混乱さあせる

そんな中、2個目のまきものをGETしたまめクロさんw

さすがに2個は欲張りかと思って、もらってないという

お隣席のオバサマに差し上げました☆

 

 

 

御座船
長崎港警備のための家老が乗る船をイメージした豪華な御座船を奉納

 

ご家老様が乗るだけあって、この船が一番ゴージャスキラキラだったのね!


スゴいスゴいスゴーい!キラキラ (*゚∀゚*)

何がスゴいって、

屈強なオトコ達が見事なツルッパゲ

根曳衆たち、全員スキンヘッドだったのー! 
全員この日のために気合い入れて剃ったんだってー!!

体出来上がったムキムキマッチョな坊主アゴヒゲ衆、たまらーん!ww 笑い泣き

船はデッカイし、豪華だし、大きな赤丸の帆を張って、提灯に灯りが点って、
ゴリゴリ音を立てながら豪快に船回ししたり、勢いよく前進して寸止めしたりして

もうね、もう…

(ノ゚O゚*) ヨイヤ―!キラキラ

内陸生まれの平野育ちなので、船にまったく馴染みがないまめクロさん。

船めっちゃ楽しいよ~音譜 (*´∀`*)

 

 

そしてそして、長崎人が最も激しく熱狂するといわれる演し物

 

 

 

太鼓山(コッコデショ)
福島県の川内村産ヒノキで組まれた太鼓山は今回が初披露となる。担ぎ手である

屈強な男たちが、太鼓山を右に左に大きく揺らしながら踊場に入場。

「コッコデショ」の掛け声に合わせて豪快に宙高く舞い上げる

 

一番見たかった演目です。

興奮最高潮の観客たち! 

ほぼ全員が立ち上がってまきものを渇望!
カオス!カオス!!ガーン
 

ピ――――――ッ!!! 

諏訪神社の境内に高らかに響くホイッスル!

 

ヤーッ! 

コッコデショ!
コッコデショ!


コッコデショ!!!

 

 

 

放り投げた!!ポーン

 

 

 

キャッチした!! (;゚Д゚;)

はわわわわわ。。。

すっげー!!!びっくり

 

まったく動じない!! 

すっげえええぇえ~~~~~!!!!キラキラ

パチパチパチパチ☆ (*゚∀゚ノノ゙


この日の為に仕上げてきたゴリマッチョなオトコ達!

1トンもあるという太鼓山を、全員で息を合わせて放り投げ、そしてピタリ☆と

キャッチする離れ業よ!

担ぎ手、同じくらいの身長体格をオーディションで選出するんですって。
じゃないとバランス崩れちゃうもんね。

しかもこの太鼓山、中に子供乗ってるからねあせる




脱いだ!

筋骨隆々の長崎男子たち!  
筋肉ムッキムキのモリッモリ!!  

萌えるわぁ~~~~~w (*꒪ټ꒪)ダッシュ ムッハー




フンドシの下に短パン穿いてるのは如何なる所存か!?

オトコなら赤フン一丁だろ!
白短パン脱げ!むかっ


コッコデショ!

コッコデショ!

コッコデ



 

ショッ!!!

 

ピタッ!!ダッシュ

 

(ノ≧∀≦*) ヨイヤ―!キラキラ

 

コッコデショはヤバい、熱狂する。
興奮のあまり倒れて救急車で運ばれる観客もいるって聞いたの、納得だわ。

 

現地ですっかりおくんちばかになりましたよw

 

 

長崎、祭りも含めて好きな街です。

関東にはまずない異文化で興味深いのです。

 

精霊流しだけはまだ行ったことないの、でも爆竹が心臓に悪いから

行くの躊躇している。。。

 

 

アタシ、熊本城マラソン落選したら、長崎一人旅にでも行っちゃおっかなぁ~。
ちょうど2月だし、ランタンフェスティバル見て、ハトシ食べて、

カステラ&チョコレート三昧でもしようかしら?

ま、当選するでしょうけどw ニヤニヤ