大浴場

 

白布温泉は正和元年(1312 年)に開湯、程なくして西屋も創業したらしい。
古いよ~。

 

このお宿の温泉がとにかく良いんですよ

 

 

い~湯なんだわ デレデレ

 

この温泉が体の中に溜まった老廃物、ドス黒い悪いもの(特に内面的な)を

排出してくれるのです。
 

 

16:30、誰もいない温泉を独り占め。

 

 

 

お客様へ
この湯滝風呂は、江戸時代中期(西暦1700年頃)に巨大な御影石を組み上げ

建立した白布温泉最古の浴場です。
カランがなければ縁もない、狭い洗い場ですが、失われつつある希少な
温泉文化を守る為、敢えて改修の手を加えず、当時の姿のまま保存しております。
現代の快適な水回りに慣れ親しんだ皆様にはご不便をおかけしますが、

ご理解賜れれば幸いです。
野趣あふれる湯滝の調べと共に、非日常の癒しをどうぞお楽しみください。

 

 

 

いかにも湯治!山奥の秘湯!って感じで良い雰囲気でしょ?照れ

 

湯滝風呂(1F大浴場)
屈指の湯量を誇る白布温泉の象徴でもある豪快な湯滝、かつての湯治場そのままの
簡素な洗い場、温泉の流れる渡り廊下など、他所にはない独特のスタイルを持つ
総ヒバ材のお風呂です。温泉成分によってすっかり黒変した浴槽は、江戸時代中期、
職人さんが大きな御影石を切り出して建造したもの。以来300年近くも現役でお客様を
癒し続けています。

 

総ヒバ材!
300年前の石風呂!


この木造がまた何とも風情があってイイ!キラキラ

 

50年毎に建て替えてる、とかってどこかで読んだような。

やっぱり青森のヒバかな?

 

そして温泉成分で黒く変色しちゃってる御影石よ!
300年の変色、スゴイでしょ!

露天風呂ではないけど、外気が吹き抜けてるので冬は寒そう ガーン

 

 

 

ドバドバドバドバ~ッ!波

 

この宿名物、湯滝です!
上から轟轟と温泉が流れ落ちてきます!

源泉掛け流しどころか、もはや源泉放流、ダム放流ですよ (;''∀'')

 

 

 

その滝のお湯がダイレクトに石風呂に注がれ、そして決壊・氾濫しています。
ジャバジャバ溢れ出て、だくだく流れ出ちゃってます。

 

お風呂場一面が水浸し、いえ、お湯浸しです。

 

お湯がもったいない、なんて発想はありません。
それだけ湯量が豊富なのです。
 

 

この宿の温泉にはカランやシャワーがありません。
だが、それもまた良いキラキラ
(シャンプー・コンデショナー・ボディソープはあり)

昔ながらのお風呂の入り方。
湯船から桶でお湯を汲んでジャバジャバと体を流します。

文字通り、湯水のごとく温泉のお湯を使います。

洗い場がちょっと狭いです。
狭いスペースでバッシャン☆バッシャン☆と、禊の如くお湯を浴びます。

 

他のお客さんがいる時は気を使いますが、(大浴場といっても小規模なので)
女性の宿泊客が少なかったのか、今回いつ行っても貸し切り状態だったので
回りを気にすることなくわりと雑めにジャバジャバできました~ 口笛

 

 

石風呂の底に溜まった湯の花(温泉成分)

大きめな湯の花の塊が大量にお湯に混じっています。

にごり湯じゃなく、透明なお湯に白いカス(カスって言うな、温泉成分じゃ)が
混じってるんですよ (;'∀')

綺麗好きな人だとちょっと抵抗あるかも?

この大きな湯の花入りのお湯で髪の毛も洗うのです。
ロングヘアの人、髪の毛に付着したまま残るかも?
何度も言いますがシャワーはないですからね、上澄み液で丁寧に洗い流して

ください。

多少の泡が湯船に飛んだとしても、大量のお湯ですぐに流れ出るので無問題。
そのくらいの豊富な湯量。
 

湯船に浸かります。

少し熱めの好きな湯温、とにかく気持ち良い


この宿の温泉は、湯守である女将さんが温度変化や温泉量を見極めながら
毎日裏山に登って調整しているんだって。


雪の季節とか大変だぁ!あせる
米沢は積もるよ~!


それと、猿とか熊とか気を付けてー!猿くま

 

【温泉泉質】含硫黄・カルシウム硫酸塩温泉
【温泉効能】筋肉若しくは関節の慢性的な痛み又はこわばり(関節リウマチ、変形性
関節症、腰痛症、神経痛、五十肩、打撲、捻挫などの慢性期)、運動麻痺における
筋肉のこわばり、冷え性、末梢循環障害、胃腸機能の低下(胃がもたれる、腸にガスが
たまるなど)、軽症高血圧、耐糖能異常(糖尿病)、軽い高コレステロール血症、
軽い喘息又は肺気腫、痔の痛み、自律神経不安定症、ストレスによる諸症状(睡眠障害、
うつ状態など)、病後回復期、疲労回復、健康増進

 

腰痛症、筋肉のこわばり、胃腸機能の低下、自律神経、ストレス、疲労回復、etc...


色々自覚あり (-_-)


あとPCの使い過ぎ&長距離運転による右肩の凝りを治したい。

 

 

 

湯滝で右肩、背中、腰、臀部、ふくらはぎを集中マッサージ

ダバダバダバダバダバダバダバダバ波

あがががががががが (;´皿`)

肩に効くぅ~~~~
腰に効くぅ~~~~

 

滝行。

 

湯船と湯滝を何度も行き来。

 

300年の石風呂に首まで浸かりながら、

あぁ~~~~~何かもういろんな事がどーでもよ~~~~~ チーン

ほんとは体に悪いけど、できれば長めに浸かりたい。
溶けるまで浸かっていたい。


※ 注意 ※
このお風呂場の石、滑るからね!
しかも大量に流れるお湯のせいで足元が見えないの、段差とかホント気を付けて!あせる

 

 

 

渡り通路

 

透かし灯りが風情あって素敵キラキラ

 

夜になると柔らかな灯りがボンヤリ浮かび上がって、とっても良いの。

この宿、LED灯がないのすごく良い!キラキラ

 

 

 

お風呂から溢れ出たお湯が、渡り通路の下をジャバジャバと流れていきます。

 

お湯が流れる音と、床の軋む音。

聞こえるのはそれだけ。

 

視覚から、聴覚から癒される。。。
 

 

 

翌朝6:00前、朝風呂一番乗りかも?
 

 

 

湯の花がすごいことに!びっくり

一晩でこんなに溜まるの!?
 

そこそこ熱めのお湯、目が覚めるぅ~。

目覚めたばかりの心臓に悪いけど、長く浸かっていたい。

出たくない。

 

 

夕飯前の1回、寝る前に1回、早朝に1回と、気が済むまで思う存分

浸かってきました。
 

気持ち良かったぁ~~~ (*´Д`*)

風情も湯量も泉質も、とってもワンダフルな温泉です

もうホント、ここの温泉好きだわ。

 

 

貸切り家族風呂もありますよ。
予約不要、空いていればいつでも入れます。
こちらももちろん湯の花だらけ。


当然ながら、シャワー・カランなし。
 

ここは現代に残る湯治場です。
シャンプーという概念がない頃の、約300年前の湯治場のままで
時間が止まっています。

趣と捉えるか、不便と捉えるかはアナタ次第。

便利に慣れた都会の現代っ子はどうしたらいいのか分かんないかもしれないね。

それと、浮遊物が気になる方も向いてないかも?
 

私ゃ白布に来たら細かい事どうでも良くなりますw

 

普段いろいろ気にしすぎだからさ、反動がでかいの。

 

日常・仕事に疲れた方、余計なしがらみから解放されたい方におススメしたい。

心身の湯治、メンタルデトックスにもってこいの温泉ですよ☆ ( ゝω・)b
 

ちょっとね、現代人、疲れすぎだと思う。

 

地位も役目も見た目も評判も、全部流しちゃいな。

 

 


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