せっかく熊本まで来ているのだもの、熊本城を見なくちゃね!
ってことで、ゼッケンを受け取ったその足で熊本城へレッツらゴー☆
もはや地図を見なくても行けますよ。
旅先でいつも思うんだけど。
余所の領地に侵入するのってワクワクドキドキするよねw (*´∀`)
敵方の間者と疑われてるんじゃないか、尾行されてるんじゃないか、
合言葉を求められてキョドったらしょっ引かれて本陣に突き出されるんじゃないか、
ドキドキです。
< 熊本城 >
慶長12(1607)年、茶臼山と呼ばれた丘陵地に加藤清正が当時の最先端技術と労力を
投じて、名城熊本城を築城しました。
熊本城が地震により被災したニュースを見た時は衝撃を受けました。
だって、前の年の2015年に熊本城マラソン走って、そして被災前の城を
見学しているのだもの。
マラソン前日に城攻めして、最強のダンジョンに打ちのめされたの。。。
清正の銅像に挨拶して行幸坂を上っていくと、ほどなくして見えてくるのが
飯田丸五階櫓
めっちゃ工事中。
石垣の積み直しが始まったところかな?
飯田丸というのは、これです。
「奇跡の一本石垣」で有名になった櫓です。
建物は完全に解体されました。
案内がなければ櫓があったことも分かりません。
特別公開南口券売所
こちらでランナー特典の「熊本10マラソン」特典利用パスポートをスマホ提示すると
ランナーは入城無料になります。
階段を上って特別見学通路へ。(エレベーターもある)
空中ウォークです!天守までショートカットできます!
これを行けば、難攻不落を誇る熊本城も簡単に攻略できます!
正確には、ここ以外の立ち入りがまだ出来ないのが現状です。
地震前の2015年に見学した時はこんな通路はなかったもんだから
そりゃ~もう天守にたどり着くまで苦労したさ
↓こちら、震災前の熊本城
ダンジョンをぐるぐる迷わせ、不揃いの石段や、四方八方から狙われている緊張感を
感じながら進み、天守に着いた頃にはグッタリよ… _| ̄|○ ゼェゼェ
ここまで何度撃たれ、射貫かれてるか
西櫓門跡
表面の大きな石の内側に小さな丸い石を沢山詰め込むという、
石垣の造りが良く分かりますね。
ちなみに奥に見える大きな樹が、飯田丸の大楠。
樹齢800年と言われ、築城前から生えていたそうな。
歴史の証人だね!
数寄屋丸二階御広間
平成元年に復元された建物だけど、地震でガタガタに。
天守がすぐそこに見えます。
右に見えるは本丸御殿。
攻略ヨユーw
二様の石垣
武者返し!!
二つの時代の石垣が重なり、特徴を比べることで石積みの技術の違いが
良く分かります。
手前が清正(戦国)時代
奥が細川(江戸)時代 ※もっと古いかも?との説あり
傾斜の違いもそうですが、細川時代のほうが石の大きさが比較的揃っているかな?
震災前は近くから眺めることができたのに。。。 (´・ω・`)
竹の丸から天守に向かう本来の通路。
震災前に通りましたよ。
敵の侵入を阻むクランクが大変なの~ (;´Д`)
本丸御殿
熊本城築城400年を記念して平成20(2008)年、建築方法など、築城当時の技術が
研究され、できる限り地元の材料で地元の職人たちの手で復元が実現された
そうです。
が、地震の影響で現在は内部見学不可。
外壁をシートで保護している状態。
本丸御殿床下 闇(くらが)り通路
闇り通路の石垣は無傷だったそうです。
大銀杏
築城の際に清正が植えたと言われる…とかなんとか。
西南戦争時に焼失(←!!)
脇芽が成長して現在の大きさに成長したんだって。
熊本城 ババーン!!
威圧感!
黒くておっきくてカッコイイ!
見てこの安定したフォルム!
やっぱり熊本城は美しいのです!
鉄筋コンクリートだけどw
なんで鉄筋コンクリートかっつーと、
西南戦争の直前に焼失しているからです!
戦前に焼けてどうすんのさ!?
結局、出火原因は不明だそうです。
アレじゃね?
たこ足配線にホコリが溜まって発火したんじゃね? (・エ・)
↓こちらは2020年時の熊本城
まだ天守閣が工事中だったのね。
ものすごい足場が組まれてて、近未来SF宇宙ステーションみたい。
それが、こんな見事に復旧して。
私のチャリティエントリー「熊本城災害復旧支援」¥30,000×2回で
復旧したんだね!
意気揚々と、内部に攻め入りましょう!
模型とか、シアター映像での展示がメインです。
築城から西南戦争での焼失、昭和35年の天守再建、 平成28年熊本地震での被災と
復旧など、各フロアで天守の歴史を解説していますよ。
見学に来た皆さん、熱心に見入っています。
歴史ウンチクを語りだすパパさんや、映像をガン視聴する息子くんなどなど、
熊本城に見学に来る方は、他の城に比べて熱量が違います。
真新しい階段を上りますよ。
展望フロアからの眺め
宇土櫓(国指定の重要文化財)
築城当時の姿を保っている建物で、「第三の天守」とも呼ばれる。
奥に見える二の丸広場、テントが連なって設営されています。
翌日の熊本城マラソンフィニッシュ会場です。
熊本城の中でもお気に入りだった宇土櫓。
今はもう近付くこともできません (´;ω;`)
震災前の宇土櫓、こんなに立派だったの!
続櫓もあったんだよ!
以前は内部も見学できたんだよ!
築城当時のままで歩くたびにギシギシ鳴って、趣あって良かったの!
ようやく宇土櫓の修復が始まるようです。
この姿を再びお目にかかれるのは10年後とのこと。
鉄コンじゃないから、木造の修復となると時間がかかるのかも。
まだまだ直さなければならない個所がたくさんあります。
全体の復旧工事完了予定は2037年度とのこと。
先は長いですが、工事中の今だからこそ見られるものもあります。
是非、足を運んでみてはいかがでしょうか。
興味深いですよ。
私もまた熊本城マラソンにエントリーして、熊本城見学に行きたい。
何度見ても惚れ惚れするもの。
鉄コンだけどw
もう一つお知らせが。
熊本城マラソン2023が、ランネットのランキングで
1位になったそうです!(3月2日現在)
パチパチパチパチ☆
参加した人みんなが絶賛する、素晴らしい大会なのです!
当記事を読んで興味を持った全国のランナーさん。
まめクロさんのお墨付き、誰もが認める本当におススメの大会ですよ。
お城見学とセットで是非どうぞ ( ゝω・)b
Fin.
熊本城マラソン2023連載記事に長らくお付き合いいただき有難うございました。