スクランブリングを考えて見た!


スクランブリング(リカバリー率)が高いということは、アプローチやパッティングなどの小技が上手いことに加え、プレッシャーのかかる局面でも安定した技術を発揮できる強い精神力を備えていることを意味しています。


ゴルフデータ革命から


実力を正確に測定する練習用ゲームに当てはめています。


ラウンドや練習してどの位寄せれたの?




1フィート30.48cmで計算しました。


私は平均ストローク73プレーヤーです。


データ革命からのHC相当及第点と考えられる距離を出して見ました。


フェアウェイの中央残り距離の評価表


(アプローチ編)


カップまでの距離


10ヤード→137cm、20ヤード→198cm

30ヤード→305cm、40ヤード→397cm

50ヤード→488cm、60ヤード→519cm

70ヤード→549cm、80ヤード→580cm

90ヤード→625cm、100ヤード→671cm


ラフの中央残り距離の評価


10ヤード→153cm、20ヤード→290cm

30ヤード→397cm、40ヤード→488cm

50ヤード→580cm、60ヤード→625cm

70ヤード→732cm、80ヤード→762cm

90ヤード→808cm、100ヤード→885cm


バンカーの中央残り距離の評価


10ヤード→366cm、20ヤード→397cm

30ヤード→488cm、40ヤード→763cm


大体こんな感じとなりました。


実際には30ヤード以内はこの数値より寄せている感覚が有ります。


スロープレィテング129132前後のコースでラウンドしているので、単純にアメリカのコースデータとは比較は難しいのだと思っています。


が、このデータを出して見たら自分の数字は確実にこれより近くに寄せていて、普通プロレベルに心もち近い数値のようでした。

なぜ、リカバリー率が少し悪く感じたのは


パッティングの取りこぼしが有るからと再認識しています。


また、もっと安定して70台前半でラウンドするにはショット力を高めて、パッティング巧者目指し、クラッチパットを1回でも多く決めれなければと思いました。


ただ、ここ数年のリカバリー率も76%と高くてアプローチ&パッティングが少し良くなって来たかとデータを読んで思います。



この数値はご自分のスコアと照らし合わせて、練習やラウンドでこれより寄せているので、及第点と考えると気持ちも楽になるのかなぁと考えています。


あくまでも中央値データ化数値ですから、実際はもっと寄せているプレーヤーもいると思います。


ご存知のように中央値とは3大代表値の1つで、残りの2つは最もポピュラー平均値、その他に最頻値(最も多く出現する値)があります。


中央値は数値を小さい順に並べた、ちょうど真ん中にあたる数字のことを言います。


例えば今ここに次の5つの数値が並んでいます。

 1 2 3 4 5

この5つの数値の中央値は3になります。


50%のデーターが中央値の内側に入るという考え方もできます。

 

このデータを使い自分の実力はどうかを見てみます。


友の目標90台プレーヤーを例に取ります。


HCだと18前後のプレーヤーで時に80台も有るのだけど100近くと遊んでしまうプレーヤーか?


一般ゴルファーでは上手い部類に入ると思います。




友にはここを目標にしてもらっています。


右膝痛を抱かえてラウンドしていたので、概にそのスキルが有るのかも知れない?


リカバリー率は20%と仮定します。


それを50%まで引き上げよう!


と考えた場合、現状で実現可能か無謀かが判断できます。

 

パットの実力では、ワンパット確率が50%となるパット距離は1.8mとします。


par4のホールなら、3打目を平均1.8mに寄せることがことができれば、リカバリー率は50%を達成できます。

 

平均スコア90台のプレーヤーがグリーンを外した場合、どこから打てばアプローチショットをカップまで1.8mの地点に寄せられるでしょうか?

 

3つの表から言えることはフェアウェイならカップから10ヤード地点ラフやバンカーなら不可能に近いという結果が出ます。

 

パーオンに失敗した場合、リカバリー率50%を達成できる場所は花道かカラーのカップから10ヤード以内のみということです。

 

現在の実力では、リカバリー率50%達成は無謀であることがわかります。


こうやって数字で見ると、


自分の及第点と考えているアプローチ距離とズレが有って


面白くないですか?


上級者同伴者から刻んでどうしたいの?


オーバーして強く打ち過ぎでしょう?


と言われても特に下手でもないと言うことが数字から読み取ることが出来ます。


私も同伴者にショットやアプローチにナイスなどと声かけもしますが、その方のゴルフを見ていて、必ずしもピタッと寄せなくてもナイスの言葉が出る時はそのような数字が頭の中に有るからです。


ではアプローチやパットをプロ並みに鍛えたとして、平均的なプロがワンパット率50%となるパット距離は2.4mです。


驚くなかれ!chikoリーダーはこのレベルではないかと見ている!


平均的なプロがアプローチでカップまで2.4mに寄せられる場所は、フェアウェイならカップまで30ヤード地点、ラフなら17~18ヤード地点、バンカーなら20ヤード地点となります。

 

アプローチやパットをプロ並みに鍛えたとしても、現在の実力ではグリーンを外した場合、こんなにカップに近い場所には打てない事になります。

 

アプローチやパットを鍛えるだけでは目標達成は不可能に近い状態です。

 

リカバリー率50%を達成したければ、アプローチやパットよりもショットも鍛える必要になります!


ショットも鍛えるは、必ずしもナイスショットを追い求めなくても、及第点ショットをそこそこ打てるようになるだけで私は良いと考えています。


そのための練習もしています。


そのようにデータを読み取ると具体的に何を練習すれば良いかが、自ずと解って来るのではないでしょうか?


友は同伴者にもショット系はそんなに悪くないと見られているようなので、ショートゲームの取りこぼしが無いように練習を積み重ねて行きましょう!


最後はパッティングですが、私がとても参考になると感じたパッティングレッスンです。↓