練習場とコースを繋げる方法として、シミュレーションゴルフと言うものが有ります。


今回はchikoリーダーにシミュレーションでラウンドしてもらいました。


ホームにしている南秋田カントリークラブ!


レギュラーティーラウンドチャレンジ?


女性だとRegular tee 青 6414y course late 76.9 slope 139



chikoリーダーは股関節を痛めていて両股関節手術をしました。


数年前のドライバー飛距離230ヤードくらいから現在175ヤードくらいに落ちています。


現在も右膝痛で庇って思いっきり振れない状況が続いています。


それでもゴルフは好きなんですね!


このコースではベストグロス69ストロークを出していますが、これはアプローチ&パッティングで作ったスコアで、結構しんどかった!と言っていました。


表からのドライバー飛距離から楽しめるコース距離は現在はLTよりもGTが良いように思います。


ドライバー(175ヤード)+FW(150ヤード)と考えたらナイスショットを繋いでパーオン出来そうな距離は約300ヤード前後かと思います。


私のドライバー飛距離240ヤード+FW210ヤードとすればパーオン可能な距離はBTでも全てOKなのですが、楽しめるのはRTラウンドです。


私はスコアメイクにはゴルフデータ革命!に有るようにロングゲームがとても重要と考えているゴルファーです。


ショートゲームを疎かに見ている訳では無くて、飛ばせる人はコース攻略で楽にパーオンが可能になりますし、安定したスコアメイクも出来やすいと考えています。


飛ばせる人は外してもグリーン側に持って行きやすく、20ヤード前後の距離感が難しいアプローチにはならない事が多くなります。


難しい距離感が残りづらい?


自称飛ばし屋の皆さんは体験している事と思います。


だから上手な方は飛ばし屋が多いのではないですか?


そう思います。


でもショートゲーム研鑽でどのレベルもスコアを縮めて行く事は可能にはなります。


ただパーオンが少なく、いつもアプローチして微妙なパッティングでまとめて行くには余程の集中力が必要かと思います。


シニア世代と呼ばれる年代になると飛距離が急に落としている方が多く


HCを落としている方は皆さん飛ばなくなったと話していますが、そのためにFWやショートゲームに力を入れることになります。



シミュレーションゴルフ!


HOLE 1 par5 513ヤード 砲台グリーン風は右からの風






ティーショットは真中ねらい。フェアウェイは広い。

続くセカンドショットは真中か、やや右めをねらう。

そしてサードショットは、ワンクラブ大きめのクラブを持つ。

私はパー5はOBが無ければ2回ミスしてもパーゲットは出来ると考えています。

ピンはバンカーを越えた手前に切ってあるようでした。

さて、chikoリーダーはどうするか?

ティーショットは頑張って打ってもフェアウェイバンカーに入らなく160ヤード打てました。


セカンドショットは直ドラでピンまで登りを入れて220ヤード。


そんなにトラブルなくサードショットで右サイドから100ヤード以内から打ちたいと考えて5Wを持ちました。


残り100ヤードまで運び4打目も5Wで打ち上げホールに手前から転がしでオンを狙って行きます。


結果はカップを2ピンオーバーしスライスラインを残しました。


ここは下りで寄せることに集中してタップインボギー、トータル+1

HOLE 2 par4 440ヤード 風右サイドからのアゲンスト





ティーショットをショートカットするとセカンドショットは楽だがミスをすると大ケガのもと。

確実に真中に打つ。

グリーンは必ず手前からせめる。

奥からは難しい。

ピンポジションは右奥に有るようです。

風は右横からのアゲンスト!

アゲンスト風では擦り球だと余計曲がりと戻され易くもなります。

私は真っ直ぐでも飛び過ぎるとOBやセカンドが木で直接狙えないので、低めフェードでセンター杉の木左サイドから打って残り100ヤード左足下がりの辺りに有れば良いと打っています。

さてchikoリーダーは?


右に擦り球を打つと風に戻されてOBゾーンに入ってしまいます。


上の段に置くにも200ヤードは打たないと行けません💦


さらに左段を狙い260ヤード打ち下ろしをどう攻略するか?


ドライバーは真っ直ぐのフェアウェイへ、傾斜を利用してフェアウェイセンターピンまで残り100ヤード左足下がりに運びました。


プチ砲台グリーンで手前から9W転がしでグリーンセンターまで運びました。


パッティングは登り1カップ切れる4mスライスラインは左に外れパー、トータル+1


HOLE3 per3 120ヤード右サイドからの風




グリーンが大きいのでオンさせるのは楽だが、力んで左方向にフックさせるとOBがあるので注意が必要。

プチ砲台でピンは手前に有りました。

手に持ったのは5Wで手前からランニングで乗せて6mオーバーにオン、微妙スライスラインは一筋で外れパー、トータル+1

HOLE4 par4 363ヤード 風はアゲンスト





ティーショットは真中右めがグリーンを攻めやすいが、谷越えのティーショットに自信のない人は確実に左のクロスバンカーをねらう。

ピンはセンター奥に切っています。


ティーショットの問題は150ヤードキャリーボールを打たないと上のフェアウェイには届きません💦


ティーショットはギリギリ上の段へ、カップまで215ヤードセカンドは5Wで残り75ヤード地点へ

75ヤードは9Wで手前からの転がしでピン左サイド手前2mへ1カップスライスラインを入れてパー
、トータル+1


HOLE5 par4 432ヤード アゲンスト風



南秋田カントリークラブ一番の難コース。

セカンドショットがOBになりやすくなるので、ティーショットを絶対右めに打たないこと。


各ショットともに、左め左めと攻めるのがポイント。


距離がでないので、ティーショットは下のフェアウェイウェイへセカンド打ち上げサードショット左足下がりのライに必ずなります。


ドライバーはフェアウェイキープ、ピンまで残り230ヤード、セカンドは5Wで左サイド残り100ヤード左足下がりライから9Wで少し短め、エッジ辺り残り18ヤードをAWピッチ&ランで1mに寄せボギー、トータル+2


HOLE6 par3 145ヤード 砲台グリーン風はフォロー?舞っている?




比較的攻めやすいホールだが、グリーンが二段になっているため、ピンの位置を確認しないと思わぬ失敗をする。

ピンは2段グリーンの右奥に有るようです。

砲台グリーンではピンの根本が見えないので大体の距離感で打っています。

ピンの左サイドに乗せるとスライスラインになるのでそのエリアを狙って145ヤード5Wを持ちました。


左にひっかけてグラスバンカーへ、寄せはピン手前スライスライン2mに外してボギー💦


トータル+3

HOLE7par5 526ヤード フォロー風





ティーショット、セカンドショット共にスライスは絶対禁物。
グリーンの奥行きがないので、ピンの位置によりサードショットはクラブの選択に気をつける。

風はティーイングエリアでは感じないが、打って曲がってもトラブルにならないので普通にショット。


ピンまで残り350ヤード直ドラで打って残り200ヤード、5Wを持ち左足下がりライから残り80ヤード地点へ、このグリーンはキャリーが足りないと直ぐラフへ落ちて行くプチ砲台です。


手前から転がしも計算で寄せるには左サイドにボールを置かないと難しくなります。


4打目は安全策の花道方向へ9wを持ちました。


花道からは強い登りから下りパットのフックラインになります。


パターを持ち5打目は少しオーバーで上りスライスライン返しを外してダブルボギー、


トータル+5


HOLE 8 par4 357ヤード 打ち上げ左ドックレック フォロー風



左ドッグレッグのミドルホール。

ティーショットは正面ケヤキの木に向かって打つ。

セカンドショットの位置からグリーンまでは平なので、セカンドショットがしやすい。

ティーショットは110ヤードバンカー付近に枝が張り出した木が有るのでそれを避けて手前か奥か140ヤード程度残したショットがトラブルが少なくなります。


打ち上げホールでナイスショット!残りはそれでもピンまで170ヤード、このホールはピン手前に切ってある時はアプローチで寄せ1パーはゲットしやすいです。


セカンド5Wでピンまで25ヤード、AWで手前ワンピンスライスラインに寄せてパーゲット!


トータル+5

HOLE 9 par4 376ヤード アゲンスト風




一打、二打のリードも逆転されるホールなので、強引に攻めないこと。
それにはまず、ティーショットをクロスバンカーに入れないように注意すること。


ティーショットはドライバーでピンまで200ヤード、刻みはグリーン手前130ヤードから下がっていて砲台グリーンに打ち上げて行く格好になります。


セカンドで下に落として打ち上げ手前バンカー50ヤードをどうするか?


ここはメイングリーンとサブグリーンの中間を狙って寄せ1ボギーにする方法が大叩きを回避する方法です。


50ヤードをAWでそのエリアに運び、寄せ1でボギー、トータル+6


仮想ラウンド、お疲れさまでした。


飛距離230ヤード前後が出せていた頃に男子に混ざり県アマオープンに参加した時も7000ヤード級のラウンドだったので、その感じに近いシミュレーションラウンドになったと思います。

私が仮想7800〜8000ヤード級のコースラウンドするのと同じかなぁ?


実際には途中ミスが有ったりで45ストローク前後では無いかと思います。


リーダーのアプローチ&パッティングの実力を認めているのでこのようなスコアで上がって来れたらと考えました。


私が今回皆さんに汲み取って頂きたいのは、ご自分の飛距離に見合ったティーイングエリアからの方がバーディゲットなどより楽しめるラウンドになりやすいと考えています。


また飛距離が足りなくていつもカップ手前50、60ヤード前方からグリーンオンして行くスタイルなら、グリーン情報を的確に得る工夫そしてご自分の確率が高いアプローチ技術の確立が必要と思っています。


ラウンド数が多いと普通に上手くなりやすいと思っていますが、始めた頃から自分に与えられた条件での効果的練習方法を探って来ました。


私はグリーン側までボールを持って行けるので比較的簡単なアプローチが残ります。


この簡単はグリーン情報が近くで確認しやすいと言う意味です。


グリーンを一回りすると大体はアンジュレーションが掴めます。


それが50ヤード先とか80ヤード先からは中々グリーン側に歩いて行って確認する事が困難なのではないでしょうか?


同じボギーオンゴルフでも私のようなスタイルはパーオン出来なくても簡単にパーを拾って行く確率が高くなります。


所が私も比較的に得意にしている距離50ヤード60ヤード残すとかでは、グリーンのアンジュレーションなど確認が不可能に近くなります。


しっかり打てても寄ったり寄らなかったりが有り、ボギーになってしまう事が有ります。


良く乗せなかった方がスコアメイク出来たのにと話しに聞く事があると思います。


同じボギーオンゴルフなんだけど、楽にパーに繋がるボギーオンとボギーも難しくなってしまうボギーオンがあることはご存知かと思います。


そう言う事で今回のchikoリーダーのように絶対的距離不足のボギーオンゴルフはとてもしんどいゴルフになりやすいです。


リーダーはそれを踏まえて練習しているので大叩きは無いのですが、ボギーオンゴルフを目指して80台70台を目指している方はそのような事も考えて練習に取り組んで行かれたらと思います。

以前からポツポツとアップしているドリルの中にその距離感を合わせるドリルなどを書いた事が有ります。

あんな練習役に立つの?と感じる方もいらっしゃると思いますが、よりシビアな練習で実戦に繋げようと考えて楽しみながらして来たのです。

練習量も少なくラウンド数も少ないそれを補うスコアメイクの練習と考えています。



chikoリーダーからレギュラーだとロングが厳しいからウッド3本使いのボギーオン、チャンスはショートでパーを狙うためのマネジメント。


ミドルホールも正確なウッドコントロールしながらのマネジメント。


バンカーを避けながらグリーン周りのマネジメントはかなり難しい。


レギュラーでの目標スコアは85ストローク、あくまで目標であって現実は90を越えてしまう…


レギュラーからの練習は修行コースのでチャレンジしながらどう組み立てたら80台で収められる事ができるか?


足りないものは何なのか探すのも良い勉強かなぁとコメントをもらいました。


スイングもスコアメイクでも、少し思うようにならない時にちょっと視点を変えると良くなる事が多いです。


ゴルフは絶対の正解が無いように、スイングやマネジメントも結果が出せるならそれがその人にとっての正解と考えています。


楽しんでください!