2023年1月下旬、大学病院の乳腺・内分泌外科に紹介状と前の病院での一連の検査データを持って受診した。

担当医師は、画像を見ながら「これなら食道や気管への浸潤を心配するほどではないと思うし、前の病院で十分実績のある手術なのでは。。」という感触で、検査データを精査の上、1週間後にあらためて診察で治療方針を決めることとなった。

 

1週間後の1月末の診察で、

  • 全摘するのが標準治療ではあるが、既に右側の反回神経麻痺があるので、手術で万一左側の反回神経にも麻痺を生じさせてしまうと、呼吸ができなくなり気管切開が必要になるリスクと天秤に掛ける必要がある。
  • 首の左側のリンパ節にも腫瘍があるので、この腫瘍の穿刺吸引細胞診で甲状腺癌が転移したものであれば、甲状腺の左側にも癌が存在するリスクが高いので、やはり全摘が望ましい。

との診察で、左側のリンパ節の腫瘍の穿刺吸引細胞診をやってもらった。(こちらの先生は上手だった、笑)

さらに1週間後、2月始めに結果説明を受け、やはり左側リンパ節にも甲状腺癌が転移しているので、甲状腺全摘、両側の気管周囲、頸部リンパ節郭清もやりましょう、ということになった。

日程は、3/24 術前検査・手術説明、5/16入院、5/17手術、5/21頃退院と決まった。

 

手術も混んでいるようで間延びした日程になってしまったが、2月後半から4月始めにかけては息子の卒業・引越し・就職等もあったので結果的にはいいタイミングだった。