画一的なリハビリを受けていませんか?

整形外科で行われるリハビリは、多くの場合、理学療法士が担当します。
 

ただし「理学療法士の資格を持っている=リハビリのプロ」というわけではありません。

 

資格はスタートラインに過ぎず、そこから積み重ねる経験や学びによって、提供できるリハビリの質には大きな差が生まれます。

 

なぜリハビリの質に差が出るのか?

実は、実力や経験が豊富な理学療法士ほど、より条件の良い病院や施設に移ったり、独立して自分のスタイルで活動したりする傾向があります。


そのため、患者さんが通う整形外科では経験が浅い療法士が担当することも少なくありません。

 

そうした場合、どうしても「誰にでも同じように行う」画一的なリハビリが提供されやすくなります。

 

あなたのリハビリは本当に合っている?

リハビリは本来、患者さん一人ひとりの症状や生活背景に合わせて調整されるべきものです。


しかし、画一的に行われるリハビリでは、その人に合った改善効果が十分に得られないこともあります。

 

では、自分のリハビリが「合っているかどうか」を見分けるにはどうすればよいのでしょうか?

 

画一的リハビリを見分けるポイント

以下のような点に注目してみてください。

  • こちらの話や症状をしっかりと聞いてくれるか

  • 毎回同じメニューではなく、状態に応じて調整があるか

  • 「なぜこの運動を行うのか」を説明してくれるか

もし「ただ機械的にやらされているだけ」と感じるようであれば、それは要注意です。