一昨日金曜日の早朝、

ヨーロッパリーグ準決勝1stレグ ベンフィカ対ブラガの解説をした。

ベンフェカはスーペル・リーガ(ポルトガルリーグ)の超名門であり、

アイマール、サビオラ、カルドーソというビッグネームのみならず

ルイゾン、ファビオ・コエントロン、ガイタンと実力者が顔を揃える。


一方ブラガはスーペル・リーガで常に上位を争っており、


先発のほとんどがブラジル人ではあるが、すぐ名前が挙がるような


有名な選手はいない。


試合は、ベンフィカの攻撃とブラガの守備という特徴を出し合って


なかなか面白かった。


しかし、自分の中では、スーペル・リーガの2位と3位の対決となった


この試合のレベルとJリーグを重ね合わせていた。


この2チームがJリーグに所属したらどれぐらいの位置に


いるんだろうか。ベンフィカ、ブラガのワン・ツー フィニッシュに


なるのだろうか。Jリーグで対等にやれるチームはあるのだろうか・・・




チャンピオンズリーグ準決勝2試合はともにハイレベルな試合であった。


これまではここまでの舞台になると異次元の戦いのように感じていたが


今回シャルケとマンUには各々内田篤人とパク・チソンというアジア人


が活躍している。この2人の存在によって、CL準決勝の存在が身近に


感じられるのは素晴らしい。



それにしても・・・クラシコはやっぱりまだ異次元かな。


この舞台に日本人が立つ日は、


ワールドカップベスト4とどちらが早いだろうか。



改めて(金曜日の夜CLハイライトで解説をさせていただいたが)彼らの


能力の礎になっている基本技術・戦術の高さに驚く。



そして昨日のJリーグ FC東京対コンサドーレ札幌。


背景の違う両チームの戦いは、スコアレスではあったが見応えがあった。






プロである限り結果が要求される各々の試合の中で、

私は常に2つのことに注目するようにしている。


それは、スキル(技術と判断)の質と、チームメンタリティ。


自分が抱えたとするメンバーと様々なシチュエーション、そして重圧の中、

日頃何をやるか、やるべき優先順位をどうするか、

に思いを寄せながら、どんな試合も見ている。





先日、まぐまぐの「まぐスペインタビュー」を受けました。


その時初めて知ったのですが、有料メルマガのカテゴリー別ランキングで 

自分のメルマガが現在1位なんだそうです。

驚きました。

と同時に、自分が今最もエネルギーを費やしているものなので

正直嬉しかった。

改めて、読者の皆様にこの場を借りてお礼申し上げます。

批判や暴露を記事にするのではなく、

現場に戻るための自分なりの挑戦。

楽ではありませんが、皆さんに背中を押してもらったような気がします。



「まぐスペインタビュー」記事は下記でご覧になれます。




さて、今日の夜はNHKサンデースポーツ出演。

普段私が接している方々よりサッカーに馴染みのない方も

多くご覧になっている機会。


大事にしたいと思います。