この週末で言えば、Jリーグ再開日の昨日は
川崎フロンターレ対ベガルタ仙台の試合に関するコラムを
ダイジェストに載せるために等々力競技場へ。
その日の夜、
セリエA インテル対ラツィオの解説のためにスカパースタジオへ。
そして今日、ジェフ千葉対FC東京の解説のためフクアリへ行ってきた。
海外サッカーでは、日本人選手の存在を意識して貰いながら、
ワールドスタンダードを伝えて行くこと。
Jリーグでは、ニュートラルな状態で試合を見るということ。
番組を観てくれている視聴者や相手チームのことを考えたら
それが当然のスタンスだから。
コラムやメルマガは、
例えば、今週火曜日に配信されるダイジェストに載る川崎対仙台の
試合評論は、結果論も含めて評論家に徹した。
試合評論ではないコラムもダイジェストと日経電子版に持たせて
いただいているが、その時とメルマガには、
伝えたい事に集中する。
繰り返しになるが、今日FC東京戦の解説をした。
自分と共に闘った選手達に対して、特別な思いを抱かない筈がない。
しかし負けた時に(仕事以外で)チームに関わる批判や提言をするのは、
自分はフェアではないと思っている。
何故ならば、(以前ブログ「座っている場所」に書きましたが)私は、
選手とともに闘う場所に1日でも早く座りたいと思っているから。
ということで、ツィッターやブログで
今日の試合のことをご質問されている方々には申し訳ありませんが、
この場ではエールを送ることしか出来ません。
その他のご質問についてお答えします。
Q.幸せ、嬉しいこと
身近なところで言うと、娘と会話が弾んでいる時ですかね~。
あ、それとサッカーをやりに行く前日ですかね。
まさに子供の遠足状態です。
Q.サッカーノートについて
サッカーノートはU-17代表監督時代、FC東京監督時代は書いて
ました。今は、気が付いたことは手帳にメモしたり、東京時代に
書いていたノートの続きに書いてます。我流且つ気まぐれなので
果たして「ノートをつけている」と言えるかどうか…。
Q.若手の伸び悩み
このご質問に一言でお答えするのは、個別の事情が
あり過ぎて難しいです。
どこかのタイミングでメルマガでテーマにしたいですね。
この場では敢えて2つに纏めます。
ひとつは、人間いつ伸びるかは、千差万別ということ。
従って若い頃に伸びる選手もいれば高校を卒業してぐんと伸びる
選手もいるわけです。
2つ目は、サッカーはオープンスキル(相手、味方、天候、状況等で
発揮すべき技術や判断が大きく左右される)の極みの種目なので、
大人になればなるほど、「ドリブルは上手い」という個別の技術だけ
では選手を評価出来なくなる、ということです。
それとYASさん、気にしないでください。
「さん」を忘れるぐらいの間違いは私は日常茶飯事。
わざわざ2通目をいただいて恐縮です。
最後に、 米本拓司。
正式な発表があるまでは、軽傷であることを祈るしかない。
が、敢えて今、断言しよう。
1週間先か、1ヶ月か、半年先か分からないが、
お前はサッカー界から必要とされて必ず戻って来る。
(診断)結果を受け入れて、前を向け。