話は年始に遡るが、
今年1月8日~10日、大分県別府市で開催された日本サッカー協会
(以下JFA)主催のフットボール・カンファレンスに参加した。
2年に1回開かれるサッカー界の“学会”は、W杯フランス大会初出場の
翌年1999年にスタートし、毎回指導者ライセンス保有者が800名集う
もので、開催場所を変えながら今回7回目を迎えた。
今回初日、田嶋JFA副会長のプレゼンテーションから始まり、
岡さん(岡田武氏)と剛(小野剛氏)の対談形式でのW杯振り返り。
2日目は、メディカルサポートというドクターからのプレゼンの後、
ジャン・ポール・ブリガー氏(FIFA TSGチーフ)、アンディ・ロクスブルク氏(UEFA技術
委員長)、ペアント・シュトーバー(ドイツ協会指導者養成チーフ)、吉田、川俣両氏
(ともにJFA)等が各々の立場からW杯を分析した。
3日目は「世界に追いつくために我々がすべきこと」というテーマで
パネルディスカッション。私は健太(長谷川健太氏)、ゴリさん(サンフレユース
監督:森山佳郎氏)らとともに檀上に上がった。
今回のカンファレンスはパネラーとして呼ばれたこともあり、久しぶりに
JFA側からの視点も持ちながら参加出来た。多くの人の前に出たのは
昨年の9月末以来だが、熱心な参加者の方々と接して、また岡さんの話を
はじめ内容的にも大いに刺激を受けた2泊3日だった。
~内容の詳細はメールマガジンに書かせていただきました~
(メールマガジンは毎週水曜日午前中を目途に配信されます)
今までのメールマガジン「サッカー解説」は最近の海外や代表、
Jリーグの試合を,評論ではなく監督と言う目線にフォーカスして
一般的には触れられていない部分を解説するようにしてますが、
日本サッカー界が取組んでいる事例(今回はJFA)もご紹介します。
また、「城福ノートPlay Back」では、不二子ちゃん物語に象徴される
チームマネジメントの具体例や、アフリカトーゴのチャンピオンズリーグ
観戦時の信じられない出来事等、実際の体験をご紹介して来ましたが、
今回は、「佑都の挑戦」の第一弾。
彼の彼たる所以を今後も書いて行きます。
Q&Aコーナーでは、監督と選手の関係や、指導者として、或いは
サッカーの見方など様々なご質問をいただいておりますが、今回も
皆さんの質問に答えることにより、私と質問者の方だけでなく読者の方々
も含めた共有が出来ることを目指したいと思っています。