昨日は朝から「長友佑都インテルに移籍」のニュースで大賑わい。シーズン中の移籍はマーケットが閉まるギリギリで決まるもの(むしろギリギリだから駆け引きから決断に変わる)なのでタイミングは驚かない。もうひとつ驚かないのが、イタリア代表のサントンを出してまでもインテルが長友を欲したということ。
プレミアやリーガ、セリエAを見ていても長友の方がいいんじゃないか、と思うことが良くあった。それぐらい最近の長友は自信と向上心に溢れたプレーをしていた。

現在Jに在籍しているガンバ大阪)遠藤やFC東京)今野も然り。名前の出た3人は今リバプールにいれば立て直せるんじゃないか、ぐらい思っている。これは熱狂的リバプールサポーターである僕の息子も同意してくれた。

香川のドイツでの活躍、本田のアジア大会MVP、長友のビッグクラブ移籍、と評価される場がインターナショナルになって来た。彼ら自身が勝ち取った評価に拍手を送りたいと思う。と同時にもうひとつのことが頭をよぎる。正確に言えばひとりにつき1人の選手が浮かんだ。

香川とセレッソで同僚・同年代でU17代表のエース柿谷曜一朗、本田とジュニアユース時代チームメイトでスーパータレントと言われた家長昭博、そして長友とFC東京でも北京五輪でも同僚で次世代を担うゲームメーカーと言われた梶山陽平。
この3人のうち誰が、(3人全員でも全く不思議ではないが)日本代表のレギュラーを勝ち取り次のステージに行くのか。
私が言うまでもなく、彼らが受けている刺激、彼らの心中は察して余りある。もちろんそれ以外にも刺激を受けたであろういい選手はたくさんいるはず。その中でこの3人の顔がすぐ浮かんだ理由は「浮かんだから」としか言いようがない。


最後にやっぱり言っておきたい。
ユウト、おめでとう。