今年は4月23日から5月12日までが、こどもの
読書週間みたいです。![]()
明後日までですね。![]()
って、今日は読書週間の話ではなく、いかにして
読書が習慣になったかという話です。
小学生の頃から、「本を読め。」、「本を読め。」と親から
言われていました。
でも、全然読もうという気にはなりませんでした。![]()
家には子供文学全集みたいな厚ーい本があったような
気がしますが、そのなかの一つぐらいしか読んだ記憶が
ありません。![]()
夏休みに感想文を書く宿題があるときは、しょうがなく
読みましたが、それ以外には読みませんでした。
中学生になっても、本は読みませんでしたね。
さすがに読まないとまずいかなと思う時があって、挑戦した
ことはありますが、家の中だとテレビだとかいろいろな
雑音があって、本を読んでも頭の中に入ってきませんでした。![]()
高校生になって、読む場所を変えてみれば読めるかもと
思い立ち、学校への通学のときに読むことにしました。
ただ、電車に乗るのは2駅だけなので、あっという間に
着いてしまいます。![]()
そこで考えたのが、ちょっと早く家を出て、駅で電車を
待ちながら本を読むという作戦です。
最初に読もうと思った本がエラリー・クイーンの
『Xの悲劇』です。
当時、推理もののテレビを見ていて、犯人捜しや、
様々なトリックには興味がありました。
読んでいる途中でめげそうになっとこともありましたが、
そこを乗り越えると、あとは面白くなって、一気に読み
終わりました。
それからエラリー・クイーンは全部読んで、その後海外の
推理小説をいろいろ読んで、今ではあらゆるジャンルの
本を読んでいます。![]()
ただ、今でも家のなかでは、本を読む気にはなりません。
本を読んで、知識が増えたし、漢字の勉強にもなったし、
あのまま本を読んでいなかったら、残念な人生になって
いたでしょう![]()