行き止まりの道路(どうろ)で野球(やきゅう)の練習(れんしゅう)
やノルマをやってはいけない理由は、「そこはみんなの道路であって、君だけのバッティングセンターではないから」です。
絶対に守ってほしい、4つのたいせつな理由をわかりやすく説明します。
① 道路は「あそび場」ではなく「通路」だから
道路は、車や人が安全に「とおるため」の場所です。行き止まりであっても、そこに住んでいる人たちの車や、荷物を届けてくれるトラックがいつでも入ってきます。
法律(ほうりつ)という国のルールでも、「道路でボール遊びをしてはいけない」ときめられています。
② 金属バットやボールは「凶器(きょうき)」になるから
一生懸命(いっしょうけんめい)練習していると、手に汗をかいて、金属バットがすっぽ抜けて飛んでいってしまうことがあります。
もし、飛んでいったバットや、打ち損ねた硬いボールが近所の人の頭に当たったら、死んでしまうかもしれない大怪我をさせてしまいます。
また、近くに止まっている車や、お家の窓ガラスを割ってしまうこともあります。
③ 「キィィン!」という音は、まわりの人への「攻撃(こうげき)」になるから
行き止まりの道路は、まわりをお家に囲まれているので、音が壁(かべ)にぶつかって、ものすごく大きな音になって響きます(ひびきます)。
君にとっては「練習のいい音」でも、家の中で頭痛がして寝ている人、赤ちゃん、夜遅くまで仕事をして眠りたい人にとっては、耳元で太鼓(たいこ)
を叩かれているのと同じくらい、苦しくて迷惑な音になります。
④ 「監督の許可」は、他人の場所では使えないから
野球の監督が「ここで練習していいよ」と言ったとしても、それは間違いです。
監督はその道路やお隣の資材置き場の「持ち主(オーナー)」ではないからです。
勝手にお隣のジャバラゲートを開けて中に入ったり、置いてある道具を使ったりするのは、泥棒(どろぼう)や不法侵入(ふほうしんにゅう)
という警察につかまる犯罪(はんざい)になってしまいます。
野球が上手になりたいという気持ちや、ノルマを達成したいというやる気は、とっても素晴らしいことです。
だからこそ、正々堂々と「公園」や「バッティングセンター」「学校のグラウンド」
などの、思いきり野球をやっていい場所で練習をしてください。プロ野球選手になるようなすごい人は、みんなに迷惑をかける場所では絶対に練習しません。