日光市で新築・リフォーム・外講工事を手掛ける工務店の北欧住建の三松です

梅雨に入ってからは毎日
雨に悩まされ外の作業が進みません。

また記録的な大雨の被害が全国後をたちません

沢山の雨の影響により住宅にも被害が出ております。今年は例年になく白蟻の被害が出ており
沢山のメールの相談を受けております。

家の中で白蟻を確認したとのメールの御相談
内容を御紹介します。

築13年外断熱工法のI様の事例
宇都宮市内

御連絡を受け直ぐに調査に伺いました
基礎の断熱材(発泡スチール)を10㎝の高さに切り取り外周部の基礎が確認出来るようにしました
下の動画でも解ると思いますが沢山のヤマト白蟻
が目視出来ます。
外周部32mには白蟻の巣が永遠と存在していました。また蟻道(蟻の通る道)が外壁の上の方まで達していました。
数にして数千匹はいる可能がありました
外断熱は外周部のに施工するのでその隙間に白蟻が入り一年中、心地よい状況を作ってしまう事があります。勿論、全ての外断熱が白蟻におかされているのではありません。
白蟻が来るのには幾つかの条件を満たす必要が有ります。
その1 風通しが悪くいつもじめじめしている

その2 木屑などが散乱している

その3 気温が10以上である

これが合わさることで白蟻の絶好の住みかを作ってしまうしまうことになります。

住みかにするとその回りの木材・断熱材・コンクリートなど白蟻の餌になってしまいます。

断熱材の中はビッシリと白蟻で埋め尽くされており、何処の断熱材を割っても入り込んでいました
こうなると大変厄介な事になります
気がつくと家中食べ尽くされ崩壊の恐れがあります。白蟻を1匹確認すると100匹は居ると言われますが違っていました。数千匹居ました‼️
外周部の壁に穴を明けます。約100箇所位です
くるくると360℃回転させながら
上部と左右及び下部全体に薬剤を散布していきます。
使用した薬剤の量は300L浴槽のお湯の量程使いました。
カットした断熱材の隙間にも注入します
びしょびしょになるくらい散布することをお勧めします。
こちらは土壌処理をしている所になります、
白蟻は地中に巣を作ります。

20㎝~30㎝位の間隔で土の中に注入します
今回使用した薬剤は発見した白蟻を死滅させるのは勿論ですが感染症をおこさせる薬剤を使用しております。
つまり薬剤がかかった白蟻が巣に戻ることで
隠れていた白蟻に伝染(接触感染をおこす)訳です。
すると薬剤がかかっていない白蟻全てが伝染し
死滅する事が出来ます。
家の床下に隠れている可能も有ることも考え
床下からも薬剤を散布させてもらいました。
2週間後再度確認にきましたが新しい蟻道は見当たらず白蟻を確認することはできませんでした。
1匹でも家の中で白蟻を目撃したときは専門の業者に相談することをお勧めします。



もうひとつは今年は雨が降り続きカビの発声も増加傾向に有ります。
家の中がカビ臭いと言う方の御相談内容です

フローリングを剥がさせて貰い床下に入った所の
画像です。断熱材がびっしょりと濡れており
水道管の漏水かと思うくらい濡れていました。

床下の換気をするために本来なら基礎コンクリートに換気口が設置してあるのですが、このお宅は
換気口全てが蓋をされており空気が入らない状況になっておりました。

下が土と言うこともあり床下はカビの住みかと
なり凄い臭いがたちこめていました

先ずは換気口の蓋を外し床下に空気が入るように
作業を行い、カビ(細菌)を死滅される消毒を床下全面に散布しました。
数日後、カビの臭いは無くなりました。


床下に光がさいているのが確認出来ます
外部からの基礎換気口から空気が入っている
証です。
通風が確認できたら、下が土なので調湿材を敷き
床下をクリーンが状態をつくります。
調湿材にはゼオライトを使用しました。
成分は天然鉱物ですので人体に害はありません
以前原発の放射能物質を吸収する材料だといわれ
有名になった商品です。
床下をクリーンな状態を保てないとカビだけではなく白蟻もやって来てしまいます。

家の中が何時もよりカビ臭いと思ったときは
建築専門の業者に相談することが良いでしょう

最後まで読んで頂きありがとうございます。

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