アホさが愛しくなる、わたしの就活の思い出☺ その14~転職編~ | Natural Healing 陽&月

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自然や植物、香りから心と身体を癒していくサロンです

こんにちは。

『Natural Healing 陽&月』のKAORIです☺

 

 

 

 

~昨日までのあらすじ~

 

短大2年生の夏休み

重い腰を上げて就活を始めたわたしは

ことごとくアホをぶちかしながらも

はじめて「入りたい」と思った会社の内定をもらい

無事に就職するも、半年で退職することになった。

 

そして大きな挫折に傷ついた心身をしっかりと休めた後

「今までのわたしなら絶対やらない」と思っていた

アパレルショップの求人を見つけ

面接を受けようと決意したのだった☺

 

 

 

 

 

 

 

求人を見つけ、わたしはその日のうちに電話を掛けた。

 

「きっと今日中に電話をかけないと

明日には気持ちが変わってしまう」と思ったからだ。

 

学生時代から自分のことを

「わたしは絶対アパレル店員だけはなれない」

と思い続けていたから

 

それに挑戦するなんて、冷静に1日考えてしまったら

「やっぱやめよう」と思ってしまう、と直感で思った。

 

 

 

心臓をバクバクさせながら電話をすると

面接はあっさり、数日後のお昼に決まった。

 

「アパレルの面接なんて何着てけばいいのー?!」って

かなり悩んだけど、もともと持っていたそのブランドの服を

身にまとうことに決めて、いざ面接へ向かったのだった☺

(懐かしいなぁ。店長「うちの服を着てくれてありがとう」って言ってくれたなぁ☺)

 

 

 

 

面接で一番心配していたのは

もちろん、新卒の会社を半年で辞めたという経歴だった。

 

当時、視野が狭かったわたしは

「正社員を半年で辞めたなんて、絶対印象良くない」と

もう決定事項のように思い込んでいて

前職のことについて訊かれるのが怖くてたまらなかった。

 

 

 

だが、ここで・・・

前職の就職試験での面接が活きてくる。

 

 

あの時だって面接官の人に

「職場見学に行けなかった」と正直に言ったんだ。

 

今回だって、正直にその時のことを話そう。

わたしは別に、悪いことして辞めたわけじゃない。

 

それで受からないなら、居場所じゃないだけだ。

 

 

そう自分に言い聞かせて

面接をすべく、アパレルショップへと向かったのだった。

 

親友の大好きなKinKi Kidsを聴いて

(たしか『全部抱きしめて』だったかな~☺)元気をもらって

いざ、挑もう! という気持ちで。

 

 

 

 

 

 

面接が行われたのは

店からほど近いバーガーショップだった☺

 

割と近い席にはサラリーマンとか学生がいるし

「面接の会話聞こえちゃうだろうな~」と

ちょっと恥ずかしかったのを憶えている。

 

でも、そんなこと考えてる場合じゃない。

 

そもそも「わたしがアパレルショップの面接を受ける」と

決意して、本当に受けていること自体、奇跡なんだ。

「周りが聞きたきゃ、聞けばいいさ」と腹を括った。

 

 

その時はなにより

面接までたどり着いた自分に感動していた。

 

 

短大時代、先生に勧められたときには

「いや、私にはムリです!」

って、きっぱり即答で断ってたのに!

 

 

いま、そのアパレルに挑戦するって・・・

すごくない!?

(いや、まだ受かってないよ?)

 

 

 

正直、「この仕事をしてみたい」と強く思ってたけど

 

頭では半分くらい

「いや、わたしが受かるわけないやろ~」と思ってた。

(だからのんきに、そんなこと思えたんだろうね☺)

 

だから、面接に挑戦した時点で

半分くらい満足していた自分がいたのだった。

 

 

 

 

 

 

面接ではもちろん、前職を辞めた理由も訊かれた。

 

身体がビクッとするくらい、訊かれた瞬間は緊張したけれど

わたしはゆっくりと、丁寧に、退職理由を伝えた。

 

「分かってもらえないかも、でも、分かってもらえたらいいな。

わたしは後悔していないんだもん、堂々と伝えよう」

心の中でそう思いながら。

 

言葉にすると、長いようで短かった。

でも、真剣に心をこめて伝えた。

 

 

すると、話を聞き終えた店長は一言

 

「大変でしたね」

 

そう言ってくれたのだった。

 

そうしてすぐ、何でもないように次の質問になって

わたしはとっても拍子抜けした。

 

 

 

「やっぱり、わたしが思っている

コンプレックスや恥かしさなんて

他の人にとっては何でもないこと

なのかもしれない」

 

 

 

そんなことを思ってたら、面接はすんなり

あっという間にと終わってしまった。

 

意気込んでいたわりに、あっさり終わった面接。

 

わたしは「あ、もう終わりか」と少し放心し

すぐに電車に乗って、家路についた。

 

 

 

そして、退職してからずっと抱えていた心の重みが

不思議とどこかへ消えていることに気づいた。

 

 

 

ひとりで重たい気持ちをずっと抱えて

自分の中でまた、それをどんどん膨らませていたけど

そんなもの、広い世界では何でもなかった。

 

 

店長の何気ない「大変でしたね」の言葉は

労わりだったのか、同情だったのか、分からないけれど

わたしのこころのモヤモヤを優しく溶かしてくれたのだった。

 

もう、それだけでいいやとも思った。

 

 

そう気づけただけで、この面接は必要な出来事だった。

わたしにとっては大成功だ。

 

「自分にはできない」と思っていたものに

足を突っ込んでみたんじゃん、すごいじゃん!

 

 

帰りに聴いた歌ははっきりと覚えている。

これまたKinKiの『変わったかたちの石』。

 

実はこれらのKinKiの楽曲は

親友がわたしが大学受験の時に作ってくれた

CDに入っていた曲だった。

 

冬の夕焼けの景色の中、この曲を聴いて帰った電車

優しく心がほどけていく心地を、今もたまに思い出す。

 

 

 

 

 

 

さて、この面接も本当は

細かいいろんなエピソードがあるのですが

割愛したのです。

 

したのですが、また翌日に

続くことになってしまった・・・!

 

結果については、ブログを前から

読んでくださっている方には分かると思いますが☺

 

 

ぜひ先を気になる方は

明日以降も読んでくださると嬉しいです☺

(面接終了後は、怒涛の勢いで時が流れる予定。悪しからず!)

 

 

 

 

では、また明日☺♡

 

 

今日もみなさまに

たくさんのしあわせが届きますように☺

 

 

 

KAORI☺

 

 

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