こんにちは。
『Natural Healing 陽＆月』のKAORIです☺
～昨日までのあらすじ～
短大2年生の夏休み
重い腰を上げて就活を始めたわたしは
市役所、下着メーカーなどの就職試験を受けるも
ことごとくアホをぶちかます日々だった。
そんなわたしも少しずつ就活に対しての本気度が増し
はじめて「入りたい」と思った会社の最終選考まで
無事に進み、とうとう最終選考当日。
社長の話を聞いて、感想文を書くという試験で
社長から「筆記試験に7点だった人もいます」という
爆弾発言に「わたしじゃないか？！」と
大いに動揺したのだった。
さあ、最終面接の話も後編。
結末はいかに・・・？！
最終選考の最後、メインの試験は
社長との一対一の面接だった。
なんだけどさ。
正直、そんなに変わったことも何もなく
大きな会議室に通されて、簡単な質疑応答に応えて
ほんの１～２分で終わってしまったのである。
だから、正直特記することはほとんどない☺
記憶に残っているのは、大きい部屋の窓の近く
それこそ社長が座っていそうな革張りの椅子に
社長が座っていたこと。
そして、社長と私が座っている椅子の間には
よく中世のヨーロッパで会食をするときに
使われているような長ーーいテーブル（机）があって
「（社長が）めっちゃ遠いな」と思ったこと。
しかも社長は西日に当たって光っているものだから
しっかり顔も見えなかった。
「ほお、社長は光ってるものなんだ」とぼんやり思った。（アホ）
・
そして、わたしはその時に一つ嘘を吐いた。
社長は訊いたのだ。
「きみは配属が全国どこでも大丈夫と書いてあるけど
それであってるかな？」
そうしてわたしは言った。
「はい、間違いありません」
その時わたしが思っていたのはこうだった。
「どうせなら地元で働きたいけど
もしも都会で仕事するなら、それもそれで
わたしが成長する機会かもしれない」
だから、嘘とはちょっと違うのかもしれないけど
まあ、そんな決意からの言葉だった。
ただ、ここでひとつ注意してほしい。
配属が「地元」「都会」以外に
「全く知らない、馴染みのない田舎」
というところがあることを。
わたしはその考えなしの発言により
なんの因果か、想像をちっともしたことがなかった
県外の、しかも全く聞いたことのない土地に
引っ越すことになるのだった。
地元に帰るにも、東京に行くにも２時間以上かかる場所。
しかも誰一人知ってる人いないし
友達や家族に会うには往復４時間以上かかる。
それは、私の大好きなオタク活動が
ほとんどできないことにもつながった。
・仕事が過酷すぎる
・大切な人たちに会えない・話せない
・大好きなことができない・諦めなきゃいけない
その三重苦はほんとうにつらかった。
どれかひとつでもなかったら
いまもその仕事を続けられたかもしれないけど
わたしは軽率なその一言で
この過酷な道を辿ってしまったのである。
だから、ここに教訓を書く。
就活生諸君、受かるために
嘘はついてはいけない。
それは過酷な道への第一歩である。
自分が嘘をつかないと受からない会社なんて
絶対に入らない方がいいのだ。
（そもそもアホ就活生だったわたしが教えられることなんてないんだけど。
わたしと同じ失敗をして挫折する人が出ませんように、という祈りである☺）
これを一番言ってあげたい過去の自分は
「知らない田舎に引っ越すこと」なんて考えなしに
けろっとそんなこと言っちゃったから、仕方ない。
その過酷な経験、そして挫折が
のちのち、わたしが出会う人に
少なからず影響を与えることになるのは
またこの後の話で☺
＊
最終選考の話はここまでです☺
明日はそれから、就職するまでの話をさらっと書きますが
ちょっとアホさから離れ、少し重暗い話になります☺
まあ、少しです☺
人生いろいろあるよねって話です☺
ぜひそんなお話でも気になるというチャレンジャーは
明日も読みにいらしてください♪
それにしても、とうとう6月突入ですね！
もうそろそろ梅雨なのかな？
（梅雨っていつごろかいまいちわかってない）
晴れ女と言われ続けるわたし
いったいどんな梅雨を過ごすのか
ちょっとワクワクしてながら6月を満喫します！
それでは、また明日☺
今日もみなさまに
たくさんのしあわせが届きますように☺
KAORI☺
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