アホさが愛しくなる、わたしの就活の思い出☺ その8 | Natural Healing 陽&月

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『陰と陽』どちらの私もやさしく抱きしめて、明日はもっと愛せるように

Natural Healing 陽&月(ひづき)は
自然や植物、香りから心と身体を癒していくサロンです

こんにちは。

『Natural Healing 陽&月』のKAORIです☺

 

 

 

 

~昨日までのあらすじ~

 

短大2年生の夏休み

重い腰を上げて就活を始めたわたしは

市役所、下着メーカーなどの就職試験を受けるも

ことごとくアホをぶちかます日々だった。

 

そんなわたしも少しずつ就活に対しての本気度が増し

はじめて「入りたい」と思った会社の個人面接に進む。

 

面接前に必ずしなくてはならない

職場見学に行くことができなかった失態を

素直に面接官に謝り、無事に入社したい想いを伝え

面接を終えることができたのであった。

 

さあ、面接の結果はいかに・・・!

 

 


 

 

しばらくして、面接の結果がメールで送られてきた。

 

「選考が通りました」

 

まじかーーーーーーーー!!!!!

 

 

 

そう、わたしは

職場見学に行けなかったという失態をしながらも

なんと最終選考まで進んだのである。

 

 

まさか、ここまで来られるとは・・・!

 

自分でもびっくりで

あまりにびっくりしてしばし放心。

 

そして、安堵で涙が出るくらい喜んだのだった☺

 

 

 

 

とはいえ、最終選考って初めてなんだけど

どうするんだ? 大丈夫か?

 

 

 

 

 

 

そんな忘れかけていた時に

もうひとつ通知が来た。

 

そう、忘れかけていた電気機器の会社の

エントリーが通ったのである。

 

 

嬉しいよね。

 

でも、また問題があったのだ。

 

 

 

日程が、まさかのコンサートと

ドン被りだったのである。

(つまり就活中にも関わらず、コンサートを申し込んでいたのだ☺)

 

 

 

言い訳をさせてもらうと

コンサートはだいぶ前から申し込んでいたのである。

まさか、就職試験と被るとは思わなかったのだ。

(そういうことを見越して予定を空けておくものだよ)

 

 

 

それに、コンサートを諦められない理由があった。

 

席が5列目だったのだ!!!

 

そしたら

もう行くしかないじゃん!!!

 

 

 

わかってるよー。

 

就活の方が人生がかかってるって、わかってるよー。

 

でも、5列目が当たるのもさ

一生に何度もあることでもない、奇跡なのよ。

 

 

もうっ、絶対行きたい!!!

 

譲れない思いが、そこに在った。

 

 

 

 

 

 

結局、わたしは就職試験を受けた。

 

けれども。

 

コンサートにも行くことにした。

 

 

 

就職試験が終わり次第

新幹線に乗ればギリギリで間に合うかもしれない。

 

就職試験前日、わたしは試験そっちのけで

地元からコンサート会場までの経路、時間を調べ尽くした。

 

 

 

そして出た答えは・・・

 

〇時までに新幹線に乗れれば

ギリギリでコンサートに間に合う!

 

 

母に試験が終わり次第、迎えに来てもらい

そこから駅まで送ってもらうように頼み込んだ。

 

そう、この時点で私の意識は

コンサート5列目 > 就職試験

になっていたのだった。

 

 

 

 

 

 

そして試験当日

集まったのは私を含め女性5人ほど。

 

なんやかんや、今まで大勢での試験がほとんどだったので

少人数でのあつまりは変に緊張してしまった。

 

 

面接はひとりひとりの個人面接だったのだが

とても小さな会議室だったからか

面接官がとても近く感じて、余計緊張が増す。

 

志望動機や主要な質問は

ちゃんと用意していた言葉を、すらすら言えたんだけども

自分でも言いながら「これは用意していた言葉だな」と

思うくらい、ほとんど気持ちが込められなかった。

 

 

自分がほんとうに入りたい会社の面接を

受けた後だったからだろうか。

 

市役所や下着会社のような失敗はしなかったのに

いまいち手ごたえを感じなかった。

 

面接官のおじさんたちも「ふーん」と聞いている感じで

あまり興味を持たれることもなく、あっさり面接は終わった。

 

 

 

 

面接が終わると、ロビーで女性社員の方が

入社後の仕事の説明をしてくれた。

 

そして、聞いてぶったまげた。

 

わたしは事務職だと思って受けていたこの会社

なんと営業職のお仕事だったらしい。(ちゃんと確認しろ)

 

全国津々浦々

様々な場所に行ってお仕事をするとのこと。

 

そして引っ込み思案であり

人見知り大爆発中だったわたしには難しそうな業務内容。

 

そりゃ、わたしの自己アピールを聴いて

面接官のおじさまたちピンときてなかったわけだよ。

 

 

むしろ、受かったら困る。

 

内心、冷や汗をたらたら流しながらも

にこやかにお姉さま方と話を聞いて、試験は終わった。

 

 

そしてそそくさと

母との待ち合わせ場所に向かったのであった。

 

 

 

 

 

 

いそいで車に乗り込むと

新幹線の時間まで割とギリギリの時間。

 

忙しかったからか、自分で着替えを用意できなくて

母が車に用意してくれていた服に車内で着替えるも

なんだかそれがちょっとダサい組み合わせ☺

 

とはいえ、ここまでいろいろ手を尽くしてくれた以上

文句なんて言えない。(そもそもちゃんと自分で用意しときなよ)

 

 

もぞもぞ着替えて、なんとか駅に滑り込み

無事にギリギリの新幹線に乗れたのだった。

 

「まさか、面接官のおじさまたちも

就職試験が終わってすぐにコンサートに向かってるなんて

思ってないだろうな~」なんて、のんきに思いながら

新幹線の中で、ホッとした。

 

 

 

コンサート会場に着くと

先に現地に着いていた姉と無事に合流できた。

 

「試験大丈夫だった? 意外と余裕で着いたね」と姉。

 

「ああ、落ちたと思うけど・・・

コンサート間に合ってよかった!☺

 

それが本心だった。

 

 

 

そしておかげさまで、大好きな坂本真綾さんの

ミツバチのコンサートに5列目で参加できた。

 

こんなに近くで真綾ちゃんを見られるのは

初めてで、感動がどっと押し寄せる。

 

そして、ふと思いがよぎった。

 

「真綾ちゃん・・・

こんな不真面目な就活生でごめんね」

 

 

次の最終選考の試験は

もっと真剣に臨もうと、胸に誓ったのだった。

 

 

 

 

 

 

ああ、振り返れば振り返るほど

ボロボロ出てくる、アホな就活生だった思い出。

 

目を覆いたくなるような過去に

ちゃんと10年後、逃げずに向き合って

恥を忍んで懺悔するわたしを、誰か褒めてください☺

 

 

 

20歳とはいえ、当時のわたしは

まだまだ紛れもなく子どもでした。

 

今は18歳で成人なんだもんな。

すごいなって、単純に思う。

 

わたしが18歳の時とは

全然意識が違うんだろうなと思うと尊敬するし

若い子たちの方がたまに精神的に大人に見えるのなぜだろう。

 

わたしが精神的に子ども過ぎるのだろうか。

 

 

 

そんなわたくし、数年前に仕事の関係で

たまたま某超有名占い師さんに占ってもらえたことがあり

 

その時に行ってもらったのが

「テンションは16歳、頭脳は60歳」。

 

 

本当だろうか。逆ではなくて。

 

 

 

そんな永遠の疑問が生まれたところで

今日はここまで☺

 

 

また気になったら、次も読みにいらしてください☺

 

 

 

今日もみなさまに

たくさんのしあわせが届きますように☺

 

 

 

KAORI☺

 

 

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