10年前、盲腸になりまして☺~その6~ | Natural Healing 陽&月

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自然や植物、香りから心と身体を癒していくサロンです

こんにちは。

『Natural Healing 陽&月』のKAORIです☺

 

 

 

では今回も私が10年前に

盲腸になったときのお話です☺

 

 

~前回のあらすじ~

 

 

10年前、21歳だった私は

原因不明の腹痛に悩まされていた。

 

痛みがあまりにひどくなり、大学病院を紹介され

CTをとってみるとひどい虫垂炎だったと発覚。

 

即入院、そして手術を言い渡され

翌日、無事に手術が終わり

しばらくの入院生活が始まったのでした☺

 

では、続きにまいります~!

 

 

 

 

 

 

手術から数日、やっと食事が始まった。

 

 

そして私は、初めて重湯を食べたのである。

 

重湯から始まり、徐々に十分がゆ、七分がゆと

すこしずつ普通のおかゆに近づいていくのだが

はじめての重湯の衝撃はすごかった。

 

重湯はもはや、お米の粒もないでんぷん汁だ。

 

もともと固めのご飯が好きで

柔らかいおかゆはそんなに好きじゃなかったのもあって

プルンとした液体の状のご飯はなかなか進まず。

 

がんばって食べながら

ひたすら固形のご飯を欲した☺

 

 

今はおかゆも好きだけどね☺

 

でもやっぱり、重湯は食べたくないなあ。

 

 

 

 

手術が終わってしばらくは

よくお医者さまが経過観察をしにやってきた。

 

しかも、おじさんが4人ぐらいでやってきて

なんだかご機嫌にお話をして、帰っていく。

 

これがまた、なんだか不思議な時間だった☺

 

 

正直、手術は麻酔ですぐに意識がなくなったので

どんな先生が実際に手術をしたのか、分かっておらず

おじさん医師がぞろぞろ部屋にやってきた時も

「え、お医者さまってこんなにたくさんいたの?」と

きょとんとした顔をしてしまった。

 

とても感じがよく、楽しい人たちだったから

イヤな気持ちはちっともなかったんだけどね☺

 

 

 

そんな、ある日のこと。

 

だいぶ回復し、ひとりでトイレに行けるようになった時

「トイレ中にお医者さんやってきたら流石にやだな~」

と思いながら入っていたら、トントントンとノックの音。

(1人部屋だったので、お部屋にトイレがあったのです☺)

 

本当にトイレ中にやってきてしまったのである。

 

 

私は慌てて、手術後とは思えないほどの

素早さで身支度を治し、急いでトイレを出た。

 

「あ、トイレだった? ごめんね!」と

にこやかに謝るお医者さまたち。

 

 

「おおおーい! こちとら恥ずかしいんじゃい!」

なんて、心の中では豪快にツッコんだけど

実際に言えるわけもなく。

 

「へへへっ」と苦笑いしながら、その後の経過をお話した。

 

そして、ぞろぞろとお医者さまたちが病室を出て行ったあと

「なんで私、こんなにタイミング悪いのよー!!!」

と、ぐったり落胆したのであった☺

 

 

 

 

ちなみに、病室に出入りするのは

お医者さまや看護師さんだけでなく

大学病院だったので、研修中の学生さんも多かった。

 

 

それが、当時の私にはまた、恥ずかしくて☺

 

 

看護師さんが好意で

「あ、多分かおりちゃんとこの子(学生)同じ年だと思うよ。

なかなかこんな若い子の看護することないから、珍しいね」

なんて、私と学生さんに話しかけてくれたのだけど

 

私はこれまた「はあ、えへへ」って

曖昧に(奇妙に?)笑い返すしかできなかった。

 

 

 

しっかり愛嬌があってコミュニケーションとれる人だったら

「あ、そうなんですか? 同い年なんてうれしい!

がんばってください!」とか言って、仲良くなれたのかな。

 

人見知りでコンプレックスに埋もれていた私は

そんな風に対応できるはずもなく、むしろそんな努力をする

元気もなく、ただただその場をやり過ごしてしまったよ。

 

 

 

だって、看護の学生さんはピシッと綺麗にしてるのに

私ときたら、よれよれのパジャマに

何日もお風呂に入れなくてベタベタの髪なんだもん。

 

顔色は悪いし、すっぴんでそばかすだらけだし

唇はカピカピだし、なんとなく身体も頭もベタベタで

とんでもない格好だったんだから!

 

年が近いからこそ、なんとなく

この弱り切った姿を見られるのが恥ずかしかった。

 

 

当時研修していたお姉さんも

きっといまや、立派な看護師さんなんだろうな☺

 

あの時は、そっけない態度をしてしまって、ごめんなさい。

ただただ、恥ずかしかっただけなの!!!

 

 

 

 

 

 

そして、ひとりになってからふと思った。

 

 

もしかして、手術の時も

学生さんがいたのかしら?

 

 

想像すると恥ずかしさに爆発しそうなので

とりあえず考えなかったことにした。

 

 

~つづく~

 

 

 

 

 

またまた、入院当時の恥ずかしかった話です。

 

この恥ずかしかった話、もう少しエピソードがあるので

ちょっとずつ小出しにしていきますね☺

 

 

 

31年も生きていれば、いろんな思い出があるけど

なんで恥ずかしかった出来事って

こんなに鮮明に思い出せるんだろう。

 

 

でも、恥ずかしいときって

身体が爆発しそうなくらい感情が溢れて

「ああ、私今日も生きてるな」って感じる。

 

前向きすぎる? ☺

 

 

 

では、まだまだ盲腸のお話つづきます~!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3月、思った以上に寒くて

夜のヨガやストレッチをさぼっていたら

すっかり身体がカチカチになって

身体の不調が見え隠れし始めた。

 

コツコツ続けてきたヨガ、ストレッチは

すぐに目覚ましく健康になるわけじゃないけど

ゆるやかに、毎日の健やかを作ってくれていたんだなと

今になってその効果、大切さを実感します☺

 

 

飽き性だけど、私は春に体調を崩しやすいタイプなので

またコツコツ、地道にがんばっていくぞーーーーー!

 

 

 

みなさまも、心と身体を温めて、ゆるめて

今日も健やかでありますように☺

 

 

 

そして、みなさまにたくさんの幸せが届きますように☺

 

 

KAORI☺

 

 

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