自分が分からなくなって、探した私のアイデンティティ☺ | Natural Healing 陽&月

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『陰と陽』どちらの私もやさしく抱きしめて、明日はもっと愛せるように

Natural Healing 陽&月(ひづき)は
自然や植物、香りから心と身体を癒していくサロンです

こんにちは。

『Natural Healing 陽&月』のKAORIです☺

 

 

 

もうすぐ、美容院に行きます!

 

半年以上ぶりなので、髪がだいぶ痛んでいて

「この状態、美容師さんに引かれちゃうかな~?」と

ちょっと憂鬱だったり、でも楽しみだったり☺

 

 

 

私、ついつい「人にどう見られるんだろ」と

気にしてしまうので、美容院に行く時

そうとう緊張してしまうんです☺

 

 

「そんなこと気にしていたって

好かれる時は好かれるし

好かれない時は好かれないんだから

考えたってどうしようもないだろー!」

 

 

ってね、美容院に行くたび自分に一喝するんだけどさ

小さい頃からの癖で、中々やめられないのです。

 

 

 

だから、私にとって美容院は

「人からどう見られるか」じゃなくて

『心の真ん中に自分を置く』

練習をするタイミング☺

 

 

気を遣う(気遣い)というのは素敵なことでもあるけど

それで気を消耗していたら、それはただ疲れるだけ。

 

人に嫌われることは恐いけど

嫌われないように、好かれるために振る舞って

生きるのはやめようと、毎回思うのでした☺

 

 

 

 

 

 

「人にどう見られるのか」を

過度に気になるようになったのは

小学校の頃、仲間外れになってからでした。

 

急に昨日まで仲良くなった人が

何かをきっかけで、すっと自分から離れてしまうんだって

それがすごく悲しくて、つらくて。

 

それ以来「人に嫌われる」ことがとても怖くなり

中学生くらいから自分の言動・容姿をどう見られているか

周りの目を過度に気にするようになったのでした。

 

 

 

当時、私の頭の中心にあったのは

「人にどう見られているか」

 

もう二度と嫌われないように、本当の自分はひた隠しにして

「人に好かれる自分」に擬態していたのです☺

 

 

 

心が「やりたくないなぁ」と思っているのに

「みんながやりたくないならやるか」っていい顔したり

 

みんなに好かれようと、とりあえずニコニコしていたり

 

本当はだらしない、面倒くさがりの甘ったれ妹なのに

しっかり者のみんなのお姉さんを演じていました。

 

 

 

今当時の思い出すと、あまりにも自分と違いすぎて

むず痒いというか、気持ち悪いというか・・・

 

「いや、あなた誰!!!」

って、全力でツッコミたくなる☺

 

 

 

たまに隠しきれず、自分が出てしまった時は

「やばい、嫌われる!」って気にしてしまい

いつもなんとなく、緊張感がありました。

 

普通に生きているだけなのに

国家機密ほどのトップシークレットを

抱えて生きているのです。

 

そりゃ疲れるし、そんな擬態した自分では

腹を割って話せるような友達を作るのって、難しかったよね。

(それでも本当の私を理解してくれた友達には感謝です)

 

 

 

そんな偽りの自分は、いろんな出来事を経て

少しずつ仮面が剥がれ、本当の自分に戻っていったのですが。

 

↓猫かぶりをやめるきっかけのひとつを、こちらのブログに書いています☺

 

 

 

未だに「人によく思われていたい」意識が

まだしぶとく残っていたのかっ!!!

と、驚くことがあります。

 

 

では、今日はその

「本当の自分を探していく」お話です☺

 

 

 

 

 

 

 

20代の後半くらいから、私は大人キレイめな

お姉さんの載っているファッション誌を読んでいました。

 

といっても、当時私の好きなアイドルが

定期的に連載していたから読んでいたんだけど☺

 

 

 

読みながら、私は焦ったのです。

 

「世間の、私と同世代の女性って、こんな感じなんだ!

私もこんな、オシャレな大人の女性にならなきゃ」と。

 

 

だって、そのお姉さんたち

めちゃめちゃ仕事ができそうなバリキャリで

しかも大人っぽくて、キレイでモテそうで

「これぞ女性」というような雰囲気だったから

 

「幸せな女性はこれだ!」と思ったのです。

 

自分が正反対にいる気がして、焦ったのです。

 

 

 

20代後半の、改めて人生を考える時期

「これが幸せなんだ」って思うようなロールモデルを見たら

真似したくなるし、実際に真似もしました☺

 

だって、仕事だって恋愛だって、うまくいきたかった。

まっすぐ、私もみんなが憧れる道を歩きたいと思った。

 

そんな、かわいいくらい

必死に、ひたむきに、もがいていた時期でした☺

 

 

 

苦手なくせにヒールの靴を買ってみたり

顔や体型的に大人っぽい服が似合うと知れば

普段気ないような、しゃれたワンピースを買ってみたり。

 

でも、そういう服って、けっこう値段が張るのに

思い切って「これで素敵になるぞ!」って買ったのに

結局着なくなるんですよね・・・。

 

そうやって無駄にした買い物

恥ずかしながら、たくさんあります。

 

 

 

 

本当に、いろいろ

延々と迷いました。

 

 

大人の女性ってスタイリッシュで色気もあって

颯爽としていて、それでいて女性らしい感じかな?

 

じゃあ、どの服選べばいいの?

 

私の顔や体型って、大人っぽい服が合うの?

 

くすみカラーの方が、私の顔色はよく見えるらしい?

 

 

 

でも、でも、でも・・・

 

わざわざオシャレな服買っても、ケア面倒くさいし

着ていてもに似合わない気がして、ムズムズするし

 

大人っぽい服着ると、かえって老けて見える気がするし

そもそもくすみカラー、そんなに好きじゃないんだけど!

 

 

もうっっっ、わっからん。

 

 

 

 

アパレルのお仕事を辞めてから

自分の本当に好きな服、似合う服を着て

「素敵になりたいな、自分を素敵に見せたいな」って

思い、ずっと勉強していたけど

 

自分の服装、恰好、全然好きになれないし

どれも「ちっとも自分じゃない」気がする。

 

そんな風に、心の中に

モヤモヤした感情ばかり広がっていました。

 

 

 

 

 

 

 

それから時は流れ・・・

私はONE PIECEが大好きになります☺♡

 

 

とにかく、ONE PIECEに出てくる

女の子たちがめちゃめちゃかわいい!

 

 

 

20年ぶりにONE PIECEを読み始め

ナミさんがあまりにもかわいくて、そしてかっこよくて

心の中でビックバンが起きたくらいの衝撃。

 

 

「あんなナイスバディじゃないけど

私もナミさんになりたい!」と思ってから

私のナミさん大好き人生が始まりました☺

 

決して、ナミさんのような服装を着たいとか

ナミさん並みのとんでもない美人になりたいとか

そういうわけじゃないんです。

(いや、なれるもんならめちゃくちゃなりたいけども・・・!)

 

 

どんなに残酷な状況でも腐らずに

まっすぐ、笑顔で、夢を決して忘れないで生きる

かっこいいナミさんの生き方がとても美しくて

「私もナミさんになりたい!」と思ったのです☺

 

 

ONE PIECEに出てくるキャラクターは

どのキャラクターもみんな個性的で

しっかりしたポリシーを持ってて

本当に全員が魅力的に生きていました。

 

 

 

 

そうして、のめり込んでいるうちに思ったのです。

 

 

「私はいったい

何になりたかったんだ?」

 

 

いろんな人が漠然と思い浮かべる

「素敵な女性」「大人な女性」「幸せそうな女性」

を何となく目指していたけど。

 

 

「私は誰になろうと

していたんだ?」

 

 

自分になりたかったんじゃないのか?

 

 

 

「誰」ってしっかりした目標の人もいなくて

ただ、今の自分じゃない何者かになろうとしていた。

 

そりゃ自分でも、誰でも、何でもない

「なんだかよく分からないけど、一応自分」

って存在で過ごしているんだから

そりゃ居心地悪いし、気持ち悪くもなるよ。

 

 

 

どこに行っても自分になれなくて

どんな自分になってみても、馴染めなくて

きっと私は迷子のように心細かったんだと思う。

 

だからこそ、余計に焦って

「世間に認められる自分」になろうと奮闘してしまった。

 

 

 

 

でも、私はずっと思っていた。

口にもしていた。

 

「誰になりたいとか、憧れている人はいる?」

って訊かれたとき。

 

 

「私は誰でもない、私になりたい」

「誰の真似もしたくない

世界にたった1人の私自身になりたい」

 

 

口ではいっちょ前なことを言っておきながら

ずっと心は迷っていたし、迷子だったのです。

 

 

それに気づいてやっと

「幸せそうな誰かになろうとするのはやめよう」

「そろそろ自分を迎えに行かなきゃ」と思いました。

 

 

 

 

 

 

ところで、わたくし

YouTubeでいろんなONE PIECEにまつわる

動画を見ているのですが☺

 

ある時、動画の中で昔のジャンプに載っていた

漫画になり、びっくりしたのです☺

 

 

「え、『世紀末リーダー伝たけし』も

『花さか天使テンテンくん』も

ジャンプだったの?!」

 

 

実はどちらも、私が幼い頃

夢中になって読んでいた漫画だったのです。

 

(姉は年が離れているし、あまり漫画を読まないので

小さい頃は兄の持っていた漫画をたくさん読んでいました)

 

 

多分読んでいた人なら分かる。

ちょっとお下品で、ぶっ飛んだ漫画です。笑

 

小さい頃、そんな漫画をずっと読んでいたので

私は子ども時代、本当に男の子ように過ごしていました。

といっても男の子として生きていないので、あくまでイメージです☺)

 

 

たけしとテンテンくんの話を聞いた時

「あーーーー! 私、昔めっちゃ好きだったなー!」と

思い出して、当時の自分がぶわーっと溢れ出しました。

 

そしてその時に、私の根底にはまだ

小学生男子のような、幼くてアホなことが好きな

自分が眠っていることに気づきました。

 

 

 

 

 

そして、思ったのです。

 

 

 

本当の私は『ジャンプ』や

『コロコロコミック』なのに

 

何で『oggi』や『BAILA』に

なろうとしてたんだろう☺

 

 

 

なれるわけないやん!

 

 

 

 

そう思ったらさ、もう笑えてきて☺

 

 

いや、別に『ジャンプ』や『コロコロ』でいいじゃん。

 

素敵な大人のファッション誌にはなれないけど

 

『ジャンプ』や『コロコロ』も素晴らしいし

ファンも多いし、面白いし、大好きだし

唯一無二な存在なんだから。

 

私も私でいいんじゃん!!!

別の何かにならなくていいじゃん!!!

 

 

 

そうやって腑に落ちたら

焦っていた心が、すごく楽になりました。

 

「私は私でいいや」って

腹の底から思うことができました。

 

 

果たして、ちょっとお下品な漫画が好きだった私が

憧れられるような女性になれるかは分からないし

男性にも、友達にもドン引かれるかもしれないけど。

 

 

もう、しょうがない。

これが私なんだ。

 

 

きっと、私の友達なら受け入れてくれると思う。

そう、信じてる。

(めっちゃ驚くと思うけど☺)

 

 

 

 

 

 

そうして、誰かの模倣をやめたうえで

「自分がどんな自分になりたいのか」をしっかりと

自分の中で固めたいと思いました☺

 

 

 

無理に「好かれるために」「嫌われないために」

大人にならなくていい、変わろうとしなくていい。

 

誰かの真似をしようとしなくていい。

 

なりたいように、こころのままに

ただ「自分が好きな自分になるために」

これからは生きようと、心から思います☺

 

 

 

ちょっと人よりはみ出ていても

人より変わっていたとしても

人より考えが違っていたとしても

たまにそれで孤独を感じても

 

きっといつか私の望む「私」になれる。

 

そう思うと、心からワクワクする☺

 

 

 

 

 

 

 

 

安心して、望む毎日を生きていくために

「自分はこのままじゃダメかも」「変わらなきゃいけない」

と思うこともあると思います。

 

でも、きっといつか、どこかで必ず

自分が望む「本当の自分」を見つけられるはず☺

 

 

 

そして、あなたは

この世界でたった一人の素敵な存在。

 

世界中どこを、どんなに探しても

あなたはあなた一人しかいないのです。

 

 

 

だから、誰にならなくてもいい。

あなたはあなたのままで、完璧で、最高で、尊い。

 

どんなに今の自分がイヤになってしまう時も

決して忘れないでくださいね☺

 

 

 

そんな素敵なあなたが

今日も幸せをいっぱい感じていますように☺

 

 

今日もお疲れさまです☺

 

また読みに来てくださいね♪

 

 

KAORI☺

 

 

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