こんにちは。
『Natural Healing 陽&月』のKAORIです☺
春と言えば、お花もたくさん咲き始めるし
お花をもらう機会も増えますよね☺
みなさんは、どんなお花が好きですか?
私はどんな花も好きだけど、特に好きなのは
トルコキキョウ、ラナンキュラス、スイートピーなど
花びらがふわふわ、たくさん重なっているお花。
あと、小さくて可愛いブルースターや
オレンジ色のチューリップも好き。
あ、私の誕生花でもある
ブーゲンビリアも大好きだ!
ということで、挙げたらキリがありません☺
何歳になっても、お花をもらうとときめくし
そばにあると、明るく、やさしくなれる気がします❀
*
昔からお花が好きではあったけれど
今のように大好きになったのは、いつだろう?
あれこれ思い返して、ふと思い出したのは
アパレル時代のことでした。
まだ入ったばかりの頃、私はできるお仕事も少なく
21歳で社会経験も少なかったので
一番簡単な「グリーン」の係を割り当てられたのです。
係の内容はというと、月に一度くらい花屋で
その時期のお店の雰囲気に合うお花を買ってきて
活けて、ディスプレイすること。
そしてお花の水を変えたり、観葉植物の水やりをしたり
お店にある植物のお世話をすること。
まだ責任あるような係は任せてもらえなかったけど
少しでもお店の役に立てる係を割り当てられたことが
本当に嬉しくてたまりませんでした☺
しかも、お花を飾るってときめくし、かわいいし❀
そんな素敵な係を任せてもらえたのが
とっても嬉しかったんです☺
お花屋さんで相談したり、世話の仕方を教わり
両手に花束を抱えて、お店に帰るのが大好きでした。
我が家は庭でお花を育てることはあっても
切り花を買う習慣がなかったので、とても新鮮で
毎月、お花屋さんに行くのが楽しみだったんです!
あの時、いろんなお花の名前を教えてもらって
お店の季節のテーマに合うお花を選ぶのが楽しくて。
私はきっと、あれから
お花が好きになったんだと思います☺
・
何より、仕事を始めたばかりの時って
本当に失敗ばかりだったし
そもそもできる仕事さえなくて、手持無沙汰で
役に立てない孤独感もあったから、たったひとつでも
役に立てるお仕事があることが救いでした。
そして、私は誰にも気づかれないようにこっそりと
お店で育てていた植物に名前を付けました☺
恥ずかしいことに、当時大好きだったアイドルの名です。
あー、恥ずかしい。若かったね。笑
まだ、職場での人間関係も構築できていなかったから
その子は私の話を聞いてくれる、唯一の友達でした。
失敗して怒られたら「またやっちゃったよ~」と
小声で言いながら、葉っぱをそっと触ったり。
お客さまがオススメした服を購入してくれたときは
「うれしかった~」ってやっぱり小声で言いながら
お水をあげたり。
お休みの日の前は「またね」と声をかけて、帰ったり。
まだまだ若くて傷つきやすかったし
前の仕事を大きな挫折感と共に辞めて
新しい仕事を続けていけるか
心のどこかにずっと不安があったから
小さな観葉植物の友達の存在が、私の癒しだったのです。
人間ではないけどさ、心のどこかに
ずっと「この子は味方でいてくれる気がする」という
安心感があって、おかげで色んなことを乗り越えられました。
そして結局、それから数か月して
働いていたお店がリニューアルすることになり
「グリーンは持って帰っていいよ」と言われて
その子は、本当にうちの子になったのです。
悲しいことに、もう枯れてしまったけど
今も思い出す、愛しい小さな友達です。
*
全然お仕事ができなかった記憶や
失敗した思い出が、私にはたくさんあります。
その度、いろんな拠り所を
こっそり作って「あとちょっと頑張ろう」の意気で
日々をごまかしながら、過ごしてきました☺
特に覚えているのは、アパレルの前の会社の時。
仕事内容も、お客さま対応も、就業時間も、人間関係も
本当につらくて、日々生きているのに必死で
あるとき、ネットの検索していた時に
たまたま同じように仕事に悩む人が掲示板にしていた
「つらくてどうしようもない」という投稿を見つけました。
そこにあった返答は
『つらいね。役に立てなくてもいいよ。
仕事を辞められないなら
トイレで泣くためだけに行ってもいい。
それだけでも、あなたは偉いよ』
と書かれていました。
その誰かの言葉に、私はすごく救われたんです。
「ダメで怒られてばっかりだけど
私だけはそれでも褒めてあげよう」
と思えて。
あの言葉に出会っていなかったら
私は結構、ギリギリのところだったと思います。
そうして、『トイレで泣くためだけでもいいや』って開き直って
本当にトイレでいっぱい泣いていたんだけど。
今思えば、あのショッピングモールのバックルーム
トイレの個室が2つしかなかったから、きっと迷惑かけちゃってたな☺
その時はごめんなさい!笑
そんなさ
小さな観葉植物や、どこかの誰かが書いた言葉が
ギリギリだった心を繋いでくれたり、救ってくれたりする。
何気ないものでも、そこに「愛」があると
とっても大きな力になるのだと思います☺
つらかったことや、悲しかったことは
時と共に、少しずつ、角が取れて、ぼやけて
小さく形を変えていくけれど。
救われたり、やさしくされたり、愛されたことは
時が流れるほどに、どんどん心の中で膨らんで
温かくなって、大きくなっていく。
だから、当時トイレで泣いていた私のように
今、本当につらくて消えた方が楽と思う日があっても
絶対に、温かい愛に、これからたくさん出会えるし
その愛はもっと大きくなって、これからを包んでくれるから
信じて、そのままの美しいあなたのままで
生きていって欲しいです☺
私も可愛いお花のような、パーッと華やぐ
明るいパワーを持てたらいいな☺
ただ、このブログが
誰かのホッとする場所になれたら嬉しいです。
今日もお疲れさまです☺
頑張るみなさんに、綺麗な特大の花束を。
そしてしあわせがたくさん、届きますように❀
KAORI☺
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