マイナーであることのデメリットを考察してみる。
「佐賀はマイナーでもいいじゃない」という意見もあるだろう。
この意見は、佐賀がメジャーであった場合の経験がないからこそだと思うが、
マイナーであることは歓迎すべきことではないだろう。
このままマイナーだとした場合、
佐賀県は少子化、高齢化による弱体化のスピードは早いだろう。
おそらくマイナーな順位であればあるほど乗数効果が働き、
そのスピードアップは顕著になるはずだ。
どのような行政地域も、人がいてはじめて成立するものであり、
人口が維持されるもしくは増えるためには、
域内の出生率が高くなるか、域外から人が来るかしかない。
人がいないことには、その地域は維持されないし、
活力がなければ衰退するだけでいずれ消滅だ。
経済が不調になれば、その地域から離脱する人々も増えるだろうし、
これまた乗数効果が働いて雪だるま式に離脱が増えるだろう。
そのため、乗数効果のような形でスピードアップが顕著になると考えられる。
マイナーである地域に、人はなかなか来ないだろう。
その地域が移住に魅力的な施策を打っていたとしても、
マイナーであればなかなか人々にその情報は伝わらないだろう。
また、マイナーに地域を訪れたいと思う人もなかなかいないだろう。
観光業が栄えることは重要だと思う。
観光に来た人はメッセンジャーになり、周囲に佐賀を宣伝してくれるし、
この口コミ効果は佐賀がよりメジャー化することに寄与する。
観光業が栄えるためには、施設や提供する体験が魅力的であることが不可欠で、
それについては改めて施策を考えてみる。
観光以外についても。
マイナーな県の産物とメジャーな県の産物とどちらを買いたいと思うだろうか。
メジャーであることは、ある種の信頼感を与える。
この信頼感というのは、使用体験に基づく確たるものではなく、
単に比べてみて有名だから、そして、有名だからきっと品もいいはず、
というポジティブな脳内変換が起こる。
ネットで検索する際も、地名を入れて検索される場合は、
当然メジャーな方が脳裏に浮かびやすく検索されやすい。
マイナーであることは、人もモノも回りにくくするだけであり、
地域の活力向上にはマイナスとしかならないだろう。
ところで、メジャーとマイナーとはなんだろうか。
今度はそれを考えてみる。