今月に入ってから、朝鮮半島~中露国境域で、発震を伴わない前兆雲海が連続して発生しています。ここ10年ほどの経験則的判断からすると、これが列島東北~北海道での重大発震を惹起する(作用点)契機となる事が多数回観測されてきました。他方311の年の1月に新燃岳の大爆発があったように、南西諸島~九州域の発震・前兆が中部・房総~道南へのてこばね・拡大発震契機となる事も多数発生してきています。(小笠原~フォッサマグナ~能登域-200~300km・深々部が支点)
今月に入ってからこの双方の前兆が同時に発生してきており、きのうからの高知大気象衛星画像からして、若狭湾~能登~奥尻ラインでの規模の大きな発震の可能性が考えられ、注視しています。追記・補正も。

