行徳香取管理人助手 様
        つい先日も数人の教育関連の友人達と話す機会があり、行徳観測方式が果たしきている、めざましい働きについて議論が及び、「全国に強震の可能性があるこの時こそ、この方式の成果・施設を全国に早く広げるべき」と議論が一致し、皆が言うには、
     「まず、行徳高校自然科学部方式での4方位+全方位の5方向常時観測方式のネット公開にかかる本体機器+ANT+機材・施設運用費(除く・人件費、不動産使用料))を、ある程度一般にも分かる程度の内容で公開すれば、見識・知恵ある全国の方々から、提案や場合によっては施設・設備・資力などの提供も可能ではないか。大切に自分達だけの懐にしまっていてはいけないのでは。」と言う事でした。私もほぼ、そう思います(私見としては、当座、全方位GP無しの強指向性水平120度開口2方向、または3方向でもかなり効果的ではと。)ぜひ、この意見をスタッフのみなさまにお伝え下さるようお願いします。


 補足的に説明しますと、阪神淡路大震災のころから、「広範な地殻の変動時には、本体発震のかなり前から電磁波に乱れが発生し、それに一定の傾向性・法則性・方位生がある。」事が、主にアマチュア無線に従事する人達の間で指摘されるようになり、まさに「民間」から自発的に観測が開始されたと理解しています。
 私は、2004年6月~7月に、東西南北4方向+全方位のVHF波観測を常時ネット公開していた、行徳高校自然科学部のサイトを毎日見て、異常値が連日現れ、4方向なので、データ強度を配分をして方位を割り出し、Hinetの公開「連続波形」とで対応発震を推測し、ネット掲示板に、「月末ごろ、中越地方で「大きな」(経験蓄積無く、M規模は不明デシタ)地震が発生するのでは。」と書き込みました。するとあのまさしく中越地震の発生した場所で、M1規模の発震がありましたが、それっきりでした。そして11月の本体発震だったのです。
 
 つまり、4方向観測施設を、(電波ロケーションの良い)全国に離れて複数配置し、常時観測を公開すれば、三角測量の原理で、かなり正確に予想発震域と規模、そしておよその発進時が推測可能なのです。
長くなりましたので、続きはまた。

記 22:51
  データが見つかりました。
2004年行徳高校自然科学部のWEB公開サイトのデータグラフです。

 考察過程は省きますが、私はこれら(他にも複数データアリ)から、震源域を行徳の「西北西」方向と推定し、地震予知掲示板へ投稿したのです。

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