ヒザフェス2013

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やっぱりアホだったバーニングマン

帰国して、あまりに多くの人から
「バーニングマンどうだった?」
と説明を求められるのが
だんだん面倒臭くなってきたので

CM業界人としては
ここは得意の「詳しくはWEBへ」のパターンだろう
ということで
「バーニングマン」がいかに
最高にアホな場所だったかということを
このブログに書いていきたいと思います。
基本的にどーでもいい話なので
読後には何も残りません。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 やっぱりアホだった「バーニングマン」

日本でも近々
バーニングマンジャパンが開催されるみたいで
知ってる人とか、友達が行ったことあるって人を
よく聞くようになって来ましたが
実はもう20年以上もやってるアメリカのフェスで
世界で最もアホなフェスと言われています。

どういうものか簡単に言うと

「ネバダ州にある広大な砂漠にみんなで街を作って
 1週間お金を使わずに生活しながら
 音楽やアートやその他いろんなものを楽しむフェス。」

という感じでしょうか?
僕も今年初めて行ったので
もっと詳しくはWikiって調べてくださいな。

ちなみに、
ヒザは長年このフェスにずっと憧れを抱いていたのですが、
あいにく自分のフェスと毎年カブるので行けず、
しかし7年目を迎えたヒザフェスに密かにマンネリを感じ始めていた主催者は
2013年、思い切ってヒザフェスを「バーニングマン」で
開催してやろうと決意したのでした。

さて
なにがアホだったのかというと

☆アホポイントその1
 ~大規模すぎてアホ~

街の様子はこんな感じです。

$ヒザフェス2013

(Totally Cool Pix.comより以下写真拝借)

とにかく広い。
東京ドーム何個分だよおい!
このゴマ粒みたいなのの
ひとつひとつがテントであり
そこにアホたちの営みがあります。

この広大な砂漠に
6万8000人のアホが集まって
一週間暮らそうっていうんだぜ。
アホすぎる。

なんせ「街」なので
郵便局とか警察とか空港もあります。
砂漠の噂では今年から地下鉄も開通したらしい。
そんなジョークが、もしかしてほんとかもと
一瞬信じてしまうくらいの大規模さでした。

交通手段は主にチャリ。

$ヒザフェス2013


徒歩だと、不定期に襲ってくるストームに
視界と方向感覚を奪われ目的地にたどり着けません。
アートカーと呼ばれるバス
(エレクトリカルパレードの人が沢山乗れるバージョン)
が沢山走っているので
それに飛び乗って移動することも楽しい。


ちなみに、あまりの広大さに
2日目にして迷子になった我々ヒザフェスクルーは
途中で知り合った謎の日本人ギャルに
テントまで送り届けてもらい、
「砂漠に天使が舞い降りたー」と興奮していたものの
彼女の帰り道用にと貸した自転車が
見事にカリパクされる事件が起こり、
着いて早々、我々は足を奪われ
人間不信と街への恐怖心に苛まれるのです。


$ヒザフェス2013

(道に迷っていることにも気づかず、
 チンドン屋スタイルで街を練り歩くヒザバンド
 TOMOちゃん、RAZYくん &YOSUKEありがとう。)

☆アホポイントその2
~裸すぎてアホ~

どういう訳か
参加してる半分くらいの人が
昼間は半裸または全裸でした。
しかし、露出狂とか変態趣味みたいなエロさは
微塵も感じさせない、ごく自然な裸でした。
あまりに自然に裸族なので
「裸じゃないやつ、ノリ悪い」
みたいな空気になり
自分も思わず脱ぎそうになりましたが
肉体に自信が無かったので速攻でやめました。

昼の気温が40度を超え、
裸でいるとむしろ焼けそうなくらい
肌が痛くなるのですが、
白人の方は皮膚がお強いようで

チャリにまたがって
奇声を上げながら砂漠を爆走する
数千人の半裸女性が
俺の目の前を通りすぎていったときは
その度を超えたアホさに
ちょっと引きました。

さらに
頭に王冠を載せた全裸の
巨大な白人のおじいちゃんが
「カモンカモン」と言いながら
手に持った巨大なこん棒で
通行人のケツをぶっ叩く鬼畜の諸行をしており
その光景にはもっと引きました。

このくだりの写真は自粛いたします。
見たい方は来年行ってください。

☆アホポイントその3
~自腹具合がアホ~

バーニングマンの合い言葉の1つに
「No Spectators(傍観者になるな)」
というものがあり、
参加者は何かしらの表現を義務づけられます。
コスプレで人を楽しませてもいいし、
音楽が出来る者は楽器を奏でればいい、
コーヒーを淹れるのが得意な人間は
道行く人にコーヒーを振る舞えばいい。
表現方法はまったくの自由。

ちなみに我々も
頭にかき氷マシーンを載せて
道行く人に宇治金時を振る舞う
「Iceman」というパフォーマンスにチャレンジしましたが


$ヒザフェス2013
(リノのホテルでIcemanを仕込むYOSUKE)


前述の迷子になった道すがら
頭部も迷子になってしまい
2日目にしてアイスマンは死にました。
(Iceman was dead事件)
その後、我々の手元には
大量の白玉とあずきだけが残りました。
(キャンプのみんなで美味しくいただきました。)

自分が出来る範囲で
思い思いの自己表現をし
積極的に人に関わっていくことで
互いが互いに何かを与える(Give&Giveの精神)
好奇心と善意にあふれた
街が形成される素晴らしい仕組みなんだけど
それを20年以上もやってると
みんな段々エスカレートしてきて
巨大なオブジェを作ったり、
巨大なクラブを作ってガンガン音をならしたり、
巨大なトラックを電飾してバスにしたり、
巨大なバーを作って酒を振る舞ったり、
みんなが自腹で巨大な何かを作ってる。

$ヒザフェス2013
(手前のオブジェも奥のアートカーも誰かの自腹作品)

持てる限りのお金と時間と人的労力を費やして
年に一度のお祭りに参加している。
まるで町内会対抗のお祭りみたいに
「うちは今年は、30mまでデカくしちゃうぜいべらんめい」
「負けねーぞーこっちは500人規模のクラブ作っちゃうぜー」
「んじゃこっちは、火炎放射器つけちゃうぜーイェーイ!」
「なにー!ならこっちは羽をつけて空飛ぶぜーフォー!」

みたいなアホなノリで
互いの自腹を自慢し合うみたいな感じになってる。
(運営サイドよりお金もちょっとは出てるらしいけど、
 たぶんほとんど持ち出し、くわしくは知らんけど。)

ん?これってヒザフェスどころの騒ぎじゃないぞ。
ヒザフェスが100個集まっても敵わない規模で
お互い自腹自慢してる感じに
アメリカ人って引くくらいアホだなと思いました。

$ヒザフェス2013

(誰かの自腹アートカーのドラムシステムで
 すごいグルーヴを生み出したことにより一時的にスターになるヒザバンド)

☆アホポイントその4
~エンディングがアホ~

バーニングマンの名前のとおり
最終日の前夜に
「ザ マン」という人を形どった
木製の巨大なオブジェを燃やす儀式が
クライマックスなのですが、
その光景がほんとアホすぎた。

$ヒザフェス2013
(奥のアイツを燃やします。)

マンを燃やすのは土曜日の夜の9時。
円形になっている会場の
中心部にあるマンを見るために
6万人のアホが集結します。

ありったけの電飾をした
人やらチャリやら車やらが
まるで王蟲の群れのように
マンに向かってゆっくり集まってくる。
まるで台風のように中心に行くに従って
アホのヘクトパスカルが上昇していく感じに
なぜか異様な感動があった。

その台風の目にマンがいて
さっきまで騒いでいたアホなやつらが
体育座りでマンが燃えるのを今か今かと
待っている。
その顔を見ていたら
昼間はアホだと思っていた人々も
「とってもピュアないいやつら」
思えてくる。

安い花火ショーに
指笛をぴーぴーならしながら
テンションを上げるみんな。

そして
突然の
大爆発。

$ヒザフェス2013
(石原軍団も目じゃない火薬量)

燃やすっていうより
爆発じゃねーか!

マンからは100mくらい離れてるはずなんだけど
あっつ!バカ!バカ!バカか!
手加減の無い爆発の熱波が顔を襲う。

そしてマンが燃え尽き
崩れ落ちたと同時に
「フォーーーーーー!!!!」
という大歓声の嵐。

なんだろうこれは。

おそらく数ヶ月かけて作ったマンに
火をつけて、爆発させて、倒れたら
最後にみんなで「フォー!」って叫ぶフェスって
なんなんだろう。

「このあと数ヶ月かけて1つの灰も残さず掃除するの大変だなー」とか
「昨日、勢いでやっちゃった子とどうやったら別れられるかなー」とか
「帰ったら仕事のメールいっぱいたまってるんだろうなーやだなー」とか
「2日目に無くしたiPhoneのバックアップって取ってたかなー」とか
「これ帰り道、すげー渋滞なんじゃねえか?だってリノまで一本道だぜー」とか

アメリカ人も日本人も、フェスが終わるに連れて冷静になってきて
結局みんな同じようなことをあの瞬間まで考えてたんだろうけど
あのマンが燃え落ちるときの

「でも最後だから
 細かいことは忘れて感動しちゃえー」

みたいな空気の一体感がハンパ無かった。

そんな感動はいままで味わったことが無かった。

「日本から飛行機で11時間、サンフランシスコから車で10時間かけて来て
 砂漠で砂まみれになって、迷子になって、手足がかっさかっさになっても
 やっぱりバーニングマンに来て良かったー」

とまでは、まったく思わなかったけど、

とにかくそこは非日常の異様な異世界だった。
あまりに日常から遠い世界だった。


$ヒザフェス2013
(一緒に行ってくれたバーニングマンで最も有名な日本人パフォーマー
 浜崎健さんの野点パフォーマンス。まさに非日常)

シャワーもないし、テレビもないし、
ケータイも、PCも使えなないし、
飯はまずいし、砂まみれになるし、
昼はクソ暑くて、夜はクソ寒くて
まるで吉幾三の歌みたいな最低の場所なんだけど、

一瞬だけど、
「ずっとここにいたいなあ。」
って思ってしまったわけで。

毎日ただ起きて
飯食って、歌って、踊ってるだけなんだけど
うーん、悪くないぞ。この生活。
って思えてくる。
もしかしたらこれは夢なんじゃないか。
僕らは夢から出られないでいる
幻の砂漠の住民なのではないか。
ん?これじゃまるでビューティフルドリーマーではないか。
と気づいて、一人驚愕した。

バーニングマンに参加しているアメリカ人は
ほとんどが中流以上の方お金持ちが多い印象だったけど
彼らも、僕ら同様、
日頃スマホやら、PCやら録画機能付きテレビやらを
いじりすぎてるので、
こういう異世界を自分たちで作って
人とコミュニケーションしながら
家つくって、飯つくって、火を焚いて、裸で歌って踊るみたいな
プリミティブな時間を欲してるんだなあ。
俺たちと同じなんだなあ。
と、しみじみ鼻くそをほじりながら思いましたとさ。

と、長々書いてきましたが、

僕も
バーニングマンで得た経験をヒントに
日本でも裸祭りを開催してやろう!
この行き過ぎた文明社会のぬるま湯日本から
みんなを解放してやろう!

などとは微塵も思っておりませんので
変な期待をされないようお願いします。

ただ、
非日常のスペシャルな体験って
したいですよねー。誰でも。

さて、それって何なのかは
今後も探していきたいと思います。
だれかヒントください。

バーニングマンで無謀にも開催した
ヒザフェス2013は、結局日本からの
お客さんは0人でしたが、
とても晴れ晴れとした気持ちで帰国しました。

来年で8年目になるけど、
お客さん0人から
また作り上げていけばいい。
自分のやりたいようにやればいい。

バーニングマンに集まった
アホなやつら6万8000人が
そんな単純なことを
思い出させてくれました。
ありがとうバーニングマン。

「ヒザフェスは
 俺が楽しければ、それでいい。」

来年もやるかどうかは
わかりませんが、
もし万が一やるなんてことになった場合は
ぜひ、暖かく見守っていただくか、
出来れば足をお運びいただけたらコレ幸いです。

もしやらなかったとしても
いままでと変わらず、友達でいてください。

ではまた。

ヒザユウスケ

$ヒザフェス2013

砂漠で歌ってきました。

時差ボケのためご報告が遅くなりましたが

ヒザフェス2013 in バーニングマン ~ネバダでやらねばだ~
無事終了いたしました!

$ヒザフェス2013

昼45度、夜10度
虫一匹住まない不毛の地
ブラックロック砂漠で
行われたヒザフェス2013。

誰か一人くらい来ないかなーと
思ってはいましたが、
さすが皆さん常識的な社会人です。
残念ながら日本からのお客さんは
0名でございました。

ヒザフェスも7年目にして、
お客様が0名になったことで
原点回帰が出来た気がします。

砂漠で一人で歌いながら
晴れ晴れとした気持ち良さがありました。

「ヒザフェスは
 俺が楽しければ、それでいい。」

来年以降もアホで無茶で健康的なフェスを
やり続けられたら幸せですね。

また来年会いましょう。

ヒザユウスケ

開催決定! ヒザフェス2013 in ネバダ

ヒザフェス2013の開催が決定しました!
今年はまさかのアメリカ開催!

タイトル:「ヒザフェス2013 in バーニングマン ~ネバダでやらねばだ~」
開催日:8/27-9/2
場所:アメリカ合衆国 ネバダ州 ブラックロックシティ(砂漠)
出演:ヒザユウスケ&ヨウスケ、宇宙メガネ

現在出演者募集中!

会場の地図はこちら。

$ヒザフェス2012

サンフランシスコから車でたったの10時間!

皆様ぜひお気軽に参加ください。

お待ちしてます!

オバチャーンとかういう

ヒザフェスとは無関係ですが、

面白い動画をみつけたのでシェアします。

ヒザフェス2012のメイキングがでけた。

おまんたせいたしました。
ヒザフェス2012熱狂の模様をご覧あれ。

ヒザフェスをまだ振り返っている⑥

誰もレポートしてくれないので

主催者自らまとめてみる

「ヒザフェス2012レポート」第6弾です。

振り返り過ぎて 
現実にもどれなくなっている今日この頃です。

今日はいよいよ
感動と興奮の
ヒザフェスクライマックスの様子を
レビューします。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
13時からスタートして

およそ6時間、全9組のアーティストによる

ながーい前座が終わり、

いよいよ本日の主役であるヒザの出番。

その前に

アーティストの皆さんの真後ろで

ライブペインティングアーティストの

MANABU SAKAMOTOさんが

延々と描き続けていた

幅140cm×長さ10mの

巨大ペインティングが

ステージにのぼりました。

$ヒザフェス2012

坂本、マジかっこいい。
テーマはよくわかんないけど、
なんかかっこ良かった。
ほんとありがとう。
また味園ビル行こな。

さてその後

巨大ライブペインティングの掲揚で
フィナーレを迎える準備の整ったステージに

トリのヒザユウスケとTHE HIZABANDが
登場するのですが、


$ヒザフェス2012

この辺のディティールは
あまりに手前ミソすぎる話なので
ここでは割愛します。

最後のアンコール
「ヒザフェスにおいでよ」で

会場が、

ステージが、

こんな感じで


$ヒザフェス2012


とんでもないことになるのですが、

それは、
会場にいた人だけの思い出とします。

ゲリラ豪雨襲来とか
御堂筋線ストップしたりとか
でもめっちゃ沢山のお客さんが来てくれて
しかもホタテ400枚完売とか
マエケンのステージに上がったりとか

僕は、その日一日、
ほんとに信じられないようなことが
いろいろありすぎて、
それを乗り越えての自分のステージだったから
開放感が尋常じゃなかった。

あまりにテンションの上がりぶりに
今となっては、だいぶ恥ずかしいので
できれば皆さん
あの日のステージ上のヒザを忘れてください。

天パーで腹の出た地味な中年サラリーマンが
あの日一日だけでも、自分を解放したかったんだな。
私生活がよっぽどうまく行ってないんだな、かわいそうな人だ、
じゃあ、今日一日くらい弾けさせてあげよう、という
優しい気持ちでヒザを見ていただければと思います。

できれば街で僕を見かけても無視してください。

それでもその弾けぶりを観たいという方は
もうすぐ、メイキング動画が
上がると思うのでそちらをどうぞ。

僕が一番信頼を置く
ヒザフェスメイキングディレクターの
金古さんがただいま鋭意編集中です。

それまではこちらをどうぞ。




というわけで
ヒザフェス2012、大盛り上がり
(主催者が一番盛り上がってたけど)
で無事閉幕いたしました。

これにて、
ヒザフェス2012レポートは終わります。

この場を借りて、
ヒザフェス2012に係ってくださったすべての皆様に
感謝と御礼を申し上げます。

ヒザフェスの今後については
またこのブログを通じて
お話していきたいと思います。

ではさよなら。

主催者 ヒザユウスケ

ヒザフェス2012をもう振り返ってみる⑤

どうせ誰もしてくれないから

主催者自らまとめてみる

「ヒザフェス2012レポート」第5弾です。

今日で最後のリポートになる予定です。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

なぜ自腹をきってまで
フェスを開催するのか?

というと、それは

「夏フェスのトリで
 歌ってみたかったから」

なのですが、

もう一つの特別な理由があります。

それは、

「自分の好きなアーティスト
 ばっかりが出演する
 夢のようなフェスが出来るから。」

なんです。

これって、
自分が主催者だから可能であって、
しかもスポンサーとか、ややこしいこと言う人の
存在が無いからできること。

で、アーティストをブッキングする作業が
ほんと楽しいんですよ。毎年。
だって、判断基準が自分なんですもん。
ヒザフェスに来てほしいかどうかっていう。
ただそれだけ。

んで
まずアーティストを探して、
そして、一度ライブを見に行く、
気に入ったら色々調べて
出演交渉する。
ラインナップを決めて
タイムテーブルを組む。

この一連の作業が毎年一番大変なんだけど、
本当に楽しい。
この醍醐味は他に代え難い、
主催者だけの特権なのです。

でも、この六年間で沢山の
アーティストさんに声をかけさせてもらいましたが、
実はブッキングうまくいかない場合が
ほとんどなんです。

まっそりゃそうだわな。
ヒザって誰?ヒザフェスって何?
みたいな一つも信用できないところから
スタートしますからね。

夏フェスのブッキングって
それ専門の会社があったり、
プロモーターさんや、名の通った主催者がするのが普通だから
さらに怪しいんですよ。
メールなんかではまったく伝わらないし。
だって…

「私ヒザと申しまして、ただの会社員なんですが、
 僕が主催するヒザフェスに出てくれませんか、僕の前座で。
 しかも今年はホタテが取れまして無料で400枚配るんですよ…」

ほらね、一個も意味分かんないでしょ。

もちろんギャラもすげー安いし。
しかもヒザの前座ねとか言って
めっちゃ失礼だし。

だから、
こんな訳のわからんフェスに出てくれる方って
本当に理解ある方か、よっぽど好奇心旺盛な方か
アホなやつが大好きすぎるアホマニアかどれかだと思います。

ブッキングが全然うまく行かなくて
へこみまくってるところに、
でもそれでも、
日本にはシャレのわかるアーティストが
少なからずいてくれているもので、

この前野健太さんも
そのシャレのわかるアーティストのお一人でした。

$ヒザフェス2012


だってさ、
あのマエケンがね。
わざわざ大阪まで来ちゃうんだよ。
しかもバンドを連れて。
この訳分からんフェスに。

彼から出演OKの返事をもらったとき、
ほんとにうれしかった。
ここ何年かで一番うれしい出来事だったかもしれない。
それくらい、僕は前野健太が大好きで
2年前に映画「ライブテープ」を見て、がつんって来てから
ずーっっっっっと
いつかヒザフェスに出てもらいたい。
マエケンが出てくれるようなフェスになるまでは
絶対やめないよ!と思っていたくらい
マエケン出演は僕のヒザフェスをやっている
動機の一つになっていました。

んで今年、勇気をだしてオファーしてみたら、
まさかのOK。まじで奇跡。

$ヒザフェス2012

空が、こんな感じになったころ。

前野健太とDEVID BOWIEたちが
ヒザフェスのステージに登場しました。

僕は、このことを

前野健太がヒザフェスのステージに上がっていることを

600人のお客さんの中で、

一番信じることができず、

本当にこれは夢なんじゃないかと

何度も回りを見渡して、

でもみんながすげー笑顔で

マエケンを見てるもんだから、

それでさらにうれしくなちゃって、

最前列で見てたんですよ。

そして一曲目「石」。

お客さんが、

ステージ前に

どんどん押し寄せてくる。

俺を押しのけね。

おい!マエケンを呼んだのは俺なんだよ!

って自慢したかったけど、

でもいいや。楽しいから。

二曲目「豆腐」。

僕がマエケンを好きなのは、

というか好きっていうより
シンパシーを感じるのは
もちろん理由があって、

それは
共通点が多すぎるんですよ。

同い年で、同じ天パーで、
同じくボブディランが好きで、
親父を20代で亡くしていて、
しかもスズキのK50っていうマイナーな
バイクに乗っていて…

前野さんには気持ちわるすぎると
思うけど、これは運命なんですね。
ヒザフェスにマエケンが出るのは。

そんなことを思いながら、
半分泣きそうになりながら、

前野さんが、
「男肉ドソレイユ」に捧げますと歌い始めた
「俺らは肉の歩く朝」

鏡に映った自分は嘘つきの顔してた。

って歌詞からぐさっと刺さって、

もうお客さんのことなんてどうでもいいや。

その時、
とにかく俺はそこにいた600人の中で一番幸せでした。

お客さんからのリクエストで「鴨川」をさらっと歌ってくれて、

そのあと、前野さんは
ヒザフェスに出てくれた心の経緯を語ってくれたのです。

「突然メールが来て、ブログみたらホタテのことばっかりだった」
「いろんなフェスがありますけど、ヒザフェスは今、最強なんじゃないですか」
「ほんとアホだと思います。アホな人がいると、うれしいです。」


そして前野さんが「熱海」を歌います。

「♪当たり前に奇跡的な毎日、今日はヒザフェス2012!」
「♪当たり前に奇跡的なホタテと、今夜は一杯やりたい!」


もー、マエケン。サービスしすぎだよー。


って半分泣きながら思ってたら、

ゲストでステージに呼ばれちゃった。


$ヒザフェス2012

んで、

あの映画ライブテープのラスト
井の頭公演で歌われた「天気予報」
を一緒に歌わせてもらいましたー。

その辺の詳しいことは
来場してくれたお客様と
マエケンさんとDEVID BOWIEたちさんと
僕だけの秘密なので教えませんよー。

とにかく最高なパフォーマンスでした。

前野健太とDEVID BOWIEたち

まるで夢のような
最高の一日をありがとう。



っとか気持ちよく書いてたらもう12時すぎちゃって
明日草野球で朝6時半起きなので
ヒザフェス2012感動のフィナーレの模様は
また明日。

あっ明日は土曜だから
月曜にしよっと。

ではまた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ヒザフェス2012のメイキング予告篇です。

ヒザフェス2012をもう振り返ってみる④

どうせ誰もしてくれないから

主催者自らまとめてみる

「ヒザフェス2012レポート」第4弾です。

今日は、リポートの前にこちらの
動画をご覧くださいっ!

ヒザフェス2012のメイキング予告篇です。



メイキング動画の予告篇というのも珍しいですが、
本編のほうはただいまメイキングチームが鋭意編集中ですので
ぜひご期待ください!
多分一ヶ月ほどかかると思います。

さて以下レポート続きです!
今日はどこまで書けるかなあ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
男肉→寺前未来ちゃんという
予想もつかぬエクストリームな流れで
さらなるカオス状態におちいった服部緑地。

心配していた空模様は

すっかり秋の空になり

$ヒザフェス2012

ステージには西日が強く照りつけます。

$ヒザフェス2012
(曲の間は司会のふたりがつなぎます)


ヒザフェス折り返し地点の16時すぎ。

ヒザフェス最多出演の

赤松隆一郎バンドが登場。

$ヒザフェス2012

(ステージにグリーンダカラを並べて演奏する赤松バンド)


なんで、グリーンダカラかというと、
この赤松隆一郎さんご本人が、
CMソングを作ったから。
本職はCMプランナーなんです。

赤松さんのスゴいところは
仕事がめっちゃ忙しいはずなのに、
月一くらいで曲をつくって
年4回くらい、大阪、東京、故郷の愛媛で
ライブをやってるところ。

そういう自分のやりたいことを
仕事とうまく両立しながら、
しかも遊びレベルじゃなくて、
本気で取り組んでいる。
そのパワーをお借りしたくて
毎年ヒザフェスに来てもらってます。

今年は「グリーンダカラちゃんのうた」
ヒザフェス特別バージョンで歌ってくださいました。
とっても可愛い歌でした。

会場にもスポンサーのサントリーさんから
大量のグリーンダカラを提供していただきました!
サントリーさんありがとうございます!

さらに
$ヒザフェス2012

なぜか
沖縄土産の定番「ちんすこう」を
大量にばらまくというパフォーマンスで
(ちんすこうガール付き)
会場を盛り上げてくださったのですが、
「ちんすこう」があまりに軽いもんだから
客席まで全然届かなくて、
赤松さんは、翌日肩を壊されました。

こういう可愛いところが大好きです。
先輩なんですが。

赤松さんと赤松バンドの皆さん
今年も楽しい演奏とパフォーマンスありがとうございました。

強烈な日差しも弱まり
太陽もだんだんと傾き始め
時折涼しい風が会場に吹き始めようかという頃、

にわかに慌ただしくなったステージに
とても場違いなグランドピアノが慎重に運ばれてきます。

その異様な空気に
ざわつくお客さんたち

やがて一人の歌姫が降臨します。

ヒザフェスのディーバこと
「西成夢子」さんの登場です。

$ヒザフェス2012
(イントロで目を閉じて「ゾーン」に入る夢さま)

今年もピアニストに榊原明子さんを迎え
旦那さんが用意したという新品のドレスをまとい現れた夢さま。

「待ってました!」「夢さまーーー!」「アホーーーーッ」
といった賛辞の歓声を

「まだ早い」と上から目線で制する夢さま。

どなたかのリポにもありましたが、

まだ歌っていないのに
なぜか会場の一体感がハンパありません。

そして、
実にゆっくりと静かに歌い始めます。

$ヒザフェス2012

ご覧のとおり
まるでオペラかクラシックでも歌いそうな
上品な感じのビジュアルなのに、

歌っているのが、
「抜け毛」とか
「乾燥肌」とか
「加齢臭」とか
 
恋をこじらした乙女の密かな性癖を
無駄にのびやかな声でしっとりと歌うのです。

$ヒザフェス2012
(男の耳の裏の加齢臭がたまらないと熱唱する夢さま)

無駄にうまい歌とピアノに乗せた
あまりにアホな歌詞のギャップで
会場のお客さんのクスクス笑い声が
とまることはありませんでした。

今年は
普段の夢さまを知らない「初めての人」
が多かったと思いますが、
そんなお客さんでも
一発で夢子の世界にいざなってしまうそのお力に
ヒザは改めて敬服いたしました。

夢様、恐るべし。

そんな西成夢子さんの曲は
itunesで購入できますので
ご興味ある方はぜひ。

http://itunes.apple.com/jp/artist/xi-cheng-meng-zitoza-guddomanzu/id319463762


そしていよいよラスト2バンド。

ヒザユウスケのライブのための
長ーい前座のみなさんの
ラストを飾ったのがこの方々でした。

$ヒザフェス2012

その衝撃のライブの模様は
また明日ー。ごみんに。

ヒザフェス2012をもう振り返ってみる③

どうせ誰もしてくれないから

主催者自らまとめてみる

「ヒザフェス2012レポート」第3弾です。

ネタを小出しにしているのは

決してランキングを上げたいからではなく、

書きたいことが沢山あるからです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ライブリポートの合間に
今回の主役である「ホタテ」について書こうと思います。
(しつこいけど本当の主役はヒザです)

$ヒザフェス2012

今年、ヒザフェス初参加の方や
いまだに、「ヒザフェス?はあ何それ?」
という方にとっては、
「なぜホタテ?」だと思います。

また、
今年初めてヒザフェスに来られた方には
あまりの「ホタテ」押しで
「ホタテフェス」と勘違いされている方もいますが、
それも間違いです。
「ヒザフェス」が正解です。

ホタテの経緯を簡単に説明すると、
いままでヒザフェスで
岩手出身の親友が、
毎年最高級のホタテをヒザフェスに
提供してくれていて、
築地で最高値のホタテだっていうことも
あんましよく分かってないアホな感じで
みんなでワイワイ食べてたんだけど、
それが去年の震災で被災してしまい、

$ヒザフェス2012
(ホタテの貝殻が散乱した震災後のイケス跡)

イケスとか工場とか全部ながされちゃったと聞いて、

しかもホタテ屋さんの二代目は
「いつか必ず復活してみせる!」
と言っていると聞き、しかも俺と
同い年だっていうもんで

$ヒザフェス2012
(復興の狼煙ポスターのモデルにもなっているヤマキイチの二代目)

こりゃあ、ぜひ何かしたい!と
今までの恩返しのつもりで
去年のヒザフェスでホタテ募金を集め
新しいイケスのポンプ代にあててもらったわけです。

$ヒザフェス2012
(募金を届けに行きました。)

そしたらなんとたった一年でホタテが復活して!
そりゃ良かったですねって釜石に8月に訪ねましたら
ヤマキイチ商店のCEO(親父さん)が、
「本当に勇気づけられました」
「今年は400枚ほど提供させてください」
「ホタテを焼きに三男を行かせます。」
って仰ってくださり、

ヤマキイチ商店さんが
一日に卸すホタテ量の約半分が
大阪の訳の分からんフェスで
無料提供されるという大変な事態になったのです。

この辺のくだりは
こちらのCMを見ると
なんとなく分かった気になります。




それで当日届いたのが
$ヒザフェス2012

これ×20ケースです。

特殊な技術で海水を凍らせた氷につかった
超新鮮なホタテちゃんです。

ヤマキイチ商店さんのホタテは
「泳ぐホタテ」と言いまして
自宅に届いても
まだホタテが泳いでいる、
つまり生きたまま自宅に届くという特別なホタテなのです。
(この技術はそうとうスゴいそうです。)

で、大事なのは
そのホタテを漁師伝統の焼き方「浜焼き」で
焼いて、お客さんに出すことなんですが、

$ヒザフェス2012

これが、やっぱりすげえ大変そうでした。

そりゃ、400枚だもんね。

焼き慣れてる岩手の親友とヤマキイチ三男と、さらに
東京とか名古屋からこの為に駆けつけてくれたホタテスタッフ(通称ホタッフ)
が休まず焼き続けても

$ヒザフェス2012

ホタテの待機列が
ずーっと途絶えないもんだから
焼き続けるしかないのね。

あるホタッフの女の子は、
200枚焼き終わった時点で
「まだ半分か」と目眩がしたそうです。

いやあ、なんせBBQコンロ3台に
炭で焼いてるもんだからから、
テント中が遠赤外線の熱でヤバかった。

外気温より10度は暑かった思う。

ホタッフみんなが罰ゲームみたいな感じになってたけど、
でもホタテ待ちのお客さんに常に見られてるもんだから手を抜けず、
つい、それっぽく大げさに殻を割ったりして
パフォーマンスしたりなどしながらも、
おかげさまで
18時過ぎにホタテ400枚完配。

しかも
ちょうどヒザの出番の前に売り切れるという
ナイスタイミング。

昼の12時から6時間ずっとホタテを焼き続けたホタッフは
全身から結構な磯の香りを漂わせていましたが、
みんな顔が晴れ晴れしかったなあ。

本当にホタッフの皆さんお疲れさまでした。

ちなみに、
こだわってるのはホタテや焼き方だけじゃなくて、

焼いてる炭は岩手の高級木炭を使用、
調味料のバターは伊勢丹でしか買えない
一瓶1200円くらいする幻のジャージーバターで、
お醤油も厳選した岩手産という
細部まで気を使うこだわりよう。

サイズがスーパーで買えるやつの
倍くらいあって、しかも肉厚でめっちゃ美味しくて
いままで食べていたホタテはなんだったのか
と思えるくらいの衝撃ホタテ体験だったのですが、

美味しさももちろんだけど
岩手の美味しいものを味わってもらいたい、
そして関心を持ってもらいたいっていう
ヤマキイチ商店とホタッフの情熱がハンパ無かった。


「ヒザフェス」なのに、
「ホタテフェス」と間違われるくらいの
最高のパフォーマンスを見せてくれました。

この場を借りて
貴重なホタテ400枚と三男を派遣してくださったヤマキイチ商店さん
そして東京、名古屋、岩手から集まったホタッフのみなさん
本当にグッジョブ。
皆さんが真のベストパフォーマーでした。
お疲れさまでした。また打ち上げをしよう。



$ヒザフェス2012

もし興味がある方は
ぜひヤマキイチ商店さんのHPをご覧ください。
贈答用なんかにオススメです。

http://www.yamakiichi.com/

それと、
本来、会場は直火使用禁止なのですが、
主旨にご賛同いただき、炭の使用許可を出してくださった
服部緑地さんにも深く感謝を申し上げます。

さて明日はいよいよ
感動のフィナーレを迎えた
ヒザフェス2012後半戦をリポートします。
また明日。

ヒザフェス2012をもう振り返ってみる②

どうせ誰もしてくれないから

主催者自らまとめてみる

「ヒザフェス2012レポート」

第二弾です。

アップが遅いのは

決して焦らしているわけではなくて

日中は仕事を真面目にしているからです。

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ゲリラ豪雨襲来の後、
一転して猛烈な西日が照りつける
服部緑地野外音楽堂。

ジリジリと気温は上がり、
すり鉢状の音楽堂に
降った雨水が水蒸気となって
湿度もグングン上昇。

そんなまったりとした会場の空気をさらに
暑苦しくさせる集団が突如現れました。

「男肉 du Soleil」(オニク ド ソレイユ)

名前からして、もうすでに嫌な予感なのですが、
こいつらがほんとにヤバかった。
ヒザフェス史に残るヤバさだった。

これが「男肉 du Soleil」↓
$ヒザフェス2012

うーん、写真ではまったくヤバさが
伝わってこないですね。
簡単にいうと、上半身裸の非リア充な男子たちが
これまた非リア充の固まりみないな団長(黒いジャージの人)
に煽られながら、なつかしのJ-POPに合わせて踊り狂うという、
(ものすごく失礼な事言ってますね。団長すいません。)

文章にすると、好んで見てみたいとは決して思えない内容なのですが
これがほんと面白いんですよ。

なんだろ、

なんかね、

面白いというより、
感動すらしちゃえるかもしれないんですよ。

とにかくね、
彼らから溢れ出る
「人生がうまくいってない感じ」
(ほんと失礼ですいません。)



現実世界のフラストレーションをぶつけるような
無駄に激しいダンス(痙攣?)とが
折混ざって、なぜか強烈に胸を打つ。


$ヒザフェス2012

最初は
お客さんもあまりの衝撃でかなり戸惑っていましたが、

途中、ゲストのヨーロッパ企画 石田剛太が歌う

「いますぐKiss Me」

$ヒザフェス2012
( この方です)


これまたがまた最高でした。

絶妙な音痴加減で
お客さんを完全にロックオン。

「下手な歌で客を魅了する」
という音楽フェスの常識を打ち破る新機軸でした。

最後に「Let it be」が流れる中
団長が童貞の方を紹介し、
「今なら新品の人間が手に入ります。しかもタダで。」
といいながら、彼のケータイ番号を叫ぶシーン。
その、なんとも切ない終わり方もまた良かった。

彼らは間違いなく
ヒザフェス2012のベストアクトでした。

再来週くらいから大阪と東京と京都で
新作やるみたいなんで興味ある方はぜひどうぞ。

http://oniku-du-soleil.boy.jp/

そして、
散々とっちらかされたステージに
次に登場したのが、寺前未来さんです。

$ヒザフェス2012

(WEB屋パパさんのブログより勝手に転載ごめんなさい。)

関西国際プロレス→良元優作→男肉→寺前未来

そんな流れのフェスありますか?

どんだけ寺前さんがやりにくいか!

僕は公演の前後で
寺前さんに何度も謝りましたが、

この流れ、ほんとうは狙いです。

実際、狙い通り化学反応がおきました。

寺前さんの透き通った歌声が
沁みる沁みる。

オニクに空けられた風穴に
寺前さんの声がすっと入ってくる。

それがほんと気持ちよかった。

一曲目の「徒歩5分」から
お客をぐっと自分の方にたぐりよせ、
まるで耳元でやさしく歌われているような感覚。

寺前さんには
「ヒザフェス2012 一服の清涼賞」を差し上げます。

そして、忘れてはならないのは

今回の主役である「ホタテ」。
(本当の主役は僕なんですけどね)

いやあ、マジで心配でした。

釜石から贈られた貴重な400枚のホタテが余ったりしないか。。。

だってね、「ヤマキイチ商店」さんの
一日の出荷分の約半分が
この訳のわからんフェスに届いちゃうんだから。。。

まじで余ったりしたらどうしよう。。。
それが心配すぎて、
ほんとは人の歌を聞いてる余裕なんて無かったのです。

$ヒザフェス2012


この400枚の最高級ホタテが一体どうなったのか、

その後のヒザフェス2012は一体どうなったのか、

その辺に関しては

また明日お話することにしましょう。
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