2022.5.20 参拝 

 

 

「新篇武蔵風土記稿」によれば圓能院と日枝神社は村上天皇の御代(天暦弐年948年)の開創とあります。

 

圓能院山王権現縁起 武州橘樹郡河崎之領小田村氏者、惣廟山王権現、天暦貳戊申三月申日、京都従比叡山遷、村上天皇之御代ニ奉守護、本地阿弥陀如来、山者金沢、寺謂福泉、院号圓能、本尊大日如来也 寛永年間から寛文年間(1624~1673年)にかけて辨秀・辨正・辨祐・辨誉法印らが大いに法灯を輝かしました。

 

新本堂建立に当り、平成二十年に仏像修理をしました時に、ご本尊大日如来像の胎内には大日如来の造立に関する資料は発見されませんでしたが、「新造 阿弥陀如来尊像 慶長十一年(1606年)九月二十三日願主 圓能院 辨秀」という書面が納めてありました。

 

 薬師如来立像の体内には、「享保八年(1723年)十月二十七月 願主 秀慧」と記してありました。

 

この中興開山と録されている秀慧法師(~1733年)の代には本堂の建立ならびに境内の整備を見るに至りました。 弘法大師・興教大師の体内には、「元文三年(1738年)開眼供養」と記された板が納められていました。

 

さらに賢礼・弘覚・快秀・辯龍・快説・祐説法印へと法脈を継ぎ、文政六年(1823年)には、川崎大師平間寺から隆純法印(平間寺第三十六世)を迎えて寺門興隆が図られました。

 

 現山門の建立は第十二世憲證住職の代、嘉永二年三月二十一日(1849年)と額の裏に記してありました。

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