一番好きな詩はなに・・・って聞かれたら
金子みすゞ の「こだまでせうか」 を選ぶでしょうね♪
最近はみすゞ詩画集が いろんな出版社から 出ていて
とても楽しめるようになりました・・・以前はみすゞの詩集ですらなかなか
探すのに苦労してましたから・・・とてもうれしいです。
この詩は読むと 自分の子供のころの記憶を取り戻してくれます…懐かしい懐かしい
子供自体のふるさとの情景が ありありとよみがえってきます。
幼馴染の和子ちゃんとの 楽しかった日々が・・・脳裏に消えることは ありません。
とても大事な 大切な 詩です。
こだまでせうか
「遊ばう」っていふと
「遊ばう」っていふ。
「馬鹿」っていふと
「馬鹿」っていふ。
「もう遊ばない」っていふと
「遊ばない」っていふ。
さうして、あとで
さみしくなって
「ごめんね」っていふと
「ごめんね」っていふ。
こだまでせうか
いいえ、誰でも。
この詩画集は 絵が殿村栄一さんで詩は もちろん みすゞのこだまでせうか
今から16年前の平成8年に発行されました。
発行所は春陽堂書店 から出ています。 なかなか買えないので 図書館から
お借りしています。今回も 二週間の命です(笑)
絵はあえて 取り上げませんでしたが ぬくもりを感じる 慈悲の絵ですね (*^。^*)
興味がある方は 図書館の詩集のコーナーで 探してみてくださいね♪
今日は 詩画集の紹介をさせていただきました。 花村 美春