むかしむかし

日のいずる国に

女神がいたとさ

女神の名前は

ヒノメガミ

ヒノメガミは

優しい性格だったが

世の中が乱れてくると

立腹して

日の岩屋に

閉じ籠ってしまう

ある時

世の中が退廃し

乱れて

収拾がつかないほど

堕落すると

ヒノメガミは


大変怒って

岩屋に閉じ籠って

閉まった

すると太陽は

昇らず

この世は

真っ暗闇になった

星が昼間から

見えるくらいの

暗さで

人々は大騒ぎになった

植物は枯れはて

人々は食べる物を

失った

人々は岩屋の前に

押し寄せ

女神に侘びを

入れたが

ヒノメガミは

返事をしなかった

あまりの人々の

身勝手さに

今回は

とことん愛想を

つかせていたのだ

さて

古事記の神話のように

踊りを踊って

岩屋の扉を

開けさせることが

出来たでしょうか?

この物語の国では

開けさせることが

出来ず

結局

この国は滅びました

残念

どこかこの国が

我が国に

似てませんか?



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