さて 大国主が 声をかけた


そうがやがやと 私語をしていたのでは 会議にならん


一人づつ発言しなさい


ではわしからいいかな・・・と手をあげたのは


田の神様だった・・・揚げ足を取るようだがな、餌というのは いかん


動物たちも同じ生き物なのだから せめて食料と言いなさい


と・・・山の神様に 苦言を言った


それでな案としては 大変面白い・・・わしは総論賛成だ・・・やり方は


山の神に一任すればよい・・・わしの意見はそれだけじゃ


大国主が他にないかと 一座を見まわした・・・


もう一人の川の神様が手をあげた


会社と一言にいっても そう簡単ではないぞ 具体的には どうするんじゃ


と 山の神様に 質問した


山の神様は手をあげた・・・会社は飲料メーカーのうちで業績の悪いものを


買収すればよい…大国主さんが資金は出してくれるだろ・・・


漢方薬の薬草やレストランのいすやテーブルなんか 倒木を使って


動物たちに作らせればよい・・・これはお金はかからんぞ


動物たちには食事をする 代償に 少し手伝ってもらえばいいじゃろ


もちろんやれる範囲内でのことじゃ・・・具体的なプランはこれから


企画書を作るから…数日待ってくれ…と答えた


他に質問は・・・山の神様が 一座に聞くと うーん とまたみんな黙ってしまった


大国主がこういった・・・それでは取りあえず少し休憩して みんな別案か


今の案を進めるか…考えてきてくれ・・・とりあえず今日は散会とする。


日取りは2日後の同じ時間だ…時間がないから早くしたい・・・よいな


議長の大国主の発言で 神様たちは ぞろぞろと 宿舎に向かいました


続きはまた 近日に お楽しみに・・・美春