空を見上げて・・・
秋の空を
見上げている
同じ場所に立って
同じ空を
見上げている
毎日 毎時間
空は別の顔で
出迎えてくれる
雲ひとつない真っ青な空
同じ青でも
微妙に色が違う
濃い水色だったり
薄いブルーだったり
黒に近いくらいの 深い藍色だったりする
雲だったそうだ
黒い雲
灰色の雲
そして真っ白な雲
それから グラディーションの
かかった雲
それらの風景が
刻一刻と変わって
観ていて飽きない
暇人かと思われるけど
そうではない・・・
なにかにつけて 空を見る
その習性が…身について しまっている
古人は観天望気や
いろいろの 思惑で
いや・・・単に空を崇めてかな・・・
常に空を見ていたんじゃないかな
あんまり下ばかり見てないで
たまには・・・空を見上げてみない?