モーニングコーヒー


色い湯気ののぼる

コーヒーカップを

両手で挟み

君はコーヒーを

うまそうに飲んで

いたね

あれはいつの日のことだろう

白い季節が終わりに

近づいた

君との別れの

季節でしたね


あれっきり朝のコーヒーも

二人で飲むことがなく

ドリップコーヒーのポットも

戸棚の隅でほこりを

かぶっています


今幸せですか

それとも・・・・・。