秋の色

カーテンをいっぱいにあけると

そこは一面黄金色

いつのまにか

秋は音もたてず

忍び寄っていた

まるで手品のように

ある朝木々の葉が

一斉に落ちてなくなるような

不思議さで・・・


君も見たかこの秋を

一陣の風が過ぎた

後のこの秋の色を

初めての雪を頂に載せて

妙に神々しいこの山を

そして静かに澄み切った

この小さな流れを

ある種の感動と

恐れを抱いて・・・


Refin

秋の色をみたか

この怪しい秋をみたか

秋の色を見たか

おののきながら

秋を見たか・・・Refin