うまく眠れないし、うまく起きられない。

 

仕事が終わって、帰宅して。

ご飯を食べてそのまま横になるとすぐ眠れる。から。

それで寝てしまって、大体3時とか4時とかに起きて。

 

そこから眠れなくなる の繰り返し。

 

寝る準備をしてよし寝るぞ と横になると。

全然眠れないまま3時とか4時とかになり。

 

なんとか眠れた と何度も何度も夢を見て。

起き上がることがとても辛くなる の繰り返し。

 

今朝は、後述のほう。

 

寝る準備をして、うまく寝られず。

 

7時とかだっけ。

記憶に残らない夢を見たあとに、ツイッターを開いてみると。

 

 

 

―うん?

 

えっ、え???

 

えーと・・・・。そうなんだ。

 

今日は休みだったので。

 

眠気のほうがまだ勝っていたので。

 

また眠ることにした。

 

 

夢の中で。

 

私は誰かわからないそのへんを歩いている人に、「ヴァージル死んだって」と、話しかけていた。

返事はなく。

 

私は長い長い、階段を見下ろしていたかと思えば、上がっていた。

 

また目が覚める。

 

8時。

まだ眠れる。

 

9時、9時半。

そろそろ起きよう、今日は酵素浴だ。

 

 

起きて、支度をしていても。

頭の中に、ヴァージル・アブロー急逝のインパクトが。

 

あとからあとからのしかかる。

 

なんだこれは。

だって、知らなかった。

闘病していたなんて。

 

なんで私はこんなにショックを受けているんだ。

別にオフホワイトの服を持っているわけでも、ましてやヴィトンなんて一着も持っていない。

 

 

でも。

ヴァージル・アブローという名前のその人は。

どうしたってファッションの世界にいると、存在が圧倒的過ぎて、無視できない。

 

自死じゃなく、癌だという。

それは、それで。

 

 

デザイナー自身の、あの格好良さ。

ヘイリーとの写真、凄く素敵だよね。

 

 

 

私はケンダルとのこの時が印象に残ってる。

めっちゃカッコいい人じゃんヴァージルって。 っていう。

 

 

人格もとても素晴らしいとどこかの記事で読んだことあった。

タグがついたスニーカー、ファッションのアカウントでTLで流れてくると、カッコいいなーっていう。

 

 

病気、伏せて仕事してたんだってね。

2019年から闘病していたとか。

 

ヴィトンのディレクターになった年じゃん。

伝説が始まった日に、カウントダウンが始まっていたとか、もう、どんだけですか神様。

 

 

 

 

 

 

 

酵素浴行って、整体行って。

電車で帰宅中にまたツイッター開いて。

 

どの媒体でも、ヴァージルの逝去がアップされていて。

 

 

便利な世の中。

簡単に、数分で彼がどれだけ偉業をこなしていたのか。

どれだけ愛されていたのか 思い知らされる。

 

 

まあ、41歳は、若いよね。

精力的に様々なブランドとコラボしていたし、まさか、闘病してるとか、誰も信じられなかったんじゃないかな。

私は知らなかった。

 

 

ここからは勝手な想像。

 

彼は黒人で初めて(ていうかアフリカ系人種だっけ)ヴィトンのディレクターになったわけで。

自分がどう何を求められているかを自覚して、ずっとクリエイションを続けていたんじゃないかな。

ものすごいプレッシャーだと思うんですよ。

ヴィトンでモノづくりをする。

自分のブランドでモノづくりをする。

評価される、賞賛される。

次は、次は と。

期待はどんどん高まっていく。

 

長い長い、治療をしながら。

誰にも不安を、打ち明けられないわけで。

 

力の限り、頭の中のものを、カタチにしていく。

 

家族を、友人を、仲間を、エンドユーザーたちを、残して。

 

 

最後の時は、苦しかったろうか。

何か、思い残しをしなかったろうか。

 

 

神様。

彼は、安らかに眠れたでしょうか。

 

眠れていると、いいな。