今日のカービングは、バターナッツ
ライトを灯すと
獲れたては彫りやすいし(日数が経つと固くなります。)、
食べても美味しいし(炒めたり、スープにしたり。)、
ランタンにもできるし、
で、大好きな素材です。
晩夏から秋に獲れるバターナッツ。
まだまだ暑いですが、
バターナッツが店頭に並ぶという事は、
しっかり自然は秋の準備に入っているという事です。
待ち遠しい~。
暑くない秋。
とはいえ、この夏も楽しいことがいっぱいありました。
その中の一つ、今夏、講談を聞く機会に恵まれました。
コロナ前、三味線を聞きたくて、
浪曲を聴きにいっていたのですが、
講談もやっていて、これがまた、面白くて!
( 浪曲は三味線がつきますが、
講談は尽きません。
浪曲はうなり、
講談は読む、といわれています。)
八月中旬、新宿歴史博物館にて、
鶴屋南北「東海道四谷怪談」の
初演から200年目を記念した講談がありました。
前座さん 一心太助旗本とのけんか
神田こなぎ 誉の高松、
宝井一凜 四谷怪談「お岩様誕生」
神田あおい 四谷怪談
照明を落としての、迫力ある講談。
面白うございました!!
神田あおいさんが、かっこいいの~。
このおどろおどろしい錦絵も飾られ、
神田あおいさんは、
「ちゃんとお岩さんのお墓におまいりしてきていますから、
皆様が肩に何かをしょって帰る、
なんてことはないですよ~。」
と笑顔でおっしゃってくださいましたが、
まあ、怖かった。
とはいえ、
「芸人、笑って終わりにしたいので。」
と、神田あおいさんの音頭で、
手打ちで終了。
後味の良い、四谷怪談となりました。
そして、
八月下旬、素敵な素敵な大先輩の教えていただいたのが、
薬研堀不動院の奉納講談
薬研堀は講談発祥の地、ということで、
毎月28日14時から、薬研堀不動院では
無料で講談を聴かせてくださるんです。
で、なんと、なんと、8月は
神田白山師匠
「人が集まりすぎるから内緒ね。」
と言われていましたが、
ちゃ~んと浸透していたのですね。
30分前に着いたにもかかわらず、
座席はあと3席という状態。
私の一分後からは、立ち見となられました。
申し訳ないです。
演目は「 貧乏業平 」
紀伊国屋文左衛門の若い頃のお話ですが、
主役は道具屋の惣兵衛さん。
いやあ、笑わせていただきました!!
引付力というか、吸引力?
が半端ないんです。
もう、白山さんの世界に引きこまれるんです。
凄いです。
人気なのが、わかります。
年末もいらっしゃるとか。
12月28日、あけとかなくっちゃ!
その後、15時からは、
縁日特別大護摩供修行にも寄せていただきました。
お坊様のお経と燃え上がる炎と身体に響く太鼓。
心洗われる貴重な空間でした。
終わると、
冷たいお茶とお菓子がでて、感激。
そのうえ、この薬研堀不動院さん、
茗荷や💛型のオリーブの葉っぱもあるんです。
これまた、素敵先輩の教えていただきました。
その後、素敵先輩とあたりをお散歩。
薬研堀は、初めてだったのですが、
なんとも風情のある良き街で。
八百屋さんもご紹介いただき、
いろいろ選んでいたら、プレゼントまでしていただいて。
楽しい、楽しい、講談を聴かせていただいた上に、
楽しいお散歩、
美味しいプレゼント。
楽しい一日をありがとうございました!!
これからも、よろしくお願いいたします。
最後に素敵先輩とそのお仲間が彫られたカービングのお写真を。