スペイン旅行10完結(Gran Festade la Calcotada〜ネギ祭り) | 手作りひよちゃん

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手芸、三味線、旅、食が大好きなカービング(石鹸、果物、野菜、キャンドル、島ぞうりの彫刻)講師(カービングY主催)のなんてことない日常。
髑髏のアイコンは石鹸を彫ったものです。
よろしくお願いいたします。

昨日の体験レッスン(浅草橋教室)。

仲良し5人組で受講いただきました。

皆様、初めてナイフを持つ身ながら、

こんなに素敵な作品に変身。

白いボンドは、しばらくたつと透明になります。

皆様も、カービングに挑戦してみませんか?

 

 

スペイン旅行10

バルセロナ最終日は葱祭り

カタルーニャ人の口癖に、

Calçots(カルソッツ)を食べないと春が来ない

があるとか。

そのカルソッツを食べるお祭りで、

1月第4日曜に行われます。

(時々、変更があるので、要確認。)

 

では、行ってみよう!Vamos!

地下鉄タラゴナ(Tarragona)駅近くから

バイス(Valls)行きバス

に乗ります。

葱祭り使用ではなく、

普段から走っている路線バス。

地元民も乗っていれば、

後ろの座席はフランス語でした。

1時間も走ると、Valls村が見えてきました♪

祭りだ♫祭りだ♪

屋台もいっぱい出ていて、テンションアゲアゲ。

Bunyols(ブニュエロ~揚げドーナツ)

気になる方は早めのお買い物を。

祭りが終わった途端、

日が暮れる前に露店も消えます。。

まずは、中央の広場へ。

カルソッツの入った緑のパンや

カルソッツをのっけたコカ(ピザ)、

様々な露店、舞台も出きています。

教会へ向かいます。

街が素敵なんです。

リアルサイズのマネキン

人間の塔、発祥の地でもあるValls。

歴史がありながら、動きやすい街です。

途中おもちゃ屋さんがありました。

建築物はじめ、とても芸術豊かなスペイン。

でも、時々、私には????が。

このジョーカーのような電車に乗りたい子供がいるのかな。。。いや、いるんでしょう。

ちなみに、すごい人出で迷子も出るそう。

と、子供の腕に親の携帯番号をマジックで書き、

「迷子になったら、近くの人にこれを見せて、

電話してもらいなさい。」

と教えている親も結構いるとか。

平和や~。

教会が見えてきました。

さて、ひとつ前の写真、中央のネギ人形。

この表情も独特!

祭りも宴たけなわとなると、

ヒガンテスと呼ばれる巨大人形が練り歩きます。

下の方に網目がありますよね。

人が入り、網目から外を見ながら練り歩くんです。

でかい!!

教会前の広場では、

ネギやソースの品評会が行われていました。

(ほかにも、早食いコンクールなどなど)

ただ、これ、実は葱ではなく、玉葱。

10月に種を撒き、翌年7月に玉葱として収穫。

9月に収穫した玉葱を苗として再度植えます。

すると、玉葱が分球してふえ、

12月から翌年3月まで茎数が増え、

葱のような様相になります。

そう、とっても時間をかかってるカルソッツ!

人が群れていると、そこは無料のソース、パンを配っているところ。

無料。全世界人が大好き💛

ちなみに、平たい族がほとんどいなくて。

アジアのおばちゃん4人組は珍しいらしく、

やたらカメラを向けられました。

インタビューまで受けたりして。。。

今度は、ここからネギ焼き場へ向かいます。

↑看板も、説明書きもな~んにもないから、

人の流れと煙の臭いを頼りに歩きます。

( ↑ベランダのお尻が可愛い~。)

煙モクモク。

(洗える黒い洋服を着ていくのはお約束です。)

↑たくさんの人とモクモクに興奮して吠えてしまったハスキー君。

ご主人さまに叱られて凹んでいます。

スペイン、大型犬をよく見かけます。

( 柴ちゃんも、ちらほら見かけては、ここどこ?となっていました。)

でも、みんな、ほんとにおりこうさんで。

わんこの鳴き声を聞いたのは、この時くらいでした。

民族衣装を着たお兄様たちが、

葡萄の木をくべ、 

(ワイン用の葡萄の木は、収穫後、剪定されます。)

その上に大量のカルソッツを乗せて焼いています。

商工会議所など、処々の売り場でチケットを買うと、

13時ころにPlaca el Patiで、

焼き葱12本、ソース、ワインと水、オレンジ、パン、よだれかけ

がナイロン袋に入ったものが受け取れます。

それをあちこちのテーブルでいただきます。

 

私たちは、素敵お嬢さまがValls一!と大評判のお店を予約してくださったので、

タクシーでGo。

ちなみに、一軒家をレストランにしたお店を

Masia(マシア)と呼びます。

Cal Ganxo

Carrer de la FontF,14,43813,Masmolets,Tarragona

レストランのネギ焼き場

このお店では、

12月から3月までカルソッツをだしてくれます。

厨房では、Butifarra(ブティファラ)と呼ばれるソーセージが大量に焼かれています。

ど~ん。

毎回、1ダース12本ずつ、瓦に乗って出されます。

葱は食べ放題ゆえ、

食べると次12本がさっとだされます!

わんこ葱💛

あっつあっつをもち、黒いところを剥がし

(ツルンと剥がれますが、

手が黒くなるので、ビニール手袋必須。

お洒落女子Rちゃんがお持ちくださり感謝。)

それにたっぷりのSalsa Romesco(ロメスコソース)をつけて、

左図にようにして食べます。

カルソッツも甘ければ、

トマト、大蒜、アーモンド、ヘーゼルナッツ、ドライ赤ピーマン、ハーブ、オリーブオイル、ビネガー、塩胡椒などなどで出来たソースが絶品!!

これね、アーモンドがきいてて、魚介、野菜、なんにでもあう最高のソースなんです。

お店の庭にもアーモンドの花が咲いていました。↑

そして、へったくそな絵の右は、

Porron(ポロン)でワインを飲む図です。

カタルーニャ地方の器で、 

空中から口にそそぎ、回し飲みします。

口をつけないので、グラスも使わず便利。

そして、前菜のカルソッツを満喫していたら、

メインがドーンと出てきます。

左上がお肉コース、右上が野菜コース

ラムがね、また美味しいんです!!

柔らかくって、ジューシー。

豆は、定番。

アーティチョーク、久しぶりにいっぱい食べた❤️

そして、この辺りでは定番となっているデザート

オレンジとクレマカタラナ

クリームブリュレのカタルーニャバージョンです。

 

大、大、大満足。

カルソッツを食べること、カルソッツ祭り、すべてcalçotada(カルソターダ)と呼びます。

Es un Calçotada marabilloso!

お招きくださった素敵姉さまのお嬢様さまファミリーに感謝です。

ほんと、楽しゅうございました。

 

ここからは、

Valls駅までタクシーで行き、

( 駅から下りるとこのような通りに出ます。)

バルセロナのSANTS駅にむかう1時間に1本の電車にのります。

これ、じつは、予約していませんでした。

というか、在来線なので、予約できません。

で、切符を買おうとしたら駅の機械が不具合で。

電車の中で買うように駅員さんに言われました。

 

ちなみに、祭りですから、なかなかの人出。

でも、ホームき電車が止まる線なんてありません。

なんとなく、ホームにわさわさいて、

電車が着た途端に、席取り合戦です。

なんせ、電車だと2時間弱かかりますから。

持ってる姉さまたちの前にドアが止まり、

しっかり座って帰れた私たち。

感謝!

みんな地べたに座り込んでらっしゃいましたが、なかなかハードでした。

 

で、SANTS駅に到着。

電車内の改札もなかったので、

どこで切符代を払うのだろうと、

駅員さんに聞いたら。

Vale!Vale!

Valeとは、スペイン語でよく使うOKの意味。

気持ちよく「いいよ!」というときもあれば、

めんどくさそうに「もうええやんか!」のときも。

絶対、この時は後者。

スペイン、駅に入るときはカードや切符が要りますが、出るときは何もないんですよね。

だから、「さっさと出たらええやん。

俺の担当ちゃうし。。。」

といったところでしょうか。

なんか、スペインらしいやり取りでした。

 

そんなこんなの憧れの葱祭り終了。

何十年も前から、行きたかった葱祭り。

ついに体験でき、感激でした。

 

で、翌日は、帰国のみ。

ホテルの旧館のだれも使わないお部屋をみながら、

最後か、としみじみ。

ご近所のお菓子屋さんでお菓子を買ったりした後は、

タクシーで空港へ。

コロンブスの塔をみて、

がんがん飛ばすタクシーで飛行場へ。

 

タックスフリーの手続きを終え、

行きと同じカタール航空で。

そういや、バスに乗ったね、とバスに乗り、

無事、成田へと帰ってきました。

 

8泊10日の短い旅でしたが、

中居君が辞め、フジテレビのCMがACに代わり、

固い蕾で頂いた啓翁桜が

満開で出迎えてくれました。
Sさん、毎年、ありがとうございます!!

写真を撮る癖が抜けきれず、翌朝ぱちぱちと。

で、ブログを書いていたら、

葉桜になり、今、植木鉢に植えました。

根がつくかな。。。

 

夢のような楽しい、楽しい10日間が送れたのも、

連れて行ってくださった

素敵女史のMさん、お洒落女子のRさん、癒し美女のAさんの3人様のおかげ。

ほんとに、ほんとに、お世話になり、

ありがとうございました。

助けでもらうばかりで、申し訳なかったです。

また、現地にいらした観光ガイドのAさん、

Mさんのお嬢さまファミリー

(ほんとに素敵なファミリーで。

個人情報ゆえ、ブログには書きませんでしたが、憧れのファミリーです。)、

トラベルビートのMさん、

ありがとうございました。

 

住みたい!

というのが本音ですが、なかなか難しいので、

土地勘を忘れないうちに、

また、訪れたいと思います。

次は、モンセラットやサンセバスチャンも行きたいな。

そのためにも、円、強くなってほしい!

 

※スペイン表記ですが、カンマの打ち方がわからず、省略しています。

文字もみつけられず、打ってないところも。

申し訳ございません。

 

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ありがとうございました!