卯年とフレンチ ル・スプートニク | 手作りひよちゃん

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手芸、三味線、旅、食が大好きなカービング(石鹸、果物、野菜、キャンドル、島ぞうりの彫刻)講師(カービングY主催)のなんてことない日常。
髑髏のアイコンは石鹸を彫ったものです。
よろしくお願いいたします。

早いもので、干支ものを彫る季節となりました。

来年の干支は兎。

顔の位置で表情が変わります。

野菜で2種。

石鹸で4種。

干支の見本を作る予定ですので、よかったら、みていってくださいませ。

 

 

さて、先日、六本木のフレンチレストラン

ル・スプートニクへ行って参りました。

昨年の1月に初めて伺い、

斬新な飾りに目を奪われ、意外な素材の組み合わせに唸り、美味しさに感動したお店です。

2度目も、しっかり舌と目、

五感で感動させていただきました。

最初に出たのは、

アオサのチップスで生雲丹のムースを挟んだアミューズ。

敷いてるのは、備長炭?

ちょっと緊張する集まりだったのですが、

「まずは、樹から〜。」

なんてボケもでて、和みました。

一品目で、斬新!と皆が驚く中、

アミューズがあと二品続くのですが、

期待を裏切りません。

 

ひまわりの花を添え、

すくっと立っている中身は毛蟹。

ナツメグやクローブなどのスパイスが香り良く、

奥深いお味に仕上げています。

 

と、びっくりしたのが、隣の椎茸のタルト。

これが、もう、椎茸以上に椎茸で。

濃ゆい、濃ゆい椎茸でした。

ここで、もう、ワクワク感が絶好調に。

三品目は、秋刀魚

高橋雄二郎シェフが秋刀魚を料理すると、こうなるんですね。

奥にあるのは、秋刀魚のアイスクリーム。

秋刀魚のほろ苦い肝も入って、もう、秋刀魚より秋刀魚。

全てが、本来の素材以上に、特徴を強く出しています。

トロフィエのパスタ

牡蠣が隠れてるんですが、これがまた、美味しかったです。

ジロール茸を使った温前菜。

ジロール茸に、ホタテのムース、ポーチドエッグを加え、

香り豊かな泡で全てを包んでいます。

不思議な食感でした。

万願寺唐辛子の烏賊のせ、グリーンカレーのソース添え。

昨年もいただきましたが、やっぱり美味しい!!

じつは、グリーンカレーが苦手な私。

でも、こちらは、ほんとに、ほんとに、美味しくいただきました。

そして、お店の看板メニュー。

 

ビーツで作った薔薇の花の下には、濃厚なフォアグラのテリーヌが控えています。

フォアグラの上には、薄いゼリーがつるんと。

ビーツって、泥臭いイメージがあるのですが、

この花びらチップは、薔薇の香りもあり、素晴らしいです。

薔薇を広げた図。

上の薔薇か、こちらのバテアンクルート(テリーヌをパイ生地に包んで焼いたもの)、

どちらかをいただけます。

甘鯛の松笠焼き

鱗をパリパリに、身はふっくらしっとり。

それを2種のソースを合わせたポン酢でたっぷりの九条ネギなどといただきます。

メインの蝦夷鹿のロースト

限りなく柔らかく、旨味を凝縮させた鹿肉。

付け合わせのシルクスィートの焼き芋と八時間低温で焼いた葡萄が甘くて、

鹿を引き立たせています。

デザート

この前に、ストーブの鍋で焼いたカンパーニュもありました。

ノルウェーのお菓子に、酒粕のクリームを添えて。

 

大、大、大満足でした。

次々と出てくる斬新で美味しいお料理に、

皆、驚きと笑顔で、大盛り上がり。

楽しい集まりとなりました。

ル・スプートニクさんに感謝です。

ご馳走様でした。

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ありがとうございました。